おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

映画鑑賞[幸せパズル」& 「チェルノブイリ・ハート」

2011-10-15 22:37:33 | 日記

9月から始まった日本語教室の2タームは、他の行事と重なり全く出席出来なかったが、
今日は久しぶりに出席した。
雨のせいか、学習者も全体に少なかったが、教案の準備不足もあり 
満足の行く授業が出来なかったことをちょっぴり反省。

午後から名演小劇場にて、映画「幸せパズル」&「チェルノブイリ・ハート」の2本を鑑賞。

・「幸せパズル」(アルゼンチン映画)
 夫と息子2人の世話に明け暮れ、単調な生活をしていた主婦がふとした瞬間に自分の存在を
 意識する。
 たまたま50歳の誕生祝いにもらったジグソーパズルに夢中になり、初めて自分だけの時間を持ち
 家庭の外に居場所を見つける。
 ジグソーパズル世界大会への出場権を得るまでになり、一歩踏み出して今の生活から
 羽ばたきたいが その勇気が出ない。
 揺れ動くヒロインの気持ちがよく描かれていて心に残る映画だった。

・「チェルノブイリ・ハート」アメリカ人女性映像作家のドキュメンタリー映画
 チェルノブイリ・ハートとは”穴のあいた心臓”、”生まれつき重度の疾患を持つ子供”の意味だそうだ。
 25年前、1986年4月26日に起きた旧ソビエト連邦(現・ウクライナ)のチェリノブイリ原子力発電所4号炉の
 爆発事故。
 190トンもの放射性物質が空気中に拡散され、汚染による被害の実態を報告している。
 10代の若者は甲状腺の異常を訴え、子供たちにはガンであることを告知されていない。
 重度の障害児が多く、全員知的障害があり、ただ生かされているだけの乳幼児が映し出されていた。

  爆発事故の原因は 
     ・運転員の教育が不十分だった。
     ・特殊な運転を行ったために事態を予測出来なかった。
     ・実験が予定通り行われなかったにも関わらず強行した。
     ・低出力では不安定な炉で低出力運転を続けた。 
     ・実験のために安全装置をバイパスした。・・・ などの複合的な要素が原因として挙げられるそうだ。

 放射能の恐ろしさを改めて認識するとともに、東日本大震災・津波による福島原発事故の被害と
 重ね合わせるとチェルノブイリ原発事故を、遠い国の出来ごととしてしか捉えていなかったことを恥じた。
 東北の被災地も一日も早い終息と復興が望まれる。

 この映像を目の当たりにすると、誰もがこの地球上に原発は絶対に不要だと思う筈だ。

    

 

 

 

 

 

 

 


鈴虫寺へ

2011-10-12 20:29:14 | 旅行

京都へ行くからには絶対に行ってこなくちゃ!と言う娘の薦めに従って行列の出来るお寺として有名らしい
鈴虫寺へ立ち寄る。
行ってみると噂に違わず、道路から山門まで、また山門から書院に入るまで長い行列が出来ていた。

秋だけでなく四季を通じて鈴虫の音色を聞くことができる境内なので「鈴虫寺」という名で呼ばれており、
正式名称は「妙徳山 華厳寺」とのこと。
靴を脱いで中に入ると、お茶と落雁のお菓子が配られ、お坊さんからお寺のことやお参りの仕方、
日々の心の持ち方など説法があった。

説明によるとお寺の石段を上った山門脇に「幸福地蔵さん」が立っていて普通は裸足なのだが、
ここのお地蔵さんは日本で唯一、わらじを履いているのだそうだ。
これは一つだけ願いを叶え、救いの手をさしのべるために個々の自宅まで歩いてきて下さるからだと。
平素、信心深くもなく加えて素直でない私だが、半信半疑ながらもお守りを買い説明通りそのお守りを
両手に挟み名前、住所、そして、ひとつ願い事を心の中で唱えた。
願いが叶ったら、お礼参りにこの寺を再び訪れ、お地蔵さまの前で感謝の気持ちで手を合わし、
お守りやお札は受付に納めるのだそうだ。

全国から入学、開運、良縁、健康などを願って多くの人が祈願に来るそうだが、
みんな願いが叶って幸せになれればこんな素晴らしいことはない。

お参りすることで、少しだけ自分の心と向き合う時間を持って、京都を後にした。

  


