ある日の新聞に入っていたチラシ。
こいのぼりの広告なんですが、県外の方は「???」でしょうね。
それではひとつずつ「訳して」いきましょう。
1「ちんこめとは」→小さいのは
2「てげなとは」→普通なのは
3「てげふてとは」→ちょっと大きいのは
4「ふっとかとは」→大きいのは
5「じょじょんふてとは」→かなり大きいのは
6「ごっごろしふっとかとは、ねど」→すげー大きいのは・・・ないよ
1をみて「ドキッ!」とした人もいるかもしれませんが
「ちんこめ」で「小さい」という言葉になります。
決して「こ」と「め」の間で切らないように(笑)
2は「てげ」が「普通」とか「だいたい」という意味になります。
ですが3のように形容詞の前に「てげ」をつけると
「かなり」とか「とても」という意味に変わります。
ですがこのチラシの場合、値段の順番から行って「ちょっと」という意味で訳しました。
4と5の「ふっとか」と「ふて」は「大きい」という意味で
「じょじょん」と「ごっごろし」が「かなり」とか「とても」という意味で
その後に続く形容詞を強調します。
最後の「ねど」ですが「ね」で「無い」という意味です。
「ど」は「~だよ」の意味になります。
反対の意味の「ある」は「あっ」といい、「あるよ」で「あっど」となります。
例文:「あるの?ないの?」→「あっと?ねと?」
鹿児島の方言はこのように何でも縮めて言う言葉が多いです。
「はえ」→「へ」「灰」→「へ」「こっち/来い!」→「こけ/き!」など・・・
ちなみに形容詞を強調するこれらの言葉は
「てげ」<「じょじょん」<「ごっごろし」の順で強さが変わります。
ちなみにこの広告を出しているお店の前には
こんな調子の「べたべた」の末吉弁で書かれた看板がたくさん並んでいます。
今度写真に撮ってきて次回の「講義」の題材に使いたいと思います(笑)
こいのぼりの広告なんですが、県外の方は「???」でしょうね。
それではひとつずつ「訳して」いきましょう。
1「ちんこめとは」→小さいのは
2「てげなとは」→普通なのは
3「てげふてとは」→ちょっと大きいのは
4「ふっとかとは」→大きいのは
5「じょじょんふてとは」→かなり大きいのは
6「ごっごろしふっとかとは、ねど」→すげー大きいのは・・・ないよ
1をみて「ドキッ!」とした人もいるかもしれませんが
「ちんこめ」で「小さい」という言葉になります。
決して「こ」と「め」の間で切らないように(笑)
2は「てげ」が「普通」とか「だいたい」という意味になります。
ですが3のように形容詞の前に「てげ」をつけると
「かなり」とか「とても」という意味に変わります。
ですがこのチラシの場合、値段の順番から行って「ちょっと」という意味で訳しました。
4と5の「ふっとか」と「ふて」は「大きい」という意味で
「じょじょん」と「ごっごろし」が「かなり」とか「とても」という意味で
その後に続く形容詞を強調します。
最後の「ねど」ですが「ね」で「無い」という意味です。
「ど」は「~だよ」の意味になります。
反対の意味の「ある」は「あっ」といい、「あるよ」で「あっど」となります。
例文:「あるの?ないの?」→「あっと?ねと?」
鹿児島の方言はこのように何でも縮めて言う言葉が多いです。
「はえ」→「へ」「灰」→「へ」「こっち/来い!」→「こけ/き!」など・・・
ちなみに形容詞を強調するこれらの言葉は
「てげ」<「じょじょん」<「ごっごろし」の順で強さが変わります。
ちなみにこの広告を出しているお店の前には
こんな調子の「べたべた」の末吉弁で書かれた看板がたくさん並んでいます。
今度写真に撮ってきて次回の「講義」の題材に使いたいと思います(笑)