おばさんの落書き部屋

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白鳥公園と熱田・宮宿散策

2012-05-10 19:45:07 | 歩いて知る

新緑も美しく、そよぐ風も爽やかな午前中、高年大学クラブ「歩いて知ろう会」メンバーで白鳥公園北口→
大瀬古橋→宮の渡し公園を散策した。
地下鉄・神宮西駅からスタート、徒歩距離 約3.5km。

〈白鳥公園〉
この白鳥公園を訪れるのは平成元年に開催された「世界デザイン博」以来だし、ウォーキングシューズに
リュックスタイルなんてのも「愛知万博」の時以来だ。
資料によると閉幕後、庭園専用の有料公園とするため継続整備され平成3年に完成・オープンしたとのこと。
大きな池には鯉が泳ぎ、周りにはいろいろな植物が日本庭園の美しい景観を見せている。
ボランティア・ガイドさんによる説明があり、池の廻りの歩道に沿って歩く。
茶会などに利用される数寄屋建築の「清羽亭」、汐の満ち干きによって移り変わる景色を楽しむ「汐入亭」、
全国でも珍しい三つの音色を奏でるという「水琴窟」などがあった。
庭園には築山・滝(雄滝・雌滝あるとか)渓流・渓谷など、御嶽山、木曽川に見立てて作られているとか。
秋は紅葉が綺麗なようだし、四季折々の自然が楽しめる場所だ。
 

       


〈宮の渡し公園〉七里の渡し舟着き場跡
江戸時代では東海道五十三次の宮から桑名間の渡し舟が多く行き来し、「七里の渡し」は
東海道唯一の海上路だった時の船着き場だったそうだ。
立て札の説明によると、寛永2年(1625)に建てられた常夜灯は航行する舟の貴重な目標であったが
現在は復元されて往時の名残をとどめており、安藤広重による東海道五十三次の中にも宮の舟着場の
風景が描かれていて、当時の舟の発着の様子を知ることが出来るそうだ。
「熱田荘(市指定文化財)」などが近くにあり、昔は、この辺りに旅籠がたくさん軒を連ね、旅人が行きかい
賑わっていたのであろうと想いを馳せる。
常夜灯、時の鐘やぐらの下で記念写真を撮った。
  
 
  〈当時の宮宿を様子をしのばせる景観の建物〉 

 
その他、「熱田魚市場跡」「「東海道道標」などを案内してもらった。

平成4年度から実施した「マイタウン・マイリバー整備事業」による新たな護岸の設置にあたり撤去
したものの一部で、護岸表面に見られるくぼみはS20.6.9の「熱田空襲」の爆撃により出来たもの
だそうだ。
             ↓

 
 〈堀川プロムナードにある熱田空襲の爆撃痕〉

  
 長く名古屋に住んでいながら知らない場所、行ったことのない場所が多い。
 新しい人との語らいも嬉しい一日だった。



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