長岡育英センター・ブログ

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花の色は…というより団子一色

2005-04-21 23:56:05 | 育英写真館

花の色は移りにけりな 徒(いたずら)に
 我が身世に経る 眺めせし間に



[解釈]
花の色は変わってしまったのだなぁ。
 花を眺めて団子を食べているつもりが、
  年だけ喰っているのが現実であるよ…、とほほだよ

 という意味。

(いいセンいってるとは思うが、ほんの冗談ですから)

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さて、「お花見大会」の写真を載せます。

お花見大会と子ども達も言っていましたが、別に「大会」では
ないのです。勝ち負けもルールもないのですから。必要なのは、
お花を観賞する心です。

……と、言ってみる。

実際には、みなさん気持ちは完全に花見団子に行っちゃってます。
問題のお団子はこちら。

川上と綾子先生の2人が、白玉粉で丸めて作った手作りの団子に、
新保先生お手製の甘じょっぱい醤油ダレをからめた「みたらし団子」は
なんと、白とピンクの二色模様。

ちなみに、丸めた団子だけでは少し足りなかったので、棒状のものを
トントン切って使う白玉団子も使いました。この写真には、その切った
タイプのものの方がたくさん写ってます。

残念…。丸めたのも上出来なのに。


でも、どちらの団子でも、おいしかったのには変わりありません。
大好評でした。男の子、大喜びの図。


3年生の女の子は、盛りつけと準備を手伝ってくれました。
器の中に、もはや団子はない。腹の中。


1年生の女の子も、大満足です。おいしいね。


大島さんからいただいた手作りおやつはキャラメル風味の
ホットケーキ。おいしいおやつのダブル攻撃に、駆さんも
まいりました。


みんな、降参です。まいった…。
ではなくて、先生の「おかわり、ほしい人?」の声に答えて
手を挙げる人たち。この時の手の挙げ方は、実に素早い。


団子もおいしいが、翔さんの顔もまた味わい深いのです。


両手に花(団子?男子?)の沙耶香さん。
「おかわりありますか」の声。


慧亮さんと郁恵先生も、お花見を満喫。
さて、おかわり配りますか?


「先生、おかわりください」
宏幸さん、100万ドルの笑顔です。


外で楽しく過ごした、温かい春の夕暮れでした。
…いや、ホントは寒かったですけどね。

なぜか本当にほとんど寒さを感じませんでした。
気温はそこそこだったのに風はひんやり吹いてましたからね。
でも寒さをあまり感じなかったのは、団子に完全に集中して
いたからなのでしょうか。

あっ、お花見が本当の目的でしたね。
みなさん、ところで桜はちゃんと見ましたか?

この写真でよくご覧下さい。これが、育英センター前の
桜の写真です。

こんなに美しいが、夏になると、アメリカシロヒトリの
「巣」に変身するのです。あーこわい。



世の中に 絶えて桜のなかりせば
 春の心は のどけからまし

 [古今和歌集所収] 在原業平

[解釈 ~長岡弁訳~]
世の中にほんげん桜なんか無かったら、
 春のおらったの心持ちも、
  まぁっと落ち着いてたったてがぁにさぁ。

もう春らなんか言うと、花見が気になって気になって、
 へぇ、どうしょもねーねかてー、ほんの気に。

(いいセン行ってると思うが、これもかなり意訳。
でも、たぶんほぼ正解。)

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業平さん、うまいこと言ってます。昔から日本人って、
桜が咲くって言うと、のどかではない、落ち着かぬ
ただならぬ心境で、日々過ごしていたんだろうなと
思います。

今週に入り、あちこちの桜が咲くのを見るにつけ、
センター前でのみんなとのお花見をいつしようと
ずっとドキドキしてたのでした。

雨が降ったとか、寒くなったとか、桜が散らないかな?
とか、団子ってどうやって作るんだ?とか、敷物って
あったかな?とか。

でも、きょうみんなと一緒に出来て本当に良かったです。
来年もみんなでこの桜を見られるといいですね。
そのころまで、みんなどれだけ大きくなっているのかな。

育英センターの前の桜も、ずっと毎日みんなの成長を
見守っていますよ。

「…だから、よそのうちの桜ですってば。」
「いや、そこはまぁいいじゃん。ね。」

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ガンバロウ長岡!!!
 ガンバロウ育英!!!
by 川上
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