タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

オオスズメバチの女王・・・

2022-01-31 20:18:27 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

私はなぜか、オオスズメバチの女王バチに好かれる。

昔住んでいた家には、2年連続で任務を終えた女王バチが「終活」にやってきた。

猫の出入り口から入ったのだろうと思われるが・・・「こたつ」の中に。

お猫がつついて「ぶぅ~ん」と言う羽音で気づく。

私は女王バチを傷つけず外に逃がしたが、翌朝外で亡くなっていた。それが二年連続。

今の家は、出来立てのホヤホヤだった頃、二階の神棚のある部屋の窓を開けて網戸にしていたら・・・大きな女王バチが外側にへばりついていた。

内側から見ると、すごい機嫌良さそうである。

「お前、仮面ライダー1号にそっくりだな」(仮面ライダー1号は、バッタがモデル)

網戸をデコピンしてみる。

「ぶううううぅぅぅぅぅぅ~ん」羽ばたくが逃げない。

やはり機嫌良さそうである。

ほっといて、3時間後に見に行くとまだいる。

夕方、まだいる。

「お前、早く帰らなきゃ、陽が暮れるぞ」

神棚の神様が好きなのかと思い窓を閉めた。

日が暮れる前に女王バチはいなくなった。

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ハチの優しさ②・・・

2022-01-31 20:08:24 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

去年の10月だったか、高野山の菩提寺に行った折、

ご回向が終わり、雨がそぼ降る中、本堂の石段を下りていたら、「小さな小蜂」が飛んできて、私の足元近くに降り立った。

しゃがんで見てみると、うちの電気温水器 (風呂) の機械の中に巣を作っている種のハチと同じ種の子だった。

昨年は、何度か故障して修理してもらったが、メーカー担当者曰く「ハチが巣を作ってますね」。

なんとか、巣を壊さずに修理してほしいと頼み、修理箇所と巣がかぶってなかったため、ハチも巣も傷つけず修理できた。

・・・私の家と遠く離れた高野山の菩提寺石段に降り立った小蜂は、雨の中私の足元に佇んでいた。

「またね」

小蜂が気を使ってくれてたようだったので、

私は菩提寺を後にした。

・・・・・


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神社界・・・

2022-01-31 20:01:54 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

神社・・・だいたい、5、6社兼任で「かつかつ」食べている宮司が多いと聞く。

外に仕事に出ている宮司もいる。

小さな神社の宮司は真面目な人が多い印象。

が・・・どでかい神社の宮司は、結構問題あることもあると聞く。

そういう点は、お寺と変わりない。

お寺も、小さな寺院の住職は真面目なのが多い。

ただ、人々の信仰離れの加速から推察すると、

神社界も、今後は、10社兼任で、外でも仕事しなければ食べていけない時代になるかも知れない。

明治の神仏分離は、江戸時代に社僧の横暴さに業を煮やした神職も望んだことだろうが・・・今の神社の置かれた環境を鑑みて、「これで満足か?」と言いたい。

私は、日本の神々の信徒であり、神職の信徒では無い。

私は、仏教の仏神の信徒であり、僧侶の信徒では無い。

言いたいことは、はっきりと言う。

私は「豹が変じて虎になる寅年生まれ」である。

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クロアゲハ・・・

2022-01-31 19:52:52 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

日本の神の神使でもある「クロアゲハ」。

美しい蝶々である。

今まで何度も助けられた。

昆虫は、生物界では弱い存在。だからか、「直観力」の鋭さはカラス以上かもと思える事象を何度も見てきた。気が向けば記述しよう。

ただ、クロアゲハ・・・・・運転中の車にダイブするのだけは勘弁してほしい。

ふだんは「ひらひら」と優雅に舞うクロアゲハ。

だが、たまに右前方上方より、「キイーンっ!」とものすごい速度でダイブしてくることがある。

「うわぁ~い」と、喜び勇んで私の車にダイブ・・・「うぉっ」

一瞬で後方の車を確認しつつ急ブレーキ踏むこと何度かあった。

ブレーキ踏まなきゃ完全に跳ね飛ばしてたタイミングが何度も。

そういうダイブしてくる時のクロアゲハは、「全く羽ばたかない」。

モスラの最速飛行のごとく、「キイーンっ」とすべての羽を水平のまま飛ぶ。

ただ、私の車に突っ込んでくるのは勘弁してほしいものである。

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戒律・・・

2022-01-31 18:45:21 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

現代語佛教聖典 (釈尊篇) 日本仏教文化協会より。

戒律。

ブッダが、弟子バッダリ尊者に対して、「師の戒律を守らぬ者が、さとりを得ようとして森に入っても、師を罵り、同学を罵り、天を罵り、自らを罵るであろうから、勿論さとりを得ようはずがない。それは、戒律を守らぬ者のうける当然の結果である。師の戒律を守る者にして、はじめてさとりを得るのである」。

中略

バッダリ「世尊よ、戒律が多くなって、さとりを開く者が、却って少なくなったのは、どういう訳でありましょう」

ブッダ「バッダリよ、それは善行が衰え、正法が隠れているからである。僧団内部においても、統制を乱す者が現われない間は、罰則を設けなかったが、大きくなるに従って、統制を乱し教えに背く者もでてくるので、自然戒律も増すことになる。バッダリよ、修道者も十法を具えれば、世間の尊敬を受けるに値し、また世間に対しては、無上の価値ある者となる。その十法とは、正しい見解と、思惟と、言語と、行為と、生活と、努力と、観念と、心の統一と智慧及び解脱である」

同じ大乗仏教でも、中国の嵩山少林寺のような武僧も、「自分を救うのは自分自身です。それが仏教です」とテレビで言っていた。彼らも、出家主義は貫いていて、僧である間は全寮制で修行している。味の無い饅頭に、味のない野菜スープ。肉食妻帯はもちろんしない。酒も飲まない。もちろん、還俗する者もいる。

以前、世界の仏教僧のフォーラムのようなものがあり、南伝・北伝の僧侶が一同に会して近況報告していた。

その時、中国の僧侶たちが、日本の寺院制度に対して「日本では、例えば禅宗など、中国の僧でも、しないような厳しい過酷な修行をするが、いざ僧侶の資格を取って自坊に帰って住職になると、在家の人と全く同じ生活をするのは良くない」と言っていた。それを聞いた日本の僧は、「中国の僧だって云々かんぬん」と文句を言い返していた。

ただ、第三者の目から見ると、現在の日本の仏教制度は、完全におかしい。大きな宗派になると、貫主は、「猊下」と言う呼ばれ方をし、権力にしがみつく者も多い。聞くと、「いい人が管長に選ばれると一期で辞め、欲の深い人が無理やりなると、二期も三期も務める」とか。まるで政治の世界である。

明治以降、坊さんは在家の俗人になったのだから今更仕方ないが、

せめて「不殺生戒 (生き物を殺さない) 」や「不妄語戒 (ウソをつかない) 」の二戒くらいは守ってほしいものである。

一般人の私でもできるくらいであるから、これくらいは簡単であろう。

私は、虫一匹殺さない。だから、どんな虫にも好かれるが・・・運転中の車にダイブしてくるのだけはやめて欲しい。急ブレーキの嵐になるから。

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