東映太秦映画村へ

2011-10-12 15:55:02 | 旅行

10/10(月・祭)京都・妙心寺園駅近くのホテルを8:30にチェックアウトし「東映太秦映画村」へ。
”日本のハリウッド映画村 時代劇の国へようこそ”の文字に誘われ、映画に関連した催しや忍者ショー・
大道芸などのアトラクションをみてまわった。
屋外に作られた江戸の町のオープンセットは時代考証されて映画やテレビで見かけるものばかりで、
ミーハーな私は、水戸黄門漫遊の館に行けばお馴染みの俳優さんに出くわさないかと期待したが
スターに変身する「時代劇扮装館」から出てきて記念写真を撮ったり、袴・ちょんまげ姿や町娘らしき
扮装をした人を見かけただけ。

連休でもあり、修学旅行や観光バスでやって来た団体さんも多く、村内は賑わっていた。
かなりの順番待ちだったが、500円を払って「からくり忍者屋敷」に入ってみた。
床の間の掛け軸の裏から隣の部屋に移動出来たり、戸かと思ったら壁だったり。
迷路のような家の中から出口に1人で辿り着くには色々な仕掛けがあって焦る。

映画文化館では日本映画の貴重な資料が展示されており、往年のスターや監督の写真、
俳優の愛した持ち物などが一堂に集められていた。
子どもの時、父に連れられて東映時代劇をよく見に行ったことを思い出す。
大川橋蔵、市川歌右太衛門、中村錦之助 東千代之助、片岡千恵蔵など懐かしい顔ぶればかり。
今のようにテレビもない時代だったので、その頃の娯楽と言えば映画。
現代っ子たちにはアニメミュージアムやイベントスペースでの展示イベント「忍たまらんど」や
アニメのアフレコに人気が集まっていた。

しばし江戸時代にタイムスリップして、歩き疲れた。

   

 南京玉すだれに参加のお客さん   オープンセット「江戸の町」        映画文化館の展示 

 

 

 


第22回 関西ハーモニカ祭り

2011-10-11 21:54:06 | 日記

10/9(日)第26回国民文化祭・京都2011を記念して、関西ハーモニカ祭り 記念コンサートが
京都府民総合交流プラザ「京都テレサ」ホールで開催された。
会場はJR「京都駅」から南へ徒歩約15分、近鉄「東寺駅」から東へ徒歩約5分と交通の便も良い場所だ。
駐車が出来るのか心配したが、180台も停められるスペースがあり安心した。
出演はプロハーモニカ奏者が5名、豪華なゲストメンバーが一堂に会することは滅多に無いので、ホールも
最大856席とのことだが、立見が出来るほど満席となった。

出演者は和谷泰扶(クロマチックハーモニカ/クラシック)  藪谷幸男(複音ハーモニカ) 
徳永延生(クロマチックハーモニカ/ジャズ) 松田幸一(10ホールズハーモニカ ブルースハープ)
斎藤寿孝(複音・民謡ハーモニカ&モンゴル出身の中国古箏奏者・ウリアナさんとのDuo)と
それぞれハーモニカの種類も異なり、トークも交えての素晴らしい2時間半だった。
手のひらに入る小さな楽器から繰り広げられる豊かなサウンドはすべての人を充分に魅了させてくれ、
会場は盛大な拍手に包まれた。

1部 : 連盟会員の発表会
2部 : 記念コンサート


名東区民芸能まつり

2011-10-07 22:41:58 | 日記

10/7(金)名東文化小劇場において名古屋まつり協賛「名東区民芸能まつり」が開催された。
午前10時開演、午後3時30分終了。
前日は、準備のため出演者控室や休憩室に、机・椅子・パーティション、ホワイトボードなどをセッティング。
音響係はマイクの音量調整、カセットテープデッキの操作など半日を費やした。
下見希望者が10組ほどリハーサルを兼ねて来ていた。
本番当日の参加者は、学区推薦33組と公募23組あり、演目も舞踊・詩吟・詩舞・フラダンス・太極拳・カラオケ
など例年同様、多彩。
着物の着付けや、お化粧も大変だが、日頃の練習の成果でどの方も落ち着いた素晴らしい、ステージだった。