センターのサマーキャンプを終えて一夜明けて、またキャンプの楽しかった記憶をかみしめています。
キャンプ2日目の朝、朝食後の歯磨きをしていると、
1年生の女の子がじいっとこちらを見ながら、
「それ、ぶどう味?」と。
「ううん、違うよ」と答えると、
「じゃあ、からい?」
「うん (*^^*) みんなのより、からいと思うよ」
「わー、からいんだぁ。」
1日目午後の芝生の広場での相撲ごっこ。
芝生の上だと転んでもあまり痛くないということがわかると、相撲など思い切りやったことのない子ども達も代わる代わる取り始める。
相撲に勝った子に声がかかる。
「次は俺とやろうぜ!」
「いや、オレだ!」
「おれが先だよ!」
さながら大相撲の申し合い稽古。
相撲は、力だけでも勝てないし、体格が大きいから勝つというのでもないのですよね。
意外な勝負になったり、納得の勝負になったりなど、様々。
これを繰り返して、お互いの力関係を確認しているようにも見えました。^_^
食事の場面が何度もあるキャンプですが、食事というのは、各家庭でのその子の普段の習慣をよく表しているのだろうなぁと感じます。
食器を置いたまま、肘をついて食べる人。
誰に言われなくても食後の器を重ねて片付けている人。
大丈夫、みんなが最初から出来るわけではないのです。
子どもは成長しているんですもの。
高学年の上級生達だって、はじめはみんな1年生でした。
今回のキャンプは、昨年雨で入れなかった海に入って泳ぐことが出来たのが嬉しかったですね。
2日目朝の思い出作りの製作で取り組んだ「うちわ作り」ではキャンプで最も印象に残ったこと、お家の人にお話ししたいことを書いたのですが、かなりの人が海を描いていました。
海で思いっきり遊べたのは最高でした。
ざぶんと海に飛び込むと、耳に水が入ってしまって、アタマをトントンやって水を出しました。
その後で耳をホジホジとやったら、水と一緒に入り込んだ砂がジャリッと出てきました。
耳の中にも思い出。f^_^;
1日目の午後のおやつはスイカ。班のみんなで仲良くお盆を囲んで「いただきます!」
食べたスイカのタネはというと、ぷっぷっと大地にまいてあげました。
今までの経験で、前年にスイカ食べた場所がスイカ畑になっていたことはないので、きっと土に還っているんだと思います。
今年のキャンプファイヤーの司会は5年生の2人。
「学校の自然教室で学んだことを是非教えて。そして、どんなキャンプファイヤーにしたいか計画してよ」
と指示を出しました。
彼らはその期待に応えて、今までのイクエイのキャンプファイヤーとは違う演出を考えてくれました。
火の神、火の使いを決めて、こんな風な衣装も着て、こんなセリフを言って、ダンスやゲームや言葉なんかもこんな構成でやりたい。
ごめんなさい。想像以上の演出と力の入れように、実は驚きました。
子どもたちのチカラは、役割を与えると、ぐんぐん伸びるのだと再確認しました。
火の神の衣装も、あれこれ考えて、結局百均のTシャツにペイントしようということになりました。
しかし、ペイントだと色移りしてしまうのでうまくない。
その結果、司会とは違う5年生の人がカッティングシートのような感じでビニールテープで装飾を施してくれました。
これが実にみごと!