長岡育英センター・ブログ

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お食事作り=ハヤシの巻!

2007-12-27 23:27:57 | きょうの育英
ニンジンをクッキーの抜き型で抜いています。

これ、クリスマスのクッキーでおなじみの
ジンジャーマンの抜き型で抜いているんです。

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きょうの育英センターは、2回目のお食事作り。

きょうのメニューは、
・ハヤシライス
・大根とレタス、ハムのサラダ
 (クリスマス・マカロニ入り)
・ポトフ(野菜たっぷりスープ)




当番さんはエプロンとバンダナ、マスクで
由佳莉先生と一緒に台所に入ります。



包丁を使って野菜の皮をむいたり、刻んだり、
洗い物を頑張ったり。




ザル、ボールなどの出番も多く、その都度
手際よく洗い物をしてくれる洗い物隊も
みごとなチームワークでした。




普段お母さんやおばあちゃんといった家の人が
なにげなくしてくださっている食事作り、
そしてそのための準備、片付け、洗いものなどが
こんなに大変だったなんて、初めて知ったという人も
いるかもしれません。




普段あまり気にも留めていないことや、当たり前に
思っていることをふと足を停めて考えてみたり、
自らが体験してみることでその苦労や有り難さ
(などを含む実際のこと・本当のところ)を
知るということは、大人になるための大きな
ステップなのではないでしょうか。


足を停めて、普段当たり前のこと(と思っていること)が
果たして当たり前であるのか?!と疑いを持ってみること、
そして当たり前ではないと気付くこと、そしてそれを
追体験・経験して我が身を持って知るということ、
これは取りも直さず、学習の基本の一つのカタチでは
ないでしょうか。

ちょっとまわりくどい言い方みたいになりましたけど。


本当の意味で「分かる」って、そういうことだと思うのです。

そして、気付きはそのための第一歩だと思うのです。



机の上では学べないことが台所では山ほど学べます。

台所での仕事には、国語も算数も理科も社会も美術も、
もしかしたら音楽や体育だって、あらゆる分野の勉強の
ネタが入っています。

もちろん家庭科の勉強も。


子ども達とのコミュニケーションもたっぷり取れますから、
絶好の親子コミュニケーションのチャンスです。
年末年始の子ども達のお手伝いにはぜひ台所での
お手伝いをたくさんさせてやってはいかがでしょうか。

そこは、「忙しいからあっち行ってなさい」なんて
言わずに。ちょっと気長に付き合ってあげてください。


子ども達には、ぜひ【味見】っていう「おいしい特典」を
お忘れなく。

それで料理好きになる子も必ずいますから。

えぇ、わたしがそうでした。

毎度、手伝いつつつまみ食い味見の係でしたから。



いや、……手伝いより味見が多かったかもしれませんが。



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できあがり!

これは川上サイズ。つゆだくハヤシ。
ちょっと水分が多かったです。ハヤシ。










味の方は、皆さんの満足げな表情から推測してください。

とてもおいしかったですよ。

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ところできょうのメニューはハヤシ、サラダ、ポトフと
実は包丁を使って切るものが多かったのですねぇ。

あとで気付いたんですが。

やはり、切りものが多いと、作業も多く大変でした。

しかしそのおかげか、包丁は全員が交代で経験することが
できました。大変というよりも、良い機会でした。


包丁を握った皆さん、家でのお手伝いを普段からしていて、
てきぱきとした包丁さばきを見せてくれる人あり、
包丁を持つのは初めてでこれから経験を重ねていくんだと
いう人あり、経験値は様々でした。

ですが、お料理をする楽しさをちょっとでも味わうことが
できたら、センターでの食事作りのの目標は「達成」と
言っていいのではないかと思うのです。

最低限必要な知識はもちろん伝えますが、むしろその
技術を教えるだけというより、きっかけ作りというか、
興味・関心の「種をまく」ことが、わたしたち
育英センタースタッフがねらいとしているところです。


さぁ、きょうの料理作りでは種が撒かれたのでしょうか。

焦らず、急がず、待っていましょう。

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Go For It!! IKUEI!!
 by 川上

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