被災地のこどもたちに人形劇を届けよう! ★ いい顔・笑顔 人形劇の会 ★ @ ブログ

東日本大震災の被災地の子どもたちに、人形劇による楽しい時間を届けるためのネットワーク。

いい顔・笑顔 人形劇の会in神戸 第2弾のお知らせ

2012年04月22日 | 活動情報

いい顔・笑顔 人形劇の会 神戸公演第2弾
『くすのき燕さんを迎えて東北にエールを送る会』
6月2日(土)13:30~16:30
会場;神戸情報文化ビル14F(神戸ハーバーランド神戸新聞社)
参加費;大人1,500円、こども(4才~中学生)500円
プログラム
第1部 神戸メンバーの上演(人形劇団あっかんべ、もとちゃんコーナー、ゆうすけ座)

第2部 14:30~人形芝居燕屋 公演 「さんまいのおふだ」&「ハロー!カンクロー」

第3部 交流フリートーク (福島のママたちの「べこっこロール」を食べながら)

申し込み先;「いい顔・笑顔人形劇の会神戸事務局」
E-mail 2011iikaoegao@gmail.com
FAX 078-737-0264


4月15日 第3弾 チャリティー公演 の報告です

2012年04月21日 | チャリティー公演

『いい顔・笑顔 人形劇の会 東日本大震災チャリティー公演 第3弾』が、4月15日に新宿 プーク人形劇場で開催されました。 

当日のプログラムです。

■13時30開演

1. 劇団なかよし 人形劇「春のおきゃくさま♪」
 

2. おはなしまきば 歌あそび&紙芝居「はなさかじいさん」
 

3. すずきファミリー パネルシアター「パネルシアターのうた」「花火」 
 

4. ポランの広場 語り「ヤギとライオン」(南米トリニダードの民話)
 

5. 紙人形劇団「ダンプにのったクマ座」 紙人形劇「オペレッタこぶとりじいさん」
 

  ●『いい顔・笑顔 人形劇の会』から (1年間の報告など)
  

     ― 休憩 10分 ―

6. 日本女子体育大学幼児発達学専攻kiriゼミ エプロンシアター「とんでったバナナ」
 

7. 人形劇団わたぐも(名古屋) 人形劇「ぶうたのおるすばん」 
 

  ●『いい顔・笑顔 人形劇の会 神戸事務局』から (家の耐震工事の必要性などについても)
  

8. 人形劇団おまけのおまけ(神戸) 大型紙芝居「とりのみじっちゃ」
 

9. 人形芝居燕屋(松本) 腹話術「ハロー!カンクロー」 
 

10. てんたん人形劇場(塩竈) 人形劇「たったか たったか たったかた」 
 

最後に全員集合
 

当日は、スタッフ39名のほかにお客様が110名もおいで下さり、会場は満席の状態でした。

各地から駆けつけてくださった劇団の皆様、ご来場の皆様ありがとうございました。


かわいい人形が届きました!

2012年04月16日 | 活動情報

夢まあるく舎から、被災地へのプレゼント用の人形が届きました!2月の人形作りの講習会の後、作ってくれました。

実は、ちょっと目のつけ方が甘かったので、手直ししました…小さい子が遊ぶ時に、人形をかじったりすることがありますよね。それで目玉のボタンがちぎれたりすると怖いので、しっかり縫いつけ直しました!松本の人形劇団やまんばが4月25日に仙台の児童館に公演にいく時に、プレゼントしてもらおうと思ってます。

5月6日は連休最後の日曜日ですが、時間のある方は人形作りの講習会に参加してね!参加費不要。裁縫道具を持参してね!13:00~16:00 プーク人形劇場の5階でやります。参加できる方は info@iikao.org  までご一報くださいね!お待ちしてます!

