気が付けば暫くぶり(^_^;
なので、久しぶりに真面目な奴を(笑)
さて、寨主の商売はソフトウェアの開発で、どこの会社でもデカイ案件が来るとPMを振られます(笑)
今までだと、一番大きい体制はオフショア含めると約200人、直接的には約60人くらいかな?
で、時々聞かれます。
「どうすれば大人数を見られるの?」
一般的に組織形態を大別すると2種類っすよね。
一つはピラミッド型のヒエラルキー。
もう一つはTOP以下は真っ平らなフラット型。
通常はピラミッド、何年か周期でフラットがちょいと流行って雑誌で取り上げられたりしますな。
ま、フラットを否定するつもりはないけど、フラット型ってのはどんな組織でも適用できるわけじゃないってのが寨主の持論です。
寨主のような商売では、決められたことを毎日坦々とやっていればどうにかなるってもんではなく、課題やら想定外のトラブルやらが次々起きるのを時の状況に応じて必要なメンバに指示出してクリアしながら予定のスケジュールを維持していきます。
こう言うような仕事の進め方の場合、当然のことながらフラット型にしちまうとTOPの負荷が異常にデカクなるので、TOPが回らなくなって全体が崩壊します。
あれよね、パワーのないワンマン型のTOPが失敗するパターンに似ているかもね(笑)
で、じゃあどうやってピラミッドを廻すのよ?と聞かれれば、「廻る組織になるように、それぞれの位置に廻せる人を配置する」、これが全てっす。
え?それじゃ、お前が廻してるわけじゃないじゃんかって?
当たり前じゃん(笑)
PMのお仕事は、必要なスキルのメンバを集めて廻る組織を作ること、その組織が廻るように的確な指示を出すこと、この二点に尽きますのよん。
では、どうやってそれを作るのか?
これもすごーく簡単な話っす。
組織としての最小単位は、数名からせいぜい10名前後、それ以上大きいようであれば、きっと何かをキーに分割できる筈。
なので、まずは最小単位の人数を見られるメンバをそのサブリーダに当てます。
その上のリーダは、複数のサブリーダをコントロールするので、その位置に来る人のキャパに応じて、担当するサブチームをぶら下げます。
リーダの役割は、自分配下のサブチームの状況把握と指示なので、サブリーダからの報告を受けて自分の能力・権限の範囲で問題をクリアできる限りは自分の判断で指示を出します。
リーダから上への報告は、全体の状況・問題に対して行ったアクションと結果・自分だけでクリアできない問題ってことになるよね。
その上の上位リーダ、名前を何と呼ぶかは別にして、それも基本は同じ。
要するに、違いはキャパと問題認識力と判断力の違いのみっす。
どの位置にいても、より上位のリーダの意図を受けて、自分配下への指示統制と判断ができること、これがリーダの素質です。
最小単位5名の組織なら、リーダが3名のサブリーダをコントロールできて、上位リーダが2名のリーダをコントロールできるなら、それだけで30名の組織が廻ることになりますな。
後はこの延長だけど、上に行けば行くほど、そう言うスキルを持つメンバは少なくなるので、どこかで誰かに背伸びさせることになるのが普通っすね。
その場合、背伸びさせるメンバの直接的な上位に当たるリーダには、人を育てるセンスのある人に任せることで補完します。
当然、更に上位のリーダにも重点的にウォッチさせるけど、何かが起きて自分たちではクリアできないって信号が上がるまでは見てるだけっす。
要するに、どこがウィークポイントかが判ってるので、何かあってもフォローできる手当を最初にしておいて、更に背伸びさせる奴も育てちまおうってわけっす。
こう書けば当たり前なんだけど、この当たり前が出来ないのよ。
これが誰でもできるなら、そうそう失敗するプロジェクトなんて起きないし(笑)
まぁ、かなりデフォルメして書いてるし、これが全てではないけどもね。
でだ、実はこんな組織論なんてもんは、2500年も前から判ってることなのよね。
孫子曰、凡治衆如治寡、分数是也。
これっす(笑)
なので、久しぶりに真面目な奴を(笑)
さて、寨主の商売はソフトウェアの開発で、どこの会社でもデカイ案件が来るとPMを振られます(笑)
今までだと、一番大きい体制はオフショア含めると約200人、直接的には約60人くらいかな?
