被災地のこどもたちに人形劇を届けよう! ★ いい顔・笑顔 人形劇の会 ★ @ ブログ

東日本大震災の被災地の子どもたちに、人形劇による楽しい時間を届けるためのネットワーク。

7/16(土)ハンドパペット制作会のお知らせと 3/27(日)ハンドパペット制作会の報告(遅いけど)

2016年07月13日 | チャリティー公演

3月末の公演で

人形があっという間になくなってしまったので

急遽 人形制作をすることに!

人形もないけど 人形制作のためのキットもない!

チャリティー公演も迫っているので

当日配布資料も作らないといけない…

などなどの切羽詰った作業日となりました

いろんなことを同時進行で…

人形制作を進める人あれば…

チャリティー公演の資料制作の人もあり…

この日出来上がったのは

この子たち…

キットを持ち帰った人たちが

あとから届けてくれた人形は…

緑の動物が多いですね…

某事務所からこんな子たちも見つかって…

でも この子達もあっという間にいろんなところへ行きました

というわけで また人形制作会あります!

7月16日(土)11:00~17:00 

プーク人形劇場5階にて

この時間の都合のいいときに来て

都合のいい時間に帰っていただいてOKです

裁縫道具を持って来てくれると嬉しいです

裁縫が苦手でも出来る仕事あります!

間近なお知らせですが お時間あったら来てね!



 


市原市「人形劇団とんとん」大槌町公演の報告! 2016/5/31

2016年07月13日 | 活動情報

千葉県市原市の「人形劇団とんとん」のみなさんが

5月31日 大槌町で公演をしてきました

今回は保育園のほかに 仮設住宅で地元の高齢者人形劇団とのジョイント公演も!!

この人形をプレゼントに持っていってもらいました

人形劇団とんとんの報告です!


大槌町に行ってきました!

復興の方はどんな状況なのだろうと思っておりましたが、

5メートルのかさ上げも、まだまだで、

その上の建物などは、まだまだの、まだまだでした。

5年経ってまだ、これ?  という状況です。

大槌町は、地震、津波の後に大火が襲い、

お寺の鐘も溶けてしまうような状況だったのです。

1万人の人口のうち、2千人が亡くなったなんて、想像を超えています。

その中で、人々は明るく振舞い、暖かかったのが印象的でした。

大槌保育園の園長も、

日頃から避難には強く関心を持っていて、

いろいろと実践もしていたようですが、

その避難場所も危うくなるようなことまでは想定していなくて、

最後は、崖山を皆で登って、難を逃れたそうです。

しかし、子どもを親に引き渡せた子のうち、

8人がその後の被害で亡くなってしまい、

保育自体はすぐに再開したものの、

先生は”うつ”になって、しばらく、他所との関わりがとれなくなってしまったとのことでした。

そして、やっと受け入れることができたのが、5年後の私たちの公演だったという訳でした。

そんな中での人形劇でしたが、子ども達の眼はキラキラと輝き、

そこここでの笑顔や笑い声に、

私たちの方が癒されました。



仮設住宅の集会所での高齢者向けの人形劇は、

地元の人形劇団(生きがい人形劇団「どっこいしょK」)との合同公演でした。

劇団長さんは、90歳、事務局長さんは、93歳、

私たちをお世話くださったのは、84歳でした。

人形劇そのものは勿論のこと、運営にかけるエネルギーも私たちと変わらず、

私たちも大いに刺激を受けました。

合同公演の後、心のこもった懇親会をしていただいてから、

お開きとなった次第です。


人形劇公演

1、大槌保育園

  時間;10:00~10:30

  劇 ;指人形「5匹のねずみ」

      パネルシアター「メロンパンやさん」

      人形劇「何して遊ぼう・かくれんぼ」

  人数;60人


2、仮設住宅集会所

  「どっこいしょK」公演

  時間;13:20~14:00

  劇 ;「吉里吉里坂のきつね」

  人数;35人

  「とんとん」公演

  時間;14:20~14:50

  劇 ;パネルシアター「ひらいたひらいた」

      パネルシアター「もりのくまさん」

      人形劇「かさじぞう」

  人数;35人


以上ご報告いたします。

お送りいただいたお人形は、二組とも差しあげてきました。

ありがとうございました!!!



熊本へ…

2016年07月08日 | チャリティー公演

熊本地震が発生して間もない4月20日

人形芝居燕屋のくすのきさんから連絡がありました

2月に熊本へ行ったばかりで 地元の人たちの顔が見えていることもあって

できれば支援公演に行きたいとのこと

5月4日の池袋いけいけ人形劇まつりに参加するので

その時に熊本へ向けてのカンパを集めたい…などなど…

「いい顔・笑顔~」は今後も東北への活動を続けると

4月3日のチャリティー公演で再確認したところへの熊本地震…

どんな体制が取れるのか どのように動けるのか 悶々としながらも

いけいけ人形劇まつりで集めたカンパ ¥32,291 は

熊本へのカンパとして預かりました

プレゼントの人形も託しました


人形芝居燕屋 熊本公演の報告です


 

熊本、宇土、八代 支援公演 報告

実施:2016年5月17日~20日   人形芝居燕屋 演目:腹話術『ハロー!カンクロー』 約20分

◆17日 松本~羽田~福岡移動。福岡泊。

◆18日 博多~熊本(新幹線) 9時 スカイレンタカー熊本駅営業所にて車を借りる。

 

11:00  ①聖愛幼稚園 観客数約70名(園児、職員、園庭開放参加の親子)

 

14:00  ②八代市立図書館 観客数約30名(図書館来館の親子、ご年配者)

 

16:30  ③宇土市東保育園、東育成クラブ 観客数約130名(園児、育成クラブ児童、職員に宇城子ども劇場の会員の親子が少し)

 

◆19日 終日レンタカーで移動

11:00  ④たんぽぽ保育園  公演後、昼食を園長先生らと給食を一緒に。

               観客数約70名(園児、職員と近隣の老人施設入所のご老人10名ほど)

14:00  ⑤宇土幼稚園 観客数約90名(園児と職員)

 

16:00  ⑥熊本市隈庄育成クラブ 観客数約60名(育成クラブの児童、職員)

 

◆20日 朝、熊本市にレンタカーで移動

11:00  ◆一新幼稚園 熊本城のすぐそば 観客数約80名(園児と職員)

終了後、熊本~博多~福岡空港~羽田~松本

 

市役所が全壊した宇土市は死者こそなかったものの結構な家屋の被害あり。

熊本市は今回伺えなかった東区は結構な被害とのこと。

行くことのできた中央区、南区でもブルーシートの家などを多く見かけました。

八代は比較的被害が少ないものの、大きな地震はどちらも夜だったため、夜になると不安で、車で寝たり、避難所に行く人もいるとの事。

(もちろん、他の地域も同様)

 

子どもたちは、園などでの生活は普段と変わりない様でも、夜になると怖がる子はいるとの事でした。

 

 以上:報告者:くすのき燕(人形芝居燕屋)