クニミツの政

　相変わらず、何も決まらず、決まりそう
なのは消費税が上がることぐらいの民主党
政権は一体いつまで続くのだろう。

　数年前、少年マガジンで連載されていた
「クニミツの政」は主人公、自称中学中退の
武藤国光が自分の手で日本を良くするために
政治家を目指す。その第一歩として、元県会議員
の坂上竜馬の秘書となり、一緒に市長を目指す
という内容だが、僕にとっては、実際の政治に
関心を持つきっかけになった。

　以前も書いたが僕は消費税増税には大反対だ。

　年収100万円の人も1億円の人も同じ割合の
税金を払う消費税は金持ちほど得をする制度だ。

　もともと消費税は国と国が地続きで外国人が
頻繁に出入国するヨーロッパでは、道路や公共施設
をそこに住所がある人だけの税金で賄うのはおかしい
という発想から、その国に入ってきた外国人から税金
をとる方法として考案されたものだ。

　つまり日本のように外国から日本に来る人よりも、
もともと日本に住んでいる人のほうが、圧倒的に多い
国には不向きな制度なのだ。

　でも、もう日本には消費税の値上げは仕方ないこと
という雰囲気が蔓延している。

　今、日本では驚異の円高のため、海外へどんどん
工場が移転してしまったおかげで、日本国内には、
仕事に就けない人が沢山増えてしまった。

　仕事がないから、金もない。金がないから
買い物は極力控える。BookOffなんていつ行っても
立ち読みの人で一杯だ。立ち読みなら1円も税金
は払わずに済むしな。
消費税というのは、買い物をした時に税金を取るのに
、買い物しないんだから税収は、上がるどころか
下がるだろう。

　本当にこんなのでいいの？

　こんな政治でも、これはみんなが選挙で選んだ
代表者である政治家がやっていることだ。


　みんな、もっと政治に関心を持とうよ！

　庶民でも1票、金持ちでも1票、庶民のほうが、
金持ちより圧倒的に多いのにどうして金持ち優遇
政治ばかりがまかり通るんだ？

　おかしいだろ？

　「クニミツの政」は坂上龍馬が市長になったところ
で国光は旅に出て終わっている。


　今こそ「クニミツの政」の続編を！！

　この漫画に書いてあることが、全て正しいと
言うつもりは、ないが、少しでも多くの人が政治
に関心をもち、考えるきっかけになってくれる
ことを願う。

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