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imaginary possibilities

Living Is Difficult with Eyes Opened

ラヴ・ソング(2007/クリストフ・オノレ)

2012-10-13 23:54:15 | 2012 特集上映

 

本作は、2008年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にて

『愛のうた、パリ』のタイトルで上映されたらしい。

ということもあって、日本語字幕付(投影式だけどね)での上映。

35mmの美しい青からしっとりと映画は始まる。

 

三部構成および各章のタイトルが『シェルブールの雨傘』と符合するが、

本作も頻繁に歌が挿入されるミュージカル的映画。

『わたしたちの宣戦布告』が気に入った層には概ね受け容れられそうだが、

(ということは)観る層を選びそうな気もする特殊性も。

私は基本的に気に入った・・・はず。

というのも、奇妙な蛇行を繰り返されているうちに、

展開の行方に追いつけぬまま消え去ってしまわれた印象なので。

そして、そんな気になり方しているものだから、もしかしたら見直してみるかも。

ということで、詳しい感想は後で書こう。

 

オノレ監督作で必ずコンビを組んでいる音楽のアレックス・ボーパン。

本作でも14曲を提供し、新作(WOWOWで放送予定)では14曲を書き下ろし。

ちなみに、明日は14日。

(本作は、セザール賞の音楽賞を獲っています。)

WOWOWでのオノレ最新作を観る前にもってこいの予習教材。

ルイ・ガレルもいっぱい歌って踊る(?)し、キアラもしみじみ唱います。

ちなみに、2007年カンヌのコンペ選出作品だったりも。

日曜の飯田橋はのどかで好いですよ。

 


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