長岡育英センター・ブログ

遊びも勉強もおやつも2020年も!
育英なら毎日仲間と一緒、みんなと一緒!
育英が僕らの放課後の場所!

号泣。そして立ち上がる子ども達。

2008-07-09 10:10:38 | きょうの育英
「マリと子犬の物語」昨日の8日にもまたセンターの
子ども達と一緒に見ました。

「ボール遊びしてるから見ない」って言っていた
子ども達もいつの間にか喫茶室のテレビの前に集まってきて
座っています。

あんまりしーんとしてるので誰もいないかと思うくらい。


部屋をのぞくと、みんながじっとにらむように
テレビを見ていました。

---

小学2年生、3年生の子ども達が号泣しました。

マリがヘリコプターに置いていかれるシーン。

彩の「マーリーーーー!!」という声に、
男の子も女の子も感情移入してしまうのか
「ぐわ~~~~ん」って泣いていました。

目は真っ赤、涙が本当に頬を伝ってこぼれています。

普段絶対に泣かないような気の強い男の子も
女の子も、ボロッボロ涙をこぼしてます。


初めて見たという男の子で、とても優しい男の子がいました。

彼は、マリが置いて行かれることがショックだったのか
しばらくしゃくり上げるように泣き続けていて、
お母さんがお迎えに来ても、玄関で泣き続けていました。

ちょっとショックが強かったかな、大丈夫かなぁと
焦りました。

「マリは元気なんだよ。死んでなんかいないよ。
彩のおじいちゃんも助かったんだよ。続きをよく見てごらん」
って言うと、彼は喫茶室に戻って続きを見ています。

その後マリが子犬たちと強く生きて行くシーンを見て
彼はようやく泣きやみました。


立ち直ることを覚えるのも、子どもの大事な経験ですね。

自然という大きな力の脅威の前でも、犬も人間も
自ら立ち上がり必死に生きていこうとしてく強さを
子ども達にはぜひ見て欲しいです。


過去の本当にあった地震を覚えている子ども達だけに、
フラッシュバックとか影響を考えてしまいますが、
それでも人は強いってこと、母の強さとか、 みんなは
決して一人ではなくて誰かと支え合っていることとか、
何か感じて欲しいと思います。



---

ところでこの映画のマリ役の犬、某携帯のCMの
「お父さん」と良い勝負で、実にみごとな演技です。
犬ってここまで芝居出来るんだ、と驚いてしまいます。


ドッグオブザイヤーとかあったら、マリかお父さんだなぁ。

---
Jump!! IKUEI!!
 by 川上


---


マリと子犬の物語 スタンダード・エディション

東宝

このアイテムの詳細を見る