タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

皇帝の夢に、神「ブッダ」・・・

2022-01-22 20:40:36 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

中国への仏教伝来の説話のなかで最も有名なのは、後漢(二五~二二〇年)の明帝(在位五七~七五年)の感夢求法説です。明帝が、夢の中で金 色に輝く「金人」を見て群臣に聞いたところ、

「それは、天竺 (インド) の釈迦と言う神です」と答えました。

この話が、白馬寺の起源になりました。

現在では、史実ではないとされています

「金色に輝く金人」と言う話は、ロマンがあっていいと思います。

ではまた。

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神仏の功徳・・・

2022-01-22 19:09:02 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

神仏の功徳。

神社や仏閣をお参りして授かる「功徳」。

「功徳 積徳」は、「自分の来世のために積む」ものである。

決して、御利益は「買えない」。

「正しい智慧を授かること」、これが「功徳」である。

「病気平癒」とか、一時的な功徳も授かるが、あくまで方便である。

大病を患うになると言うことは、先祖から受け継いだ「先天的な遺伝子」(自分の前世の業) と、自分自身の生活習慣「後天的なもの」が原因で、「病気になる」。

神仏の御加護で、一時的に良くなっても、自分自身を改めなければ、根治はしない。

たばこズバズバ吸いながら、大酒のみで、野菜食わずに、肉など脂っこいものばかり食べていて、「病気を治してください」も無いものである。虫が良すぎる。

良き事、悪しきこと、原因はすべて自分にある。

神仏への積徳は、自分自身の来世のために積むのが良いと思う。

他人の代わりに飯を食うことはできない。他人の代わりに勉強しても、知識は自分の身に付き、他人の身には付かない。

私が神仏社寺巡りを始めた頃は、まだ、御朱印は、一部の人しか知らなかった。(主に、四国遍路や西国巡礼をした人々から広まっていったと、思う)

最近は、御朱印ブームで、信仰心から来る人も、御朱印目当ての人もいる。

社寺では、基本的な「マナー」と、最低限の「作法」を守っていればいいと思う。(お寺で、パンパンッと拍手打つ人も多いが、お寺では打たない。打って悪いわけではないが、お寺では基本、打たない)

ただ、信仰心から巡る人と、観光巡りの人では、神仏から授かる功徳の差は、

「ある」。神仏はちゃんと見ておられる。

ではまた。

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五大明王・・・

2022-01-22 18:22:44 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

不動明王のお経としては、日本で作られたお経として、

①「聖無動尊大威怒王秘密陀羅尼経」よく練られている。

②「仏説聖不動経」①を短くしたもの。簡潔でわかりやすい。

③「不動尊劔の文」「不動尊祈り経」「不動明王利益和讃」(よくまとめられている) 修験者が唱えるものだと思う。僧侶や一般檀信徒が唱えても問題ないと思うが。

画像はウィキより、

④「五大力」 東方に降三世夜叉明王、南方に軍荼利夜叉明王~と、東西南北の四大明王のみ名を唱え、中央に大日大聖不動明王~と続く。簡潔で唱えやすい。

⑤「南無三十六童子」「南無八大童子」前述している。よく練られている。新義真言宗寺院で、不動明王が本尊の寺院で唱えられることが多い。

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不動明王・・・

2022-01-22 17:44:00 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

五大明王の中央、「主尊」が、不動明王。

画像はウィキより、

龍湫周沢写『不動明王二童子像』(メトロポリタン美術館所蔵)龍湫周沢写『不動明王二童子像』(メトロポリタン美術館所蔵)龍湫周沢写『不動明王二童子像』(メトロポリタン美術館所蔵)

龍湫周沢写『不動明王二童子像』(メトロポリタン美術館所蔵)

 

