ネパールの「インドラ・ジャートラー (インドラ祭り) 」。
クマリと言う、生神の少女が主役になるため、「クマリ・ジャートラー」とも言う。
以下、ウィキペディアより。画像もウィキより、
「密教女神ヴァジラ・デーヴィー、ヒンドゥー教の女神ドゥルガーが宿り、ネパール王国の守護神である女神タレージュやアルナプルナの生まれ変わりとされており、国内から選ばれた満月生まれの仏教徒の少女が初潮を迎えるまでクマリとして役割を果たす。
ロイヤル・クマリが最も有名であり、国の運命を占う予言者でもある。クマリという場合、概ねロイヤル・クマリを表す。ネパール国内各地の村や町にも多数存在するクマリはローカル・クマリと呼ばれている。
クマリは初潮前の幼い少女から選ばれ、
家柄は重要であり、ネワール族の仏教徒の僧侶・金細工師カーストのサキャ(Shakya、釈迦の意[1])の生まれでなければならない。役割を数年間から10年前後務めた後、クマリは退任する。退任の契機となるのは初潮や乳歯の生え替わりなどの出血であることが多く、クマリとしての神聖さや霊力を失ったと判断される。新任のクマリを迎えて退位の儀式を終えた後、クマリだった少女は実家に帰ることが許され、普通の少女として生活することになる。退任したクマリには毎月7,500ネパール・ルピーの恩給[2]が支払われる」。
NHKの特集番組で何度か観た。
ヒンドゥー教の僧侶と、仏教僧が厳格に審査して、ロイヤル・クマリは選ばれる。新しいクマリが誕生すると、ネパールのヒンドゥー教徒たちは歓喜する。町中の人々が、クマリを一目見たさに大混雑していた。
退任して、普通の生活に戻った「元クマリの」少女にインタビューしていて、「クマリであった時は、本当に、自分が (ドゥルガー女神の) 生神のようだった」と述懐していた。
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