おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

映画鑑賞

2011-11-30 20:47:54 | 日記

11/11~11/30の間に6本の映画を鑑賞した。

名駅西シネマスコーレ「沈黙の春を生きて」
 ベトナム戦争関連年表によると、アメリカが南ベトナムへの直接援助を開始1955年1月1日
 南ベトナム政府軍、無条件降伏1975年4月30日.終結から35年が経つ。
 20年余にわたる戦争の間に米軍が枯葉剤の散布開始1961年8月10日~停止1971年。
 10年にも及ぶ散布は「人体に影響がなく、土壌も1年で回復する」はずだったらしいが、薬剤の害は
 浴びた本人だけでなく、子ども、孫にまで及んでいる。
 いまだに癒えることのない枯葉剤の影響がベトナムだけではなく、米国の帰還兵の間にも広がっている
 現状を捉えたドキュメンタリー映画だ。
 右脚のひざ下と手の指が欠損して生まれた帰還兵の娘がベトナムを訪れて現地の被害者と交流する中から、
 アメリカ・ベトナムの枯葉剤によってもたらされた身体的な障碍、精神的な苦しみを描き出していた。
 放射能も化学薬品も進歩の名のもとに人間が作り出して、人間が制御できなくなっていると訴える。 

ミッドランドシネマ「アントキノイノチ」
 高校生のときに友人を死なせてしまったことがきっかけで心を閉ざしてしまった杏平とかけがえのない命を
 守れなかったことで苦しみ何度もリストカットをしたゆき。
 それぞれ複雑な過去を背負っていて、遺品整理という命と向き合う現場で2人が出会う。
 命の尊さを描くヒューマンドラマなのだが、カタカナ書きなので勝手にプロレスラーを連想し
 最初は何となくコミカルな映画かと・・。 
 2009年に発売されたさだまさし著・幻冬舎文庫の同名の小説が原作とのことだが、
 「あの時の命」を何度も続けて言うと「アントキノイノチ」になり、元気ですか~」と海に向かって叫ぶ
 シーンがあり、題名の意味がやっと解ったが興行的にはもっと違う題名にした方が良かったのでは 

名演小劇場「孔子の教え」
 はるか2500年前の中国で、生涯を賭けて乱世を正そうとした儒教の祖「人間・孔子」の苦悩と
 挫折の半生を描いた映画。
 多数の出演者を動員し、壮大な場面は観る者を圧倒する。 
   「己の欲せざるところ、人に施すなかれ」
   「義を見て為ざるは、勇なきなり」
   「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」
   「四十にして惑わず、五十にして天命を知る・・」など
  後世に伝える「論語」は長く日本でも語り継がれ、教えは私たちの生活の中に溶け込んでいるが、
  孔子本人の事はほとんど知らなかった。

ミッドランドシネマ「マネーボール」
   貧乏球団が常勝軍団に、常識を打ち破る理論で野球を変えた一人の異端児の闘い。
   ブラッド・ピッド主演の実話。

三越映画劇場「うさぎドロップ」
  おじいちゃんの隠し子、6歳の女の子を引き取った独身サラリーマンのちぐはぐな2人の共同生活を
  描いたコミック漫画の映画化で、子役の女の子「芦田愛菜ちゃん」は可愛くて演技力はすでに大女優だ。

ミッドランドシネマ「コンテイジョン」
  全米初登場第1位というキャッチフレーズに惹かれ観たのだが、あまり印象に残っていない。
  ストーリーは地球規模で発生した正体不明のウィルス感染だが、ウィルスよりも早く感染したのは「恐怖」。
      
    

    


緊急対応研修会

2011-11-28 19:36:09 | 日記

今日は午後から研修会に出席。テーマは「劇場での事故・災害等、緊急対応」
名古屋市名東文化小劇場の吉田館長が私たち劇場ボランティアのために、
時間を割き、講師を引き受けて下さった。
劇場ボランティアも知識を持っていれば、災害発生時にパニックにならず
安全にお客様を誘導したり、とっさの判断が少しでもできるのではないかと言う
メンバーの意見があったからだ。

   火災が発生したら 
   暴風・大雨時の対応
   地震が発生したら
   東海地震に関する情報が発表された場合
   けが人・病人等緊急対応  
  
個々の説明と質疑応答のあと、消火器・消火栓・火災報知ボタン・排煙口・スプリンクラー・AEDなどの
設置場所を確認してまわり、避難経路図を見ながら避難出口から実際に歩いてみた。
平素はほとんど気にしていなかったが、こんなところにこんな設備が・・・   これはこんな目的なんだ・・と
新しく知ることが多々あった。
ホテル宿泊先などでは避難経路の確認、家庭でも小型の懐中電灯の用意や水の確保など
日頃から災害に対して、考えておく必要性を感じた。「備えあれば憂いなし」

