子ども達は、きょうも
「安全クラブ」ごっこをしていました。
きょうは子ども達で停電になったら困ることを
書き出していたようでした。
その一つが、
・DS,wiiが充電できなくなる。
そうかぁ。
そうだねぇ。って、笑い飛ばすことは
できませんでした。
うん。これは、子ども達にとっては
大問題なのかも知れません。
大人も子どもも、困ることがあるようです。
さて、前の文章を今朝方書いて、
アップしてからも、いろいろ考えていました。
本当に傷ついてまいってしまっている子ども達に
自分たちは何ができるんだろうかと。
新潟青陵大学の碓井真史先生の文章を
ネット上で見つけて読んでみたら、
少しすっとしました。
ぜひご一読ください。
「子どもの心のケア:災害で傷ついた子どもへの対応」
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/saigai/2011sanrikuoki_eq/kodomo.html
碓井先生の文章の中の、
「災害遊び」の項目は今の子ども達の様子を
理解するのに役立ちます。
引用させていただきます。
なるほどです。
そう考えると、やはり「安全クラブ」ごっこなどで
地震体験を語り合ったり、避難計画を考えたり、
停電時のシミュレーションをしたりしている子ども達の
反応は、自分の中でこの地震の状況を受け入れるため、
折り合いをつけるための、一つの反応と捉えていいようです。
また、遊び(&遊びの道具)は、子ども達にとっては
心の安定剤だと考えれば、停電でDSやWiiなどの
お気に入りのゲーム機の充電ができなくなるとすれば、
それは心の安定を保てなくなるという大問題に
繋がるのですから、真剣に問題視するわけですね。
きょうの「ピークカット15%大作戦」が
うまくいって夏の大規模停電を避けられると良いですね。
結果は明日新潟県から発表されるそうです。
こちらも要チェックです。
碓井先生のサイトには、この他にも
災害心理学のほか、多くの心の問題について
示唆に富んだ文章を書かれています。
興味のある方はぜひご覧ください。
---
新潟青陵大学・碓井真史氏のサイトはこちら
「心理学総合案内 ころの散歩道」
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/index.html
また、碓井先生のツイッターアカウントはこちら
@usuimafumi
---
Step by step
by 川上
「安全クラブ」ごっこをしていました。
きょうは子ども達で停電になったら困ることを
書き出していたようでした。
その一つが、
・DS,wiiが充電できなくなる。
そうかぁ。
そうだねぇ。って、笑い飛ばすことは
できませんでした。
うん。これは、子ども達にとっては
大問題なのかも知れません。
大人も子どもも、困ることがあるようです。
さて、前の文章を今朝方書いて、
アップしてからも、いろいろ考えていました。
本当に傷ついてまいってしまっている子ども達に
自分たちは何ができるんだろうかと。
新潟青陵大学の碓井真史先生の文章を
ネット上で見つけて読んでみたら、
少しすっとしました。
ぜひご一読ください。
「子どもの心のケア:災害で傷ついた子どもへの対応」
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/saigai/2011sanrikuoki_eq/kodomo.html
碓井先生の文章の中の、
「災害遊び」の項目は今の子ども達の様子を
理解するのに役立ちます。
引用させていただきます。
子どもたちは、遊びを通して、学び、いやされていきます。できれば、場所や道具を用意して、遊ばせてあげましょう。
(中略)
被災後の子どもの中には、「災害遊び」といえるような、地震ごっこや、火事ごっこをして遊ぶ子ども達がいます。大人から見れば不謹慎で、非常識に見えますが、子どもなりに心を癒すための活動を本能的に行っているのです。(昔の有名な映画「禁じられた遊び」も、戦争被災者である子どものお葬式遊びです。)
子どもの災害遊びを、しかりつけて、無理に止めさせてはいけません。
大人たちも、周囲の人と災害の話をするでしょう。暗く、悲しい話をするでしょう。一緒に泣くでしょう。そのことによって、癒されるでしょう。無理に止められたら、いやですよね。
子どもの場合は、うまく言葉で表現できない部分、遊びという行動によって、癒されていきます。普通の遊びですら、不謹慎、うるさいと止められています事がありますが、遊びは大切です。
ましてや、災害遊びは、それこそ不謹慎と言って叱られそうですが、災害遊びこそ子どもが自分の心を癒そうとしている行動です。
災害遊びは、ごっご遊びや、積み木、砂場遊びなどで出てきますが、これ以外に、絵に描く子どももいます。暗い絵だからと言って、辞めさせないでください。
また、子どもでも、災害の話を繰り返しする子もいます。子どもですから、訳のわからない話を、それこそ何度もするでしょうが、どうか聞いてあげてくだささい。
なるほどです。
そう考えると、やはり「安全クラブ」ごっこなどで
地震体験を語り合ったり、避難計画を考えたり、
停電時のシミュレーションをしたりしている子ども達の
反応は、自分の中でこの地震の状況を受け入れるため、
折り合いをつけるための、一つの反応と捉えていいようです。
また、遊び(&遊びの道具)は、子ども達にとっては
心の安定剤だと考えれば、停電でDSやWiiなどの
お気に入りのゲーム機の充電ができなくなるとすれば、
それは心の安定を保てなくなるという大問題に
繋がるのですから、真剣に問題視するわけですね。
きょうの「ピークカット15%大作戦」が
うまくいって夏の大規模停電を避けられると良いですね。
結果は明日新潟県から発表されるそうです。
こちらも要チェックです。
碓井先生のサイトには、この他にも
災害心理学のほか、多くの心の問題について
示唆に富んだ文章を書かれています。
興味のある方はぜひご覧ください。
---
新潟青陵大学・碓井真史氏のサイトはこちら
「心理学総合案内 ころの散歩道」
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/index.html
また、碓井先生のツイッターアカウントはこちら
@usuimafumi
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Step by step
by 川上