この時節、テロや事故に出会っても「自己責任じゃぁ」と思いつつ、結局は能天気なワタシは一般的にはレアな所へ出掛け、無事帰還した。 ローマの街中でスリにも詐欺にも会わず、ナンパもされなかったのは喜ばしい限り。 若くないことの恩恵多々を実感!? ホント! 親切な人がイッパイいたよ。 イースターだったからか、この時世だから前回よりも警備体制がスゴイ。アチコチにお巡りさんや迷彩服を着て腰にナニヤラをぶら下げた人が大勢。 道を尋ねるには好都合。複数で警備しているのでダレカには私の英語が通じる。 スペイン広場の近くのおまわりさん、「ボクのカノジョはニホンジン・・・でしたぁ! ハッハッハ(^▽^)」「アラ、ドチラがキライになったの?」 最後のサイゴに行った EATALYという大きな食料品スーパーのインフォメーションセンターで、「めいあいあすく・・・?」「ア~、二ホンのカタ、デスカァ?」 ペラペラと日本語を話し始めた。「えぇ、学校で勉強したし、日本でも・・。 でも、忘れてしまって・・・」 だったら、何の心配りも必要なし。「このバスケット、どこへ持っていってもいいんですか?」 私は藤色のバスケットを持って三階から二階へ、そして最後に一階のレジで買い物終了。 最後に彼女に手を振って別れた。 このスーパーはマドリッドからローマへ向かう際の隣席のオジサンに勧められたお店。彼はこのお店の名前を私が覚えたか否か、「もう一回言ってごらん。」とダメ押し。「クーバ」へ行ってきたという彼、ジ~ッとコチラを見て話す目鼻立ちの大きなイタリア男。 話しかけられて、一瞬、緊張したけど面白い人だった。 彼、最近、有名になったガイドブック「lonely planet 」のCuba版を持っていて、勝手に親しみを感じたのも事実。 名所・旧跡を見るのはモチロン目的だけど、出会った人と話すのも大きな楽しみで思い出にシッカリと残る。
旅の個々の地のことは追々記すけど、最後のサイゴのオソマツをやっぱり白状するワ。機内でスマホのSIMを入れ替えようとしてシマッタァ! スーツケースに入れたマンマだ! 成田でスーツケースを広げてSIMカードを取り出し、成田からの電車の中で入れ替え終了! 出来たっ! マニラからのメールにフッフッフ。 「家のソファに座るまで気を抜かないように・・・」
池袋で電車に乗って、初めてスマホの電話機能を使用。 コレってどう話すんだろう??・・・「あのぅ、今、・・発の電車に乗りました」と小さい声で言った。だって恥ずかしいんだもん。 地元の駅、迎えナシ。 ムスコ殿、出掛けている? 寝ている? タクシ―もナイ。 バスに乗って、ゴロゴロ転がして自宅着。 アラッ、車がある・・寝ているのかしら? ピンポンを押しても出てこない。シャ~ない、自分でキーを開けるか・・。 ココでちょっと不安が。 先ほど、あるとバカリ思っていたところ、キーの定位置に手を突っ込んだけどアタリがなかったのだ。 必死に捜し遂には庭先でスーツカースご開帳。息子の帰宅を待ち、草取りでもしようか・・と思ったトコロで、ドアが開いた!
帰宅を気付かなかった由。 留守電はよく聞こえなかった由・・コレはワカル。どこかのホテルで、キーをスーツケースの他の書類と一緒にしようかと思ったが定位置がベストと思ってそのままにしていた。結局、ホテルにも機内にもなかったらしい・・確認済み。ドコかで滑り落ちた? 飛び出した? 家のスペアキーはスグ出来たが、車のキーはドッコイ、ウマクいかなかった。 セキュリティーが掛かっているそうで、次男を通して注文した。 マニラ息子のアドバイスがドンピシャッ! アァ~ア!!