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「堀留水処理センター」「若宮大通調節池」見学

2015-03-20 22:28:47 | 歩いて知ろう会

高年大学クラブOB仲間33名で「若宮大通調節池」と「堀留水処理センター」の見学に
出かけた。都市部の中心にこのような大きい汚水処理場があるのは初めて知った。
地下鉄矢場町駅から歩いて5分ほど。
若宮大通の歩道では、美しい菜の花の黄色が陽の光を浴びて春を実感。

処理施設の上部には、久屋大通庭園「フラリエ(旧:ランの館)がある。
下水処理のしくみを担当者から概略説明を受けた後、3組に分かれてそれぞれに
実際に現場を見せて頂いた。
スタートは「沈砂池」という、家庭や工場から流れてきた下水に含まれている土砂類を
沈める場所では水は茶色く濁っていた。
工程は細かいゴミや泥などをゆっくり時間をかけて沈め、下水に微生物を含む泥である
活性汚泥を加え、空気を吹き込みかき混ぜられる。
段階を経て、澄んだきれいな水になり、上澄み水は滅菌して最後は新堀川へ放流
されるそうだ。

次にこの堀留水処理センターの北に位置する、新堀川の洪水調節のために建設
されたという調節池も案内して頂いた。
降り始めの汚れた雨水をここで一時的に貯め、雨が降り終わった後、堀留水処理
センターで処理するのだそうだ。
この会では、個人では見る機会がない場所に行け、気心の知れた仲間との交流も楽しい。
 
 



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