で、時々聞かれます。
「どうすれば大人数を見られるの?」
一般的に組織形態を大別すると2種類っすよね。
一つはピラミッド型のヒエラルキー。
もう一つはTOP以下は真っ平らなフラット型。
通常はピラミッド、何年か周期でフラットがちょいと流行って雑誌で取り上げられたりしますな。
ま、フラットを否定するつもりはないけど、フラット型ってのはどんな組織でも適用できるわけじゃないってのが寨主の持論です。
寨主のような商売では、決められたことを毎日坦々とやっていればどうにかなるってもんではなく、課題やら想定外のトラブルやらが次々起きるのを時の状況に応じて必要なメンバに指示出してクリアしながら予定のスケジュールを維持していきます。
こう言うような仕事の進め方の場合、当然のことながらフラット型にしちまうとTOPの負荷が異常にデカクなるので、TOPが回らなくなって全体が崩壊します。
あれよね、パワーのないワンマン型のTOPが失敗するパターンに似ているかもね(笑)
で、じゃあどうやってピラミッドを廻すのよ?と聞かれれば、「廻る組織になるように、それぞれの位置に廻せる人を配置する」、これが全てっす。
え?それじゃ、お前が廻してるわけじゃないじゃんかって?
当たり前じゃん(笑)
PMのお仕事は、必要なスキルのメンバを集めて廻る組織を作ること、その組織が廻るように的確な指示を出すこと、この二点に尽きますのよん。
では、どうやってそれを作るのか?
これもすごーく簡単な話っす。
組織としての最小単位は、数名からせいぜい10名前後、それ以上大きいようであれば、きっと何かをキーに分割できる筈。
なので、まずは最小単位の人数を見られるメンバをそのサブリーダに当てます。
その上のリーダは、複数のサブリーダをコントロールするので、その位置に来る人のキャパに応じて、担当するサブチームをぶら下げます。
リーダの役割は、自分配下のサブチームの状況把握と指示なので、サブリーダからの報告を受けて自分の能力・権限の範囲で問題をクリアできる限りは自分の判断で指示を出します。
リーダから上への報告は、全体の状況・問題に対して行ったアクションと結果・自分だけでクリアできない問題ってことになるよね。
その上の上位リーダ、名前を何と呼ぶかは別にして、それも基本は同じ。
要するに、違いはキャパと問題認識力と判断力の違いのみっす。
どの位置にいても、より上位のリーダの意図を受けて、自分配下への指示統制と判断ができること、これがリーダの素質です。
最小単位5名の組織なら、リーダが3名のサブリーダをコントロールできて、上位リーダが2名のリーダをコントロールできるなら、それだけで30名の組織が廻ることになりますな。
後はこの延長だけど、上に行けば行くほど、そう言うスキルを持つメンバは少なくなるので、どこかで誰かに背伸びさせることになるのが普通っすね。
その場合、背伸びさせるメンバの直接的な上位に当たるリーダには、人を育てるセンスのある人に任せることで補完します。
当然、更に上位のリーダにも重点的にウォッチさせるけど、何かが起きて自分たちではクリアできないって信号が上がるまでは見てるだけっす。
要するに、どこがウィークポイントかが判ってるので、何かあってもフォローできる手当を最初にしておいて、更に背伸びさせる奴も育てちまおうってわけっす。
こう書けば当たり前なんだけど、この当たり前が出来ないのよ。
これが誰でもできるなら、そうそう失敗するプロジェクトなんて起きないし(笑)
まぁ、かなりデフォルメして書いてるし、これが全てではないけどもね。
でだ、実はこんな組織論なんてもんは、2500年も前から判ってることなのよね。
孫子曰、凡治衆如治寡、分数是也。
これっす(笑)