白川郷へ

　富山駅前から、下道を使って、白川郷方面に向かう。最近では、高速道路もできて、アクセスがよくなっているのだが、昔ながらの道をゆっっくりすすむ。
　途中の道は、コンクリートの屋根がついている道路が多くて、なんか、SF映画の一場面みたいな景色である。人家のないような山を抜けると、集落がぽつぽつ現れてきた。
　まずは、五箇山という合掌集落を見学することにする。駐車場からエレベーターで集落まで降りる。五箇山は白川郷より、観光地化されていなくて現役で生活しているような集落であった。
　昔に高山の方で、この合掌づくりの建物を見たことがあるので、今回はそれほどの感動はなかった。
　続いて、白川郷に向かう。こちらは、五箇山より規模が大きい、でも、完全に観光地化されているようだ。遊園地のアトラクションのひとつみたいになってしまっている。お土産屋や民宿が多く、有料で建物の中を見学できたりして、観光客も多い。
　まずは、白川郷にある日帰り温泉に入りゆっくりしてから、ひだ牛の串焼きやコロッケなどを食べつつ見学する。どぶろく祭り会館があったので、寄ってみたりした。軽く蕎麦屋で昼飯にした。
　白川郷には、昔から憧れがあった。よく写真なんかをみると、同じ日本とは思えないような建物が並び、昔から行ってみたいとは思っていた。思ったより、観光地化されていたのは、残念だが、十分に雰囲気を楽しめたと思う。
　旅人としては、こんなところにのんびり住んでみたいなあ。ともちらっと思ったが、実際に住むとなると、大変だろうな、、、。



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