“色の話いろいろ”

色には意味があり、使い方次第で印象が良くなります。
「イマイチ」が「素敵」に変わります。

色をカスタマイズする時代

2013-06-24 | カラーで戦略
車体の色をラップフィルムで顧客の好む色に変える。それは手軽に色や柄が変えられるということで、すでにスマートフォン、家電製品等に取り入れられています。
家電製品のなかでも、特に冷蔵庫は大きいので、インテリアの印象を左右します。結果として、無彩色か低彩度の目立たない色を選ばざるを得ませんでしたが、自由に好みの色柄にカスタマイズできるとなれば、これほど顧客の心を掴む便利なものは無いでしょう。
飽きれば剥がせば良いのですから、色に拘るあまりに使える物をわざわざ買い替える必要がなくなります。エコにも繋がり、もったいないと良心の呵責を覚えることもありません。
社会の一員として、やはりスマートライフを心がけたいですからね。
これから、様々な商品に取り入れられていくでしょう。とても楽しみです。

“色彩”でお困りのことはありませんか?

“色彩”で解決できることがあります。
福岡と京都で活動をしているカラーコンサルタントが、“色”に関する悩みごと、何でもご相談承ります。
ご相談、お見積もりは無料です。

2012,8,30~2013,6,17

アメニティカラー・プロジェクトのホームページに掲載していた内容をこちらに移しました。
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パッケージで土地柄、味覚を表現とは?

2013-02-27 | カラーで戦略
まだ大学受験の真っ直中にいた娘が、バレンタインデー前日に、家族にバレンタイン・チョコレートを買ってきてくれました。

美味しかったよ。
ありがとう。

さすがに百貨店に入っている製菓店のパッケージです。
土地柄(お国柄)だけでなく、味覚も色彩で表現されています。
見る人が見れば解る、“色のイメージ”は、商品の中味に合っていることが必要です。
「味覚」「生産地」の“イメージ”が合っていることで、印象に残り、次回の購入に繋がります。
バレンタインチョコレートをプレゼントされた人も、自分で食べちゃう人も、パッケージで中味を想像し期待をしますし、味わって食べます。

熊本の“くまモン”のキャラクターは、日本の“かわいい文化”で、取っ付き易くて大流行ですね。
商品のパッケージは、目的を持たせて使うことで、商品販促に繋がります。


ここ福岡市は、pm2.5というものが空気中に蔓延しています。
マスクをして出かけないと大変なことになりそう。

飛梅そうめん

2012-07-25 | カラーで戦略
お中元にいただきました。
“手延べ梅そうめん” 東福製粉株式会社の商品です。
飛梅の里らしい、太宰府天満宮の飛び梅の花(紅梅色)のそうめん。
ご当地グルメにしっかりと高級感を出していて、お中元や、福岡のお土産に最適です。

下の画像は、太宰府天満宮の紅梅の花です。


紅梅色(コウバイイロ)のそうめん、きれいです。
麺つゆは、梅肉入りで梅の味がするだけでなく、香りもほのかにひろがるんですよ。

ちなみにこのザルは100円です。
冷水にくぐらせてザルにとり、サッといただけば麺がからまることもありません。
麺つゆが薄くなることもありませんよ~。

セットで八女茶そばもいただきました。
ありがとうございます。

日本には季節ごとに美味しい食材があり、調理法がありで、本当に素晴らしいです。
暑さが最も厳しいころです。
熱中症に気をつけて過ごしましょう。


TV各局が色を統一する時代がきた

2011-09-04 | カラーで戦略


朝日新聞8月18日の夕刊に掲載された記事について。

記事によると、東日本大震災には間に合いませんでしたが、色覚障害者に配慮した津波速報の色が統一されることが、色覚研究者の仲立ちで実現したと・・・。
すでに新しい配色に移行しているTV局もあるということです。
色覚障害者が、日本国内に約320万人、それとは別に、水晶体が濁って色が見分けにくくなる白内障患者が約150万人と推定されているとも書かれています。

「色のバリアフリー」必要ですよね。
日用品の中にも、見づらい配色の物が溢れています。
配色の工夫で解決できることならば、改善し、扱いやすい商品にすることが望まれる時代になりました。

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2008年を振り返って

2009-03-24 | カラーで戦略

世の中、暗い話が多いですが、時代に合わせて良い方向にも動いています。
例えば、地球や人に優しい製品造りは今や当たり前になりましたし、限りある地球資源に代わるエネルギーも、ほとんどテスト中で実用は先ですが、色々開発されています。身体の不自由な方・高齢者・外国人の方たちに考慮した環境デザインも、まだまだ改善が必要ですが良い方向へ動き出しています。

