タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

ムチャリンダ龍王・・・

2022-01-01 17:24:27 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

お釈迦様の、成道時からの守護神の一尊「ムチャリンダ龍王」(コブラの精霊神) 。

お釈迦様が成道 (悟りを開いてブッダに成ったこと) し、悟りの内容を整理するため「ムチャリンダ樹」の下で瞑想しているとき、風雨が起こりました。

その時、ムチャリンダ樹の精霊神「ムチャリンダ龍王 (ナーガ=コブラの精霊神) 」が姿を現し、体を張って風雨からお釈迦様の身体を守ったそうです。

私は、その「ムチャリンダ龍王」のモデルが、

「キングコブラ」なのか、「インドコブラ」なのか考えていた時、ちょうどテレビ番組で「キングコブラ」のドキュメンタリー番組をやっていて、それを観て「キングコブラ」が「ムチャリンダ龍王」のモデルじゃないかと思いました。

キングコブラのメスは、卵を産むとき、土の上に枯れ葉を敷き詰めて、塚のようにして卵を産むのです。

そして産卵。卵たちが孵化するまで、絶食しながら卵を守り続けます。トグロを巻いて、すべての天敵からも卵たちを守り続けます。

ヘビで、こういう行動をするのは、キングコブラただ一種だけだと、ドキュメンタリー番組では言っていました。

その、わが身を顧みず、我が子たちを守り続ける、その強烈な母性愛が、「わが身を持って、風雨からお釈迦様の身を守り続けた、ムチャリンダ龍王と重なったのです」。

また、番組では、キングコブラは、インドコブラを捕食していました。

インドコブラの強力な毒が、キングコブラには効かないのです。

かわいい見た目ですが、「人をよく噛むインドコブラ」に対して、「人に対して、比較的優しいと言われるキングコブラ」。この性格もキングコブラがムチャリンダ龍王のモデルなんじゃないかと思った理由です。(もっとも、キングコブラも刺激すれば人を噛みますが・・・)

アマゾンで買った原始仏典を読みかじると、お釈迦様の精舎に「様々な神々が集いやってきた」と言う詩のようなお経があり、「ガルーダも空からやってきた」とあります。ガルーダ=ワシの様な、孔雀のような・・コブラから見たら天敵。

「ガルーダも空からやってきた。本来、ガルーダを恐れるはずのナーガの王 (コブラの精霊神) は恐れなかった。なぜなら、お釈迦様が、ナーガの王をガルーダから守っていたからだ。ナーガの王とガルーダは共に挨拶して同座した」みたいな意味のことを書いているお経・・です。

ではまた。

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千光寺・・・

2022-01-01 17:11:07 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

広島県尾道市「千光寺」。

25社寺目です。

画像はウィキより、

Senkoji Onomichi16s3872.jpg

平成6年、9月15日に「本堂」と「大師堂」で御朱印いただいております。

参拝者でいっぱいだった記憶があります。

「ほんわり」しています。

本堂の端で、一人一人に「ようお参り」と言い、鐘を「ゴーン」と鳴らしていた人がいて、作務衣着ていたので、てっきり「寺男」かと思ったら、住職でした。(当時の)

大師堂の「玉ノ浦大師像」良かったです。

ではまた。

・・・・・

 


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梅昆布茶・・・

2022-01-01 17:10:06 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

あけましておめでとうございます。

プチ驚き体験。

「梅昆布茶」と「昆布茶」。

崇敬神社である、「石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)」から、御下がりで、よく「昆布茶」をいただいていました。

同じく崇敬神社の、轟神社 (徳島県) =主祭神・「水象女命 ミヅハノメノミコト」からは、「梅昆布茶」を。

奈良県の、丹生川上神社 (中社) =主祭神・「罔象女神(みつはのめのかみ)」 も、「梅昆布茶」。

もう一つ、「丹生都比売神 (にふつひめかみ にうつひめがみ)」を、お祀りする神社に少額の寄進をしたところ・・・「梅昆布茶」をいただきました。

そのうち、石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)さまも、「昆布茶」だったのが、「梅昆布茶」をくださるようになりました。

ニギハヤヒノミコトの妃神「三炊屋媛大神」=「ミヅハノメノミコト」「みつはのめのかみ」「にうつひめがみ」と言うことなんじゃないでしょうか?

奈良県の大神神社別宮さんは、「村屋坐弥冨都比売神社(むらやにいますみふつひめじんじゃ)」と言い、「大物主命」と、「三穂津姫命」の「夫婦神」をお祀りします。この「三穂津姫命」も、「みふつひめ」とも言うそうで、「みふつひめ」=「にうつひめ (にふつひめ) 」で良いのではないでしょうか? また、摂社の、「物部神社」の主祭神は、御炊屋姫命 (ミカシキヤヒメ=ニギハヤヒノミコトの妃神) で、この神社は市杵島姫神社(弁天さん)とも呼ばれているそうです。この摂社「物部神社」には、「御炊屋姫命」と御子神「ウマシマヂノミコト」「物部守屋大連」をお祀りしていますが、なぜか「ニギハヤヒノミコト」をお祀りしていません。結果、大物主命がニギハヤヒノミコトで、三穂津姫が御炊屋姫である証拠じゃないでしょうか?

梅昆布茶から何かヒントを得たような「気が」します。

ちなみに、宮崎県高千穂町の「天岩戸神社 (大日孁尊(おおひるめのみこと) 」の御下がりは、「緑茶」でした。

寺院ですが、大阪府富田林市「瀧谷不動明王寺 (たきたにふどうみょうおうじ) 」は「昆布茶」。

ではまた。

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