映画の「
告白」を観に行ってきました。
原作を先に読んでいたので、内容を思い返して比較しながら観ていました。
映画では若干、内容が変わっていてラストも原作とはちょっと違う終わり方でしたが
それはそれで原作とはまた違う面白さがありました。
「娘は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。」
という中学校の女性教師のホームルームでの告白から物語は始まり、犯人、その級友、犯人の母親、と
告白の語り手が変わり、徐々に物語の内容が明らかになっていきます。
そして衝撃のラスト。
「ずーん」と重いものを残して物語が終わる、と僕は感じました。
以前からすると軽んじられる傾向になった「人の命」をもう一度見つめなおさせられる映画でした。
内容は重いけど、映像がとてもキレイでたくさん使われていたBGMがどれも映像を引き立てていました。
そして、女性教師役の松たか子さんの演技が、とてもよかったでした。
映画だけでも楽しめますが、ぜひ原作を読んでから観るともっと楽しめます。