現在の世界的な経済危機を乗り越えるためにできることとして、“計画的な色の活用”は予算を抑え、ニーズに合わせて効果を上げる方法として、お勧めします。

話が変わりますが、10月から始めている伝統色講座で、先日の第5回目・安土桃山時代の時間に「水墨画がとても良く(美しく)見える」とお言葉をいただきました。
日本の色彩文化の魅力を、一般の方に講座を通してお話をしてきて、一番嬉しい一言です。
水墨画には色味がないと思われるかも知れませんが、「墨に五彩あり」とも言います。

【アメニティカラー・プロジェクトのHP内“色の話”に2008,12,26~2,19掲載していたものをこちらへ移動しました】
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和の色(伝統色)が必要な理由

2009-01-11 | カラーで戦略

現在、高齢社会の日本において、介護の負担を軽減する必要があるため、畳の上に敷かれていた布団がベッドに変わるなど、和室が消えつつありますが、その環境にいらっしゃる高齢者の方たちは、居心地よいのだろうかと考えることがあります。

毎日、リビングで食事をし、椅子に腰掛けてテレビを観るのが当たり前の現代ではあります。でも、やはり私たちは日本人。畳の上に寝転がるとホッとしませんか。
フローリングのリビングで、安らぎを覚える空間をつくるには、さりげなく和の小物を部屋の片隅に置くことをお薦めします。

普段の生活の場ではこれで良いのですが、店舗(や公共施設)はセンスの良さが問われます。
洋風でも、和の色・スタイルを取り入れることで、魅力のある店舗とすることが可能です。
年配の方々だけでなく、若い人たちにも新鮮かつ格好いいものとして目に映りますので、顧客に対してイメージアップとなり、来店に繋がります。
和の心を表す伝統色で配色された空間はとても美しいものです。

同じ和の色を使うにしても、どの伝統色を使うのか、またはどの時代の配色にするのかによっても、印象は随分違ったものになります。
日本人の心を表現した伝統色は、平安貴族の十二単の襲の色目による四季の移ろいや、千利休の茶室による俗世間からほんの少しの時間離れることができる静寂の色など、実に多岐に渡っています。

金融危機、景気低迷で生き残りも大変な時代です。伝統色でイメージアップをしてみませんか。

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“色”で快適な環境を提案

2008-11-04 | カラーで戦略

2008,8,8 FRIDAY 掲載文

暑い夏はまだまだ続きます。
夏涼しく感じる寒色系や、冬暖かく感じる暖色系を使い、費用もなるべく抑えたいが、一年を通して夏涼しく冬暖かく感じる色はないものかと考えることありませんか。もちろん、その色彩は私たちに居心地のよい空間を提供してくれます。
でも、コントラストの少ない色ばかりを使うと、白内障その他の視機能が衰えている高齢者や、視覚障害者の人々にとっては事故の原因になりかねません。
日本の高齢化率は、2013年には25%を、2023年には30%を超えると推定されており、一部地域ではすでに人口の半数以上が65歳以上となり、深刻化しています。また高齢者自身も、家族や肉親にはなるべく負担をかけずにすむ生活を望まれています。
住環境の改善や、日用品等の商品開発において、色で安全性を高めることが可能です。これから、色をどう使うかがますます重要となってきます。また、一般の人々から見ても、センスのよいアメニティカラーであることが望まれています。
どのカラーシステムを使うのか、どのように色を使うのかによって違ってきます。
日本工業規格であるマンセルカラーシステムを使い、色の仕組みをきちんと理解し、提案できる色彩のスペシャリストはなかなかいません。
我社は、どのような時にも綿密なカラーリサーチを行ない、お客さまのご希望に添ったご提案を致します。
お客様ご希望のイメージ・コンセプトに合わせて、伝統の色、地域の色、イメージの色、ユニバーサル・デザインの色、この4つの色で競合他社との差別化を図ったカラー戦略を提案いたします。
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店舗の売り上げUPに色を活用

2008-08-14 | カラーで戦略

何故売り上げが伸びないのか?
このような時、視覚効果をうまく利用し、陳列方法を変えることで改善することができます。売り場はさまざまな新商品が次々と販売されるため、色で溢れ、整理しにくく、見づらくなってきています。“色”を効果的に使うことで、快適に買い物を楽しんでいただけるようになります。

