ラティハン日記

ラティハンと人生の散歩道

半世紀といえば長いものです。

2016-02-24 | 日記
バパが最初に英国にラティハンを伝えてから50年は過ぎました。

ラティハンはそこを手始めに多くの国に広がりました。

半世紀といえば長いものです。

優に2世代分ですものね。


でも「まだ宣伝してはいけない」と二代目は言います。

「まだそのレベルに達していない」と。

あるいは「あなたがたは混乱している。」とも言いますね。


子どもが親になり子どもを持ち、そしてその子どもが親になろうとす
るそれぐらい長い時間が過ぎてもまだ「ダメだ。」と言われるのですね。

いや、「我々の出来の悪い」のは分かっています。

そうではありますが、それでもまあ世間並みですよ、一応は。

そういう人たちが半世紀以上も道に従ってもたどり着けないというの
はどこかが、あるいは何かがおかしいのではありませんか?


「バパがいて、そして二代目がいてこのていたらくです。」

そういう見方も出来ますね。

「だらしないのは我々だ」と。

「だからより一層精進しなくてはいけない」と。


なかなか立派な精神論ですね。

でもね、すばらしいリーダーが存在してさえこのありさまなのが、
これから先は我々だけでこの状況が改善できると。

そう言われるのですか、あなたは。

「今までやってきた事をもっと熱心にやってゆく」のだと。

「それでたどりつけるのさ」とね。


いやいや、ここらで少し頭を冷やした方が良いように思えます。

誰もたどり着けないゴールというのは、ゴールそのものが間違ってやしないか?

そこまでも視野に入れた見直しが必要でしょうか。


さてバパは「経験から学びなさい。」と言われました。

「経験が先生ですよ。」ともね。

やってみて、悪いところを見つけては修正していく。

世の中でうまくいっている個人やらグループやらはみんなそういうやり方をしています。

そうでなければ世間さまは付き合ってくれませんからね。


「世間などはどうでもいい」のですって。

「生命の真実はこちらにあるのだから」ですか。

そうやって世間を、時代を無視するのですね。


他人を無視すれば他人から無視されます。

小学生でも知っている道理ですね。

そうやって終いにはだれからも相手にされなくなると。

それでも「真実は我々にあるからいいのだ」ですか。

それではいったい今までのバパのご苦労はどうなってしまうのでしょうかねえ。

13TKL2.21(ルンガンサリ)
85CND6.17(チランダ)
83LON8.2(ロンドン)

PS
時代は容赦なく動いていきます。

かつては当たり前のようにそこにあった、バパや二代目の「直接の援助」も期待できなくなりました。

そうしてバパが期待したような会員の成長も現状ではなかなか難しい様です。

そんな中でも我々は次の時代、バパも二代目もいない時代を迎える準備が必要でありましょう。

バパが述べた理想論を追いかける時代は終わったように思われます。

これからはもう少し自分たちの身の丈に合った、能力に見合った目標にむかって進んでいくべきかなと思っております。(17.7.26)


PS
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