被災地のこどもたちに人形劇を届けよう! ★ いい顔・笑顔 人形劇の会 ★ @ ブログ

東日本大震災の被災地の子どもたちに、人形劇による楽しい時間を届けるためのネットワーク。

劇団なかよし 仙台公演の報告です

2013年09月10日 | 活動情報

❀劇団なかよしは、今夏も「いい顔・笑顔・人形劇の会」の一員として、8月20日~21日の1泊2日の日程で仙台の子どもたちのもとへ人形劇と手作りパペットを届けに行ってきました。

 

❀1日目に訪れた「のびすく宮城野」は昨年10月にオープンした新しい子育て支援の拠点です。児童館の中に、乳幼児と家族のための広場と学童クラブが併設されているので、対象も乳幼児から小学生までと幅広く、そのため演目も、乳幼児が楽しめるシンプルなリズム遊びや手遊び、パネルシアターから、小学生や大人も楽しめる人形劇・語り劇までそろえていきました。お母さんと一緒にリズムに乗る小さな子どもたちと得意げに突っ込みを入れる小学生・・・反応も年齢それぞれ。語り劇「たべられたやまんば」では、「あ~知ってる~それ三枚のお札だぁ」と言っていた小学生が一転、やまんばに追われて必死に逃げる小僧の場面で静まりかえってしまい、ラストで無事に和尚さんがやまんばをぺろりと食べるとようやくほっとした空気に・・・。そんな反応が楽しくて、つい、演者一同いつも以上に力を入れちゃいました(笑)。公演の最後には、館長さんご協力のもと、寸劇仕立てで楽しいパペット贈呈式が行われました。(のびすく宮城野ブログ ⇒http://www.nobisuku-sendai.jp/miyagino-blog/2013/08/post-36.html )

 

❀2日目の「かたひら保育園」は、なんと劇団メンバーのひとりが、震災直後の保育交流支援で知り合った保育士さんが、偶然この園に今年4月に異動・着任していたというご縁のある園です。当日は朝10時公演開始ということで、朝の登園時間に準備をしている私たちが気になって仕方ない子どもたち。さりげない風を装いながらさり気な~く様子を見に来るのが可愛かったです。

そしていよいよ公演開始。乳児クラスから年長クラスまでの全園児と先生方が集合。かたひらの子どもたちはとても素敵な観客さんたちで、すっかり劇の物語の世界にに入り込んで人形たちを真剣に励ましてくれたり、怒ってくれたり、喜んでくれたり・・・共に今のこの時間を作り上げているなと感じられ、私たちも演じていて本当に楽しかったです。最後のパペット贈呈式では、みんな大喜び!年長クラスの女の子2人が園を代表してパペットたちを受け取りに来てくれました。そして、なんと私たちが帰る頃には「ラブちゃん、レモンちゃん、ブルーちゃん」と名前もついていたのでした。実は、今回の公演に、劇団メンバーが勤務する大学の学生2名が初参加したのですが、保育者の卵でもある彼女たちにとって、今回の経験はきっとこれから始まる保育者人生にとって忘れられない宝物になることと思います。

(HITOHADAブログ⇒ http://hitohadap.blog.fc2.com/ )

❀最後に、パペットを作ってくださったみなさま。みなさまのお気持ちもしっかり届けてまいりました!

子どもたちと一緒のパペットたちもみな幸せそうでした♪

 


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