また、良い物なのに売れない“売りたい商品”を、より魅力的に見せるディスプレイをするために、“色”を効果的に活用し、売れる商品にすることも可能です。
色の使い方で売れる商品にする、捨てなくて済む方法は、環境保全に繋がるため、エコプロジェクトにあたります。良い商品であることが解れば、リピーターも付くはずです。

お客様に、目的の商品がどこにあるのかよく聞かれるということはありませんか?
このような場合も、サインやPOPなどの誘目性・視認性・可読性を高める配色をすることで改善することができます。

色彩は、私たちに知らず知らずのうちに影響を与え、安全性、快適性に大きく関わっています。

色彩心理から見た店舗のコンセプトに合わせた色のイメージを活かし、売り上げUPに繋がるアメニティカラーをご提案いたします。

★誘目性について・・・人の目を引く色はどんな色でしょう
★視認性について・・・見えやすさのこと。街の中でお店の看板はどのように見えるでしょう。またPOPなどは適切な場所にありますか?
★可読性について・・・読みやすさのこと。視覚障害者や、視覚機能の衰えを感じている高齢者が読みやすいサイン・看板を心がけましょう。

※ ご相談、お見積は無料です。お気軽にお問合せください。
※ まずは、色彩の専門家であるカラーコンサルタントに相談してみましょう。

【アメニティカラー・プロジェクトのHP内“色の話”に2008,5,30掲載していたものをこちらへ移動しました】
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イメージアップに伝統色を活用

2008-06-05 | カラーで戦略

企業のイメージアップに日本の伝統色を活用(2008,2,15掲載文)

皆さんよくご存知の琳派と言われる絢爛豪華な屏風も、侘茶も、平安貴族の雅な十二単の色あいも、すべて日本の美しい色彩文化ですが、それぞれに印象が異なります。これほど印象が違って見える要因は何かというと、“色”の使い方が違うためです。

“色”は、五感(視覚・味覚・聴覚・嗅覚・触覚)に一番に訴えることができます。その五感の中でも特に“視覚”から入る情報が60%以上も占めているため、色の心理効果をうまく使うことで、まず第一印象で顧客の関心を得ることができます。

どこの企業も色を意識し、カラー戦略を打ち出していますが、すでに出尽くしており、差別化を図ることが難しい時期に入っています。日本の伝統色を取り入れることで、熟年シニア世代には懐かしく、若い人たちには新鮮に映ります。

今年の春、自動車メーカーでは微妙な色あいの“さくら色”を若い女性向けに出しています。車体の色として、さくら色はかなり新鮮です。大手メーカーではこのように常に顧客に飽きられないよう伝統色を取り入れ始めています。

お店づくりや商品開発などで、日本の伝統色を販促に活かすことにより企業イメージアップにつながり、競合他社との差別化を図ることができます。売れなかった物を売れるようにすることもできます。

“色”は瞬時に顧客のハートを掴むことができるキャッチ・ポイントです。

でも、どのように取り入れると良いのか分からないという疑問にお答えします。顧客獲得に効果のあるアメニティカラーを提案いたします。

ご相談お見積は無料です。お気軽にお問合せください。

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地球温暖化対策に色を活用

2008-01-25 | カラーで戦略
地球温暖化対策の重要な施策として、自家発電機の設置や、工場での機械の交換など、企業の対策が急がれ、さまざまなエネルギー削減対策が進められています。

小さな店舗や、各家庭にはまだまだそういう気運は浸透しているとは言えないのが実情ですが、視覚から入る“色”をうまく使うことで思いもよらなかった省エネが実現できます。

個人差はありますが、暖色の“赤”を見るか、寒色の“青”を見るかで体感温度を3℃上げたり下げたりすることができます。内装全てを換えるのではありません。予算をあまりかけず、そのうえすぐに取り掛かれることができますから、是非活用していただきたいものです(但し、室内が暑すぎたり、反対に寒すぎたりするのは例外)。

店舗の場合は、インテリア全体の色彩設計が必要です。どのようなイメージに仕上げたいかによっても、色彩がつくる空間の印象は随分と変わります。省エネになったとしても、イマイチであっては顧客が逃げてしまいかねませんので、イメージをしっかりと解っているカラーコンサルタントにお任せください。

どんな“色”を配色するかでカジュアルにも、ナチュラルにも、ゴージャスにもなります。また、これらを日本の伝統色で提案することも可能です。

地球にやさしく、かつ素敵なインテリアの色で顧客獲得につながるアメニティカラーを提案いたします。

※ご相談お見積は無料です。お気軽にお問合せください。

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