“色の話いろいろ”

色には意味があり、使い方次第で印象が良くなります。
「イマイチ」が「素敵」に変わります。

ミステリー・ツアー(有田焼鑑賞)へ

2008-06-24 | 日本の美術品めぐり・鑑賞会

2008/6/19の出来事

なんと3箇所も小さなショールームをめぐりました。
当日は生憎の雨・・・覚悟はしていましたが・・・
でも、雨にも関わらず一人のキャンセルもなく、終了時間も大幅に伸び・・・(かなり話が弾み時を忘れてしまうくらいに楽しかったです)・・・

日本の色めぐり会は、会員みんなで出かけるからこそ楽しい、日本の美術品鑑賞会です。

会からの色の話は、江戸時代の歴史と照らし合わせながら、日本が世界に誇る有田焼の美・色の特徴を、初期伊万里様式、古九谷様式、柿右衛門様式、鍋島様式、古伊万里様式に分けて話をしました。
伝統色では、有田焼などの焼き物や染色、壁の色などに使われ、江戸時代に人気のあった顔料・弁柄(ベンガラ)などについてです。

どこへ行ったか内緒にする必要もなくなりましたので、行き先を紹介します。

▼工芸品A・・・十四代鐘ヶ江三兵衛inコリアプラザ福岡陶磁器展
 鐘ヶ江三兵衛師の初期伊万里展は期間限定の展示会です。

▼工芸品B・・・百年庵博多(深川製磁直営店)(福岡市博多区下川端町10番7号)

▼工芸品C・・・香蘭社福岡博多店(福岡市博多区下川端町3番2号)

深川製磁店と香蘭社店は、徒歩2分程しか離れていません。

似ていますが、それぞれ個性があります。
どちらも直営店ですから、品数も多く選り取り見取り、ちゃんと選びたい方にお勧めです。

お忙しところ、とても丁寧に説明をして下さり、有難うございました。
香蘭社、深川製磁の鑑賞の壷が解りました。
素人目には解らない微妙な色ムラにもこだわりを持たれていることを知りました。アイデアを一般から募集され、商品化されていることも知りました。

これからもいろいろと、どこの日本の色をめぐろうかと企画検討しています。

次回の第8回目日本の色めぐり会は、浮世絵展へ出かけます。ボストン美術館から選りすぐりの作品ばかりが展示されています。

7/31予定 福岡市美術館 教養講座室 集合 (要予約) 

日本の色めぐり会に興味のある人はアメニティカラープロジェクトのHPをご覧ください。
こちらから

イメージアップに伝統色を活用

2008-06-05 | カラーで戦略

企業のイメージアップに日本の伝統色を活用(2008,2,15掲載文)

皆さんよくご存知の琳派と言われる絢爛豪華な屏風も、侘茶も、平安貴族の雅な十二単の色あいも、すべて日本の美しい色彩文化ですが、それぞれに印象が異なります。これほど印象が違って見える要因は何かというと、“色”の使い方が違うためです。

“色”は、五感(視覚・味覚・聴覚・嗅覚・触覚)に一番に訴えることができます。その五感の中でも特に“視覚”から入る情報が60%以上も占めているため、色の心理効果をうまく使うことで、まず第一印象で顧客の関心を得ることができます。

どこの企業も色を意識し、カラー戦略を打ち出していますが、すでに出尽くしており、差別化を図ることが難しい時期に入っています。日本の伝統色を取り入れることで、熟年シニア世代には懐かしく、若い人たちには新鮮に映ります。

今年の春、自動車メーカーでは微妙な色あいの“さくら色”を若い女性向けに出しています。車体の色として、さくら色はかなり新鮮です。大手メーカーではこのように常に顧客に飽きられないよう伝統色を取り入れ始めています。

お店づくりや商品開発などで、日本の伝統色を販促に活かすことにより企業イメージアップにつながり、競合他社との差別化を図ることができます。売れなかった物を売れるようにすることもできます。

“色”は瞬時に顧客のハートを掴むことができるキャッチ・ポイントです。

でも、どのように取り入れると良いのか分からないという疑問にお答えします。顧客獲得に効果のあるアメニティカラーを提案いたします。

ご相談お見積は無料です。お気軽にお問合せください。

【アメニティカラー・プロジェクトのHP内“色の話”に2008,2,15の日付で掲載していたものをこちらへ移動しました】最新の“色の話”は⇒こちら