自性輪身が、大日如来。正法輪身が、金剛波羅蜜多菩薩。教令輪身が、不動明王。

今はもう売っていないが、昔買った、高野山南院の五大明王の写真お守りでは、「五大明王の中尊ですから、四大明王のすべての徳をそなえています」と書いてある。

ヒンドゥー教の最高神「シヴァ」を源流とする・・と、よく言われる。

ご真言も、「障礙を破壊する意味の真言」である。

昔は、「あしゃら明王」と言った。あしゃら=アチャラ=動かない。すなわち不動。

大法輪閣「図像仏像集成」によると、「如来 (お釈迦様) が成道した時の、降魔の智慧の働きを表したもの」

大法輪の平成12年第11号、特集「不動明王辞典」では、

「古代インドでは、2つの系統の不動明王がいた。「アチャラ (不動) 」と、「チャンダマハーローシャナ (恐ろしく、大いに怒れるもの) 」だ。

チャンダマハーローシャナとは、大呪と中呪にある、センダーマーカロシャーダーのこと」。

古くは、「不動如来使」「不動使者」と言われた。「釈迦如来の使者の記述も認められることには注意を払うべきであろう」 以上「大法輪」より。

お釈迦様の仏教は、「真理そのもの」であり、密教でも顕教でもなく、それらを「はるかに超えたところ」にある、と前述した。

時代が経つにつれ、日本仏教界は、どんどん「お釈迦様」から遠ざかっていっているように見える。密教は、直接は「お釈迦様」と関係が薄いと思われがちであるが、「お釈迦様と無関係であったならば」、それは、仏教でなく、ヒンドゥー教である。様々な形で、お釈迦様は、密教にも深い関りがあると「私は」思う。

さて、五大明王は、東寺「講堂」が有名。不動明王像は、「日本最古の尊像」。

弘法大師・空海は、たくさんの仏舎利 (お釈迦様の御遺骨) を、唐から持ち帰ったので有名である。

東寺が荒廃していた、建久8年 (1197) 年に、僧文覚が東寺の再建に向けて動き、講堂の仏像修理が進められる中、五智如来像の一つから、頭部に金属製の筒が発見され、その中から「仏舎利2粒」が発見された。

また、10数体の仏像から、仏舎利が発見された。

弘法大師が、唐から持ち帰った仏舎利のうち、25粒が講堂の仏像に納められていたのである。

それから時は経ち、平成9年、1997年に始められた、「平成の大修理」で、X線撮影により、不動明王の頭部にも「金属製の仏舎利容器」が確認された、と、当時の新聞に載っていた。

弘法大師の思いが、仏像に「仏舎利」を入れると言う形になったのである。
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他に、五大明王で、私が知る寺院では、

「成田山新勝寺」「成田山大阪別院」「高野山南院 (普段は、秘仏) 」「根来寺 (新義真言宗総本山) 年に数回御開帳。」「大覚寺 (京都市 真言宗大覚寺派大本山) 」「白峰寺 (四国88か所第八十一番札所の護摩堂) 」「西大寺 (岡山市 高野山真言宗 牛玉所殿の牛玉所大権現が、五大明王像) ・・・普段拝めるかどうかは定かではない。秘仏・金毘羅大権現像ご開帳の時、私は拝ませていただいた」。

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金剛夜叉明王・・・

2022-01-22 16:24:36 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

五大明王の、北方に「金剛夜叉明王」。

画像はウィキより、

なにやら恐ろし気な名前であるが、御姿も恐ろしい。

正面のお顔は、目が5つある。悪魔も、ぶっ飛びそうである。

自性輪身が、不空成就如来=天鼓雷音如来、釈迦如来とも同一視される。ただ、実際の、歴史上の人物としての、「お釈迦様」そのものでは無い。あくまで、密教の観点から見た考え方である。 成所作智(じょうしょさち) の「智慧」そのものである。

正法輪身が、金剛牙菩薩。教令輪身が、金剛夜叉明王。

昔買った、高野山南院の五大明王写真お守りでは、「釈迦如来、弥勒菩薩の教令輪身」となっている。弥勒菩薩と、金剛牙菩薩の関係はわからない。

南方の軍荼利明王も、障り (障礙=悪魔や悪霊) を取り除くと言われるが、

金剛夜叉明王も、悪魔や障礙を打ち砕くと言われる。

ウィキより

「梵名はvajrayakṣa(ヴァジュラヤクシャ)であり[1]、ヴァジュラとは金剛杵という武器を意味する。ヴァジュラはインドにおける雷を放つ神の武器であり、金剛夜叉明王は「雷=どのような障害をも貫く聖なる力を持つ神」という意味である。」「仏教に帰依した金剛夜叉明王は悪人だけを喰らうようになったと言われ、ここから「敵や悪を喰らい尽くして善を護る、聖なる力の神」という解釈が一般的となり、故に日本においても古くから敵を打ち破る「戦勝祈願の仏」として広く武人たちに信仰された。」

「夜叉神」とは、毘沙門天王の配下である。

御真言・・・オン バザラ ヤキシャ ウン

意味は、「帰命いたします。金剛夜叉の尊者よ、フーン」

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