次回は「救急救命について」&「AEDの使い方について」受講予定。                  
                        


                                       

 

 


「マンモスフリーマーケット」&「ドームやきものワールド」

2011-11-27 22:58:32 | 日記

マンモスフリーマーケットautumn2011


ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭で開催)の「マンモスフリーマーケット」へ出かけた。
事前にローソンで入場券+ラーメン食券(¥1,700-)を購入。
高い入場料を払ってまで行く必要もないのに、何だか毎回出かけてしまう。
朝、10:00に到着すると、すでにどこからこんなに車が集まったと思うほど、列をなしていて、
臨時駐車場も含めて満車。

屋外の「東海ラーメン祭」では名古屋ラーメン・飛騨ネギ肉そば・秋刀魚中華そばなどといった
東海地区の特色ある店が軒を連ね多くの人が行列をなしており、ピザ、ホットドッグなどの移動販売も。
会場内のステージではギター演奏、のど自慢、ギャルママユニットのライブ、CMモデルコンテストなどの
イベントも行われていた。

会場は1号館~3号館と3つの建物に分かれていて小さく区切られた小間に出店者が
所狭しと玩具・古着などの衣類・食器・など品物を並べていて、通路は多くの人で溢れ見て廻るだけで疲れた。

「ドームやきものワールド」    

      

  フリーマケットからの帰途、11/23~11/28まで開催中のナゴヤドーム「やきものワールド」に立ち寄った。
  全国の有名産地から約300ブースこだわりの器から日常使い捨ての食器まで、あらゆる食器が大集合
  とのこと。
  「匠の職人展」として、つげ櫛、伊賀の組みひも、熊野筆、大館曲げわっぱなども展示・実演・販売がされていた。
  近くは瀬戸、常滑、美濃、三河 他、伊万里、九谷、唐津、伊万里、有田、信楽など それぞれに
  特色あるものばかりだった。
  器一つでお料理のおいしさも変わるが、展示品を見て廻るだけでも楽しいものだ。

  最近、「断捨離」という言葉をよく耳にする。
 《入ってくる不要な物を断ち、家にずっとある要らない物は捨て、モノへの執着から離れる》と
 言うことだそうだ。
 この年齢になると不必要な物、使わない物を手放し、すっきりとした生活をしなければ
 ならないと痛感するが、実際はなかなか難しい。
 見るとつい衝動買いをして物を増やしは後悔することが多い私だが、今日は「目の保養」で
 一日を終えた。
 


高岳福祉会館発表会

2011-11-20 20:33:26 | 日記

昨日の雨とはうって替わって今日は気持ちの良い秋晴れ

名古屋市健康福祉局高齢福祉課の主催で高岳福祉会館で学ぶグループの発表会が
東区役所講堂で午前10:00~午後3:00迄行われた。
プログラムはフラダンス・民踊・カラオケ・銭太鼓・マジック・社交ダンス・詩吟など多彩。
私たちは9人でハーモニカを演奏した。
    「みかんの花咲く丘」 「荒城の月」 「浜辺の歌」の3曲  

ハーモニカを通して、「和」を大切にしながら音楽を楽しんでいるグループだ。
全員、健康でまた来年も揃ってこのステージに立ちたいと思う。

   
       ハーモニカ演奏                               銭太鼓         


あつたモーニングコンサート Op.38

2011-11-18 00:25:30 | 日記

~日本の旋律~
朝晩はめっきり冷え込むようになったが、昼間は秋らしい爽やかな日が続いている。
今日は熱田文化小劇場へ尺八と箏の演奏を聴きに出かけた。
2ケ月に1回開催されるこのコンサートは平日の朝、10:30~約1時間
私にとっては、贅沢なひとときとなっている。
邦楽は、このところあまり聴く機会がないので楽しみにしていた。
尺八 野村峰山   箏 野村祐子 鈴川悦代
プログラム  こきりこの里  壱越  みだれ  
         みちのくの旅(東北地方の民謡より「南部牛追唄」「会津磐梯山」などのメドレー)
         つくしの旅(九州地方の民謡より「黒田節」「おてもやん」「おはら節」などのメドレー)

20代の頃、音色に憧れて生田流を少しだけ齧ったことがあるが、
私の琴は、残念ながら今は単に床の間横の飾りでしかない。  

帰途、買い物で名古屋駅前に立ち寄った。
クリスマスツリーの電飾が美しく飾られ、今年も残りが少なくなった事を実感。