77社寺目です。
大阪府富田林市の「瀧谷 不動明王寺」。
伽藍画像はウィキより、
通称「瀧谷不動尊」。真言宗智山派。大阪府富田林市彼方1762。
平成7年12月17日御朱印いただいております。
境内中、「神仏の気」に満ち満ちています。
本堂とは、道路挟んで向かいにある境内には、
三宝荒神堂、西国三十三所堂、惣拝所、明王殿とありますが、
「一願不動堂」から、オーラが半端ないです。
「瀧行場・瀧不動堂」は、石像不動尊をお祀りするお堂で、毎月28日には瀧谷不動尊直属の山伏により護摩供が勤められます。オーラすごいです。
瀧不動堂の近くに、缶に水と「どじょう」が入っていて、代金を入れて「どじょう」を、どじょうを逃がす穴から逃がしますと、下の小川に入ります。
瀧不動堂まで来た人は、皆やっています。
「本堂」側の境内は、「本堂」、法楽殿、観音堂、「稲荷神社」(小さいけど神気出ています)、多宝塔があります。
「本堂」では、お護摩が修されます。
瀧谷さんは、御本尊は秘仏「不動明王立像」、脇士も、それぞれ不動明王坐像、「走り不動尊」と、お不動さん三昧です。本堂は、外から見たらわかりませんが、お護摩申し込んだ人だけが入れる外陣に行くと、オーラは半端ないです。外陣に行く前に「塗香」を渡されて清めます。
以前は、一日に五座以上の護摩が修されていましたが、コロナの影響でしょうか?今は、「平日は」、一日三座です。土日祝は、五座です。
「開扉大護摩供」を申し込むと、秘仏の御本尊が開扉されて、その御姿を拝めます。今まで、3回~くらい拝みました。他人が大護摩申し込んで私も拝ませていただいたことも、私が大護摩申し込んで他の参拝者も拝んだ・・・と言うケースもあります。
「目の神様」と言われるように、また、彼方(おちかた)と言う地名から想像すると、
「日本の神々」と密接に関係していると、思います。
それくらい、「ものすごい」オーラ出ています。
お護摩の前に、申込者は、役僧から「洒水加持」を受けます。
お護摩自体は20数分ですが、思い切り「神仏の気が、お護摩の炎の中に凝縮」されたような、お護摩です。
成田山と、どっちが太鼓うまいかと言うレベルの太鼓です。
読経は、心経、不動明王火界呪 (大呪) ・慈救呪 (中呪)・小呪など。今は、高野山も塔頭によっては、火界呪唱えますが、
瀧谷さんは昔から唱えていました。
成田山大阪別院のお護摩では、小さい子供は太鼓の大きな音が怖いのか、「ぎゃーすぎゃーす」と鳴きだす子もいましたが、
瀧谷さんでは、小学校低学年くらいの男子が、お護摩終わった後、小声で「怖かったー」と言っていました。
それくらい、内陣、外陣は「ぴーん」と張りつめた空気が漂っています。
お護摩を申し込む方も、それくらい真剣じゃないといけない空気感ですね。
私の中では、関西5不動は、「成田山大阪別院」「高野山南院」「根来寺きりもみ不動尊」「生駒山宝山寺」「瀧谷不動尊」・・です。
昔から、随時お護摩を修しているお寺のお不動さんは、強いです。成田山と瀧谷さんは、毎日数回お護摩修します。
お護摩が終わると、御本尊さんの御宝前まで案内されます。開扉大護摩を誰かが申し込んでいたら、その時間近で拝めます。
「銀御守」と言って、1万円(今値上がりしたかも?)の銀製の「瀧谷不動尊と、二童子」が彫刻されたペンダントお守りがあり、5つ以上持っています。
小さいけど、銀製なので結構重く、チェーンの留め具が何個か壊れたためです。留め具が壊れたお守りは、仏壇の中に安置しています。
ではまた。
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