おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

セントレア(中部国際空港)と常滑焼散策へ

2013-11-28 22:56:21 | 歩いて知る

今日は「歩いて知ろう会」の仲間とセントレアまるわかりツアーと常滑の焼き物散歩道へ出かけた。
普段は関係者しか立ち入ることの出来ないエリアを観光バスで巡る特別なコースだ。
事前に申請した身分証明書と本人確認がなされて、厳重なセキュリティチェックを受け、やっと、入れるシステムだった。
バスで空港島内を巡り、航空機をより一層間近に観ることが出来る迫力満点のツアーで、途中、バスから降りて飛行機の
離発着を観るポイントもあった。
海上保安庁ではヘリ機の訓練がなされたりしているそうだが、柱が1本もないという
巨大な貨物倉庫や通常、機内食200種7,000食を作るケータリング(多い時は15,000食を作るそうだ)
セントレアに常駐する消防自動車など、普段、目にすることはほとんどないものばかりだった。

偶然、ロシア貨物機「アントノフ」も駐機していた。窓がなくタイヤは24本もついていてムカデのようだとも。
遠く雲の中にポツンとライトが光って、徐々に飛行機が姿を現わしては、目の前の滑走路を通過し、
ベトナム、タイ、シンガポール、大韓航空機などを見ることができた。

「まるは食堂」で昼食を済ませ、常滑のやきもの散歩道を訪れた。
我が家も常滑焼の急須を日常、使用しているが、曲がりくねった細い路地を歩くとレンガの窯や煙突があった。
今では、役目を終え、保存されているそうだが、土間坂、廻船問屋「瀧田家」 陶磁器会館などを
見て廻った。
散歩道は自動車がやっと通れるほどの道幅で、かっては焼き物の工場が立ち並び
活気があったのだろうと思われた。

最後にコストコに隣接する場所の「めんたいパーク」に立ち寄り、めんたいミュージアムと
どのようにして作られているのか工場を見学した。
原卵の下こしらえから漬け込み・熟成・包装などの製造工程をみて、SHOPでお土産にめんたいこを買って帰途についた。
   
  
   
                                                            めんたいパーク 製造工場 


浜松楽器博物館と鈴木楽器製作所 工場見学

2013-11-14 22:41:58 | 芸術・芸能

浜松楽器博物館と鈴木楽器工場見学

ハーモニカを愛好する仲間たち48名で楽しみにしていたバス旅行へ出かけた。
栄・テレビ塔北駐車場に8:50分に集合だったが、岐阜・春日井・犬山・など遠方にも拘わらず、
殆どのメンバーは8:00過ぎに到着し、早めの出発となった。
東新町ICから休憩をとりながら、名古屋高速・伊勢湾岸道・東名を経由 浜松市楽器博物館を見学
浜松グランドホテルで昼食後、鈴木楽器製作所を見学した。

浜松楽器博物館は平成7年4月に開館した日本初の公立(市立)の楽器博物館とのこと。
アジア、オセアニア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパと世界中の珍しい楽器が展示されており、
世界最大、第1級の博物館と言われるのがうなずける内容だった。
ヘッドフォンでどんな演奏がされ、どんな音なのか聴くことが出来、体験ルームもあり
「見て、聞いて、触れ」ながらこの楽器を「いつ、どんな場所で、どんな人が、どんな気持ちで」奏でて
いたのだろうと想いを馳せた。
楽器の一つ一つに見とれるばかりの色鮮やかな装飾が施され、動物などが形どられ、
美しさ、素朴な楽器、どれもみとれてしまった。
音楽を神々を崇める儀式に使われていたところが多いようだ。
収蔵点数は3,300点にものぼるそうで、常時展示されているとの1,300点だけでも
一日では見きれない驚くばかりの数だった。

次に訪れた鈴木楽器製作所では様々な種類のハーモニカの製造工程を一部
見せていただいた。
手のひらに乗る小さな楽器がかなり人間の手作業を必要とし、機械ですべてのオートマ化は
出来ないのだと知った。
細かいパーツで構成され、特に「リード」は長さ、薄さ、の精度と熟練の職人技が要求され、
音程が狂わないように丁寧な作業で作られているのを実感。
説明をして頂いた中で、「演奏している人に合った音に楽器はなって行く」と言われたのが
心に残った。同じ楽器を使用しているのに上手な人の音色は美しい。
「ハーモニカ」を唯一の趣味とする私にとって、今日の製作現場を見学出来たことは
とても有意義な一日だった。
寒くもなくお天気にも恵まれ、この旅行に参加出来たことに、感謝したい。