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講演会「90歳の私が考える介護サービスのあり方」

2013-08-03 21:20:49 | 講演会

日本福祉大学中央福祉専門学校・同窓会presents 開校25周年記念講演会の案内を
高年大学クラス仲間に頂いたので出かけてみることにした。

「90歳の私が考える介護のサービスのあり方」~若き介護者へ伝えたいこと~
   講師:戸苅ひな子氏  

戸苅さんは、現在ネットワーク大府の理事。70歳で介護ボランティアを開始。81歳で介護支援専門員に合格。
自分の辿ってきた道、その都度体験したことを約1時間にわたってユーモアを交えて話された。
40年間小・中学校で教師を務め、定年後10年間、コーラス・体操・仕舞・絵画・レザークラフトなど自分の
趣味のみに没頭した。
中でもレザークラフトは今も続けて資格を取ったが、人間趣味があれば人との出会いもあり人生を楽しめる。
70歳になって自分のことばかりではなく、人の為に尽くそうと思い立ち、お年寄りへのボランティアを始めたそうだ。

 人生は何事も「邂逅」。良い巡り合わせが幸せだと。

 老年期にある人の健康の維持と脳の活性化について食事・体力つくりなど全般について話された。
 老いの理想(老後こそ人生最高の生き様を) 
    脳は使えば使うほど活性化されるので常に「数独」と「漢字」の練習を。
    介護の試験勉強は朝4時に起きて、一日5時間毎日勉強したそうだ。    
    学ぶ姿勢 → 老化は止められないが意志の力で速度は落とせる
    高齢と言って逃げない
    友人を持ち、サークル活動を
    趣味を持つ
介護者のあり方として
    利用者の理解(本人・家族・深入りしない)
    楽しく生きられるよう「回想法」
    今を精一杯生きるように

おしゃべりは大事で「ピンピンころり」でなくても良い。寝たきりにならないようにしましょう。
精一杯、何事も前向きに生きましょうと結ばれましたが、考え方も外見も90歳とは思えない
若々しくお洒落でバイタリティ溢れる女性だった。私も素晴らしい人生の先輩との「邂逅」だった。
    



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