おばさんの落書き部屋

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名古屋市港防災センターへ

2015-07-11 22:54:18 | ボランティア

毎週土曜日は、外国人で日本語を学びに来ている学習者のサポートを行っている。
今日は1ターム最後の授業となり、明日から9月始めまで夏休みとなるため、
午前中は勉強をして、その後、お弁当を一緒にとり、午後から移動しし、
ボランティア仲間とと学習者の皆さんと「名古屋市港防災センター」の見学に出かけた。
学習者にとって、全く地震を体験したことのない人もいるので、学びの一環として、
有意義であると企画したものだ。
以前、教室では防災をテーマとして、ビデオを観ながら、居住区のハザードマップを広げ、
「広域避難場所」「一時避難場所」など一緒に勉強して来た。

防災センターは地下鉄「港区役所」駅①出口から、徒歩数分の場所にあり、
入場も体験も無料である。
地震体験教室では、4~5名ずつが、過去に実際に起こった震度7クラスの地震を
体験しながら、適切な初期行動を勉強出来た。
煙避難体験では火災発生状況の中で、的確な行動がとれるよう、ハンカチで
口を押さえながら、低い姿勢で入口から出口までを体験。
中はかろうじて見える程度のうす暗い設定で、開かないドアも。

その他、「伊勢湾台風を知る」というコーナーでは3Dめがねを渡され昭和34年
当時の住居を再現した部屋の中で映像や音響、照明で演出され、
自然災害の恐ろしさを疑似体験するというもの。
当時の被害の状況は壁に展示されたモノクロ写真からも当時を思い出した。
学習者はタイ、中国、フィリピン、ネパール、etc.国籍はバラバラだが、交流も出来、
教室だけでは学べない、実りある一日だった。

  



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