タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

宝山寺・・・

2022-01-27 18:46:08 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

75社寺目です。

再び「生駒山 宝山寺」です。

今回のは、大和十三仏第一番の御朱印です。

平成7年10月29日御朱印いただいております。

境内全体が、霊気に満ちて、信仰の重みを感じさせます。

特別護摩を申し込んだ時、確か、「般若窟」に上がってもいいと言われ、上がらせてもらった記憶があります。(今も上がれるかは知りません)

ずいぶん昔ですが、宝山寺の離れた所にある大駐車場に、捨て犬中型犬が3匹~くらいいて、骨と皮だけで佇んでいました。

帰ろうとしてたのですが、ほっとけず、宝山寺売店で売っていた饅頭を一箱買い、捨て犬たちにあげました。懐いて車についてきたら犬にとって危険なので、はなれた所から与えました。

「饅頭食うかな~?」と、思いましたが食べてました。

骨と皮だけの犬たち見て、饅頭食べさせるくらいしかできない自分の無力を思い知りながら帰りました。(今は保護団体とかありますが、当時は、ネットとかも無い時代でしたので)

画像はウィキより、

Hozanji Nara JPN 001.jpg総門本堂(右)と聖天堂(左)宝山寺参道

ではまた。

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六道輪廻・・・

2022-01-27 18:21:36 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

前、テレビでお坊さんが、

「六道輪廻とは、時計回りに、天上界・人間界・修羅界・畜生界・餓鬼界・地獄界と、順番に転生していくことを言うんですよ。だから、今、天上界の神様も、次は地獄界に転生し、今、人間界の人は、次は天上界に転生する 云々」と言っていた。

大きな間違い、大誤解である。

順番に転生するのでは無い!

その者その者が生前に積んだ「業」によって、死後、生まれ変わる世界が、六道 (または五道) と言うだけで、天上の神々が、天上の寿命を終え、下生して人間に生まれ変わっても、人間時代にまた善根功徳を積めば、死後、再び天上界へと生まれ変わる。

人間時代にサボり、悪業を積めば、死後、悪趣に堕ちることもある。

また、前世は大した者でなくても、今生努力して善根功徳を積むものはも天上界に生まれる。人間から人間に生まれ変わる者もいる。

良い方の具体例を示すと、アマゾンで買った原始仏典に、

生前、お釈迦様の信者だった大王が、死後、四天王の支配する「六欲天の第1天、四大王衆天」に生まれ変わり、お釈迦様に挨拶しにくる描写がある。大王曰く、「四天王の住む天上界に生まれ変わるのは、これで○度目であります」と言う記述がある。

すなわち、その大王は、四天王界から下界の人間、死後、四天王界、そしてまた人間を繰り返しているのだと。どこも、順繰りに時計回りに転生などしていない。

高い天上界になると、二度と娑婆に下生することなく、天上から上の天上、さいごは涅槃に入る高い天上界もあるみたいである。行ったことが無いので、字面でしか説明できないが。

原始仏典で、

お釈迦様は、「生前の積んだ業の果報により、三通りの生まれ変わる世界がある。生前、ウソをつかず、他人の物を盗らず、生き物を殺生せず、神仏を尊び、道徳を守る者は、死後、光り輝く世界、善き世界、天上に生まれ、長時の楽を受ける。また、生前、ウソをつき、他人の物を盗り、生き物を殺し、神仏を尊ばず、道徳を守らない者は、死後、悪しき世界、苦しみの世界、地獄に堕ちて、長時の苦を受けて苦しむ。

または、いずれでもなく、娑婆の胎に入る=生物として生まれ変わる」(現代風にアレンジ) と仰っている。

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神道・・・

2022-01-27 17:52:56 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

明治以降、

「神道や神社は、右寄り」と誤解を生んでいるが、

本来の神道は、「右」でも「左」でも「無い」。

明治以降、なぜか、そのようなイメージになってしまったのである。

「すべてのものに神が宿る」=「すべてのものに いのち がある」。

自然と共生し、自然と共に生きる。

これが本来の神道であると思う。

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引導法・・・

2022-01-27 17:46:59 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 
引導・・・
仏教の引導法。引導式、引導作法。
簡単に言えば、葬儀の際、死者を迷わず成仏させる作法。
宗派によってやり方が違う。
天台・禅・真言・日蓮・浄土宗、それぞれの違いと特色がある。
 
「引導を渡す」と言う意味は、死者を迷わず成仏させるための「引導」から来ている。元々は、衆生を導き、仏道に引き入れ導くことという意味である。
 
神道の、神葬祭は見たことが無いが、地元の宮司に聞くと、「簡単に言えば、仏教の位牌に相当する霊璽 (れいじ) に、故人の御霊を移し、祀る」。
霊璽 (れいじ) とは、御霊の宿る依り代。仏教でいうところの位牌に近い神具で、祖霊舎に祀られる。祖霊舎は、神様を祀る神棚より、少し低い位置に祀るのだと思う。
神式で祀られた先祖霊は、その家の守護神になる。
 
仏式の場合、葬儀ののち、49日まで白木位牌。49日で、白木の位牌から、本位牌へと魂を移す。49日まで、七日ごとの追善法要が大切と聞く。7×7で49日で本位牌に。
菩提寺で、お位牌を永代供養してもらう人もいれば、自宅の仏壇に安置して、菩提寺の僧侶に月参り等をしてもらう人もいる。
 
最近の日本人は、死んだら誰でも天国に行っていると妄想しているが、
天国=天上界への道のりは、そんな簡単なものではない。
猫や鳥獣昆虫は、悪業を作ることは「無い」が、人間であれば、誰しも多少の悪業は作るものである。
それらを、清めて、天上への道を進むのは、善根功徳を積み重ねるしかない。
 
お釈迦様曰く、「およそ、悪業を積むことは易し、善徳を積むことは難し」である。
 
ちなみに、「位牌」。日本独自の文化であるが、元は、中国の「霊牌」。霊牌を、曹洞宗の開祖・道元禅師が日本に持ち帰り、日本独自の位牌が成立した。
弘法大師の時代では、亡者の供養と言う儀式は、今みたいに整っていなかったため、弘法大師自体も、友人である他宗の僧侶が亡くなった時は、「写経して」、「菩提の回向のため」と、送ったりしている。ちなみに、位牌は、仏具店で制作してくれるが、お寺の僧侶に「開眼供養」してもらわないと、ただの「板」である。「開眼作法」していただいて、はじめて、施主の「仏さま」になるのである。
同じく、神式の霊璽 (れいじ) も、神社の神職に魂入れをしていただかないと、ただの「板」である。
 
現在では、仏式の葬儀や供養が主流であるが、もともとは、神道が本流だったと聞いたことがある。
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