おばさんの落書き部屋

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愛知豊明花き卸売市場

2015-02-16 23:01:08 | 歩いて知ろう会

空気は冷たいが風もなく快晴。
今日は仲間51名と名鉄電車で豊明駅に集合、豊明駅前の道路をわたったすぐ前にある
平成8年3月オープンの「愛知豊明花き卸売市場」の見学に出かけた。
行ってみて規模の大きさに驚いた。

平成10年には180億円の取り扱いが現在は120億円に落ち込んでいるとか。
日本全国の生産者で作られた花がここに集まり、再び全国各地へ運ばれる「鉢物」の
取り扱いでは日本最大、アジアでも最大、世界では5位の規模を誇っているそうだ。

「競り」の風景を見学できると聞いて、テレビなどで見かける魚市場のセリを想像
していたが、これも全く予想と違っていた。
6台の大型スクリーンを観ながら、雛段上に座った買いに来た業者の人たちが
デジタル化されており、端末を操作によりデータ入力によってセリ落とされていた。
この豊明で最初にコンピュータ方式を取り入れられ、すばやくたくさんの取引が
できるシステムになっていることがわかった。
花の種類も13,000種とか15,000種?とか取り扱っていて、全部出荷されていくそうだ。
競り落とされた花は次々とデータが入った青いシールが貼られ、行く先ごとのトラックに
台車ごと積まれて行く様子が、一望に見渡せた。
色とりどりの生き生きとしたお花は見ていても見飽きない美しさだ。

最後に、ビデオによる説明と「江戸菊」の紹介があった。
江戸菊は時を経るにつれて花が様々な変化を見せ、種を守るために
ここと、東京新宿御苑、千葉と3ケ所で育てているのだそうだ。

鉢物の植物はここを経て、市場に出まわり、花やさんの店先に並んでいることが
わかり、今日の参加も有意義だった。