おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

演劇グループ“紙ふうせん”第14回公演

2012-07-01 22:55:41 | 演劇

愛知県芸術劇場小ホールで6/29(金)~7/1(日)の3日間、「萩家の三姉妹」と題し、
演劇公演があり、最終日の今日、スタッフとして参加した。
事前にゲネプロ(上演直前に行われる舞台稽古)見学をさせて頂いた。
聞くところによると、出演メンバーは家庭あり、仕事ありの忙しい合間をぬって台詞を覚え、
練習されているとか。
お手伝いをしていると、舞台に立つ俳優さんばかりでなく、裏で支えている多くの人たちによって
このお芝居が成り立っていて、観にきて下さるお客さまも有ってこそだと痛感する。
今日は、朝から一日雨だったが、「遠く北九州から来ました」と言う女性や赤ちゃんを抱いた
ご家族も・・。

三姉妹を取り巻く人々の人間関係・・。
何だかおかしくて切ない・・。
どこかあなたの人生の一場面と似通っているのではないでしょうか・・。(プログラムより)

観劇はなかなか行く機会が少ないが、映画ともまた異なる楽しみが味わえる。

      


演劇グループ“ZERO”25周年公演

2012-04-08 22:49:33 | 演劇

桜満開の初めての日曜日。街ではお花見を楽しむ家族連れが多く見られた。 
地下鉄・東山線の藤が丘駅前も桜の木の下、露店が立ち並び多くの人で賑わっていた。

そんな中、今日は栄の愛知県芸術劇場・小ホールで女性だけのアマチュア劇団“ZERO”の
25周年記念公演があり最終日の15:00~開演の舞台のお手伝いに出かけた。

源氏物語より「末摘花」(すえつむはな)  作:北条 秀司
源氏物語の中に登場するお姫様、「末摘花」はもの凄く醜い容姿に書かれていて
光源氏は姫をみて余りの醜さに絶句するが、「恋」は見目形ではなく、
紫式部の源氏物語とは違う展開になっているとのこと。
末摘花の一途な想いを通して、もの悲しさの中に希望を感じさせる内容。

劇団員は仕事や家庭と両立させながら練習を重ね、演じ続けているそうだ。
一つの作品が完成するには、衣装、舞台装置、照明、音楽、多くの人の支えと情熱が
なければ出来ないことだと改めて感じた。
古典は教科書以外、読んだことはないが、これを機に一度読んでみるのもいいかも。
  
   
          藤が丘駅前にて