 


人形劇団わたぐもから 大槌町・山田町ボランティア公演報告

2012年04月15日 | 活動情報

大槌町・山田町ボランティア公演報告
                      人形劇団わたぐも たかはしいちげん


 3月5日(月)から8日(木)までの4日間、岩手県上閉伊郡大槌町と下閉伊郡山田町の8つの保育園と幼稚園に、初めての震災復興支援公演に行ってきました。

 3月5日(月)。初日から雪です。予定より30分早めに旅館を出ます。国道45号線は概ね復旧していましたが、ところどころまだ工事中で渋滞していました。最も被害の大きかった大槌町の中心部に入ると、すでに建物の瓦礫は沿岸部に集められていて、そこはただ空間が広がっています。ぽつんぽつんと解体を待つ建物があるものの、基礎が残っていることでそこに建物があったことがわかるだけで何もありません。山の上や中腹の建物は残っていますが、その山や建物も焼けて黒くなっているものもあります。テレビに映されて頭に残っていた津波が押し寄せている光景とはまた別の、唇が凍るような世界がそこにありました。


 最初の上演会場は、大槌町おさなご幼稚園。1階の天井近くまで津波で浸水したのですが、木造の建築設計が優れていたため建物自体は無事で、職員や地元の人たちによる約2か月の休み無しの復旧作業で保育を再開したそうです。今回の演目(どの園も同じ)はパネルシアターの『たべるのだいすきひよこちゃん』、人形劇『なかよし』、気分転換の体操とゲームを挟んで『ぶうたのおるすばん』で1時間弱、わたぐも一人芝居の中でも選りすぐり(?)の笑える3部作です。40人の園児たちは最初はやや緊張気味でしたが、すぐに慣れてきて大きな声で人形とやりとりしたり笑ったり。上演後は園児全員と握手して、記念写真を撮りました。ばらしのあとしばらく、園長先生から震災当時からのお話をうかがいました。


 20分ほど移動して午後の上演会場、山田町の山田第二保育所へ。

この園は高台にあって、幸い被害を受けていません。入り時間がちょうど子どもたちのお昼寝の時間で、起こさないように静かに搬入、仕込みを始めます。園児数は25人。ここの子どもたちも元気です。4時ちょっと前に上演が終わると、お迎えを待つ間、何人かの子どもたちが上演風景の絵を描いてお土産にくれました。雪は上演前ぐらいから霙になり、帰り道ではやんでいました。


 3月6日(火)。大槌町堤乳幼児保育園へ。井上ひさしの小説で有名になった吉里吉里にある園です。地域は大きな被害を受けましたが、園の建物は高台で無事です。園の階段の壁には震災ボランティアに来た方たちの写真や全国からの励ましの手紙が貼ってありました。園児数は80人弱。終演後、ばらしていると保育士さんが「子どもたちがお礼に歌のプレゼントをしたいって」と、ばらしを中断して歌を聴きます。なんだか照れますが、嬉しいです。


 園を下ったところで、ビニール張りの仮設の食堂を地元の元気なおばちゃんたちがやっていると聞いたので、そこでお昼。午後は山田町の山田中央保育園。園に行く途中にあるはずの陸中山田駅は影も形もなく、線路もところどころしか残っていません。保育園の前の道路を挟んだ向こう側まで津波がきたそうです。帰り道、園の周りには数軒の塊の仮設住宅がいくつかと、プレハブのローソンや仮設の店舗ができているのを見ました。以前とはほど遠いものの、そこで生活していく人たちがいるのだと、あらためて感じました。


 3月7日(水)。午前の大槌町大ヶ口保育園は大槌川の河口から約2キロと奥まったところにあり海抜も9mで、直接の津波の被害は免れました。園児数は40人くらい。上演後は、子どもたちと一緒に給食をいただきました。


 午後は山田町織笠保育園。

海から直線で400mほどなのですが、海抜20m近い高台にあり無事でした。けれど、園の下(南側)にびっしり広がっていた町並みは壊滅。地震と津波のあった当日は、園の下は洪水と火事で地獄のようだったと。インフルエンザによる休園が明けたばかりで今回は園児数16人と少なかったのですが、みんな元気いっぱいで観てくれました。

 3月8日(木)。午前は大槌町の安渡保育所。

大槌港の奥、最も津波の被害の大きかったところです。ナビの指し示す通りに行っても目指す園舎がありません。安渡小学校に間借りしてやっているとのことで、急いで近くの高台にある小学校に向かうと、校庭いっぱいの仮設住宅。安渡小学校は避難所になっていて、いまは保育園と公民館として使われているとのこと。入れ替わりやって来るボランティアのおかげですっかり人見知りしなくなった子どもたちが仕込み中にもやって来ますが、負けずに仕込んで上演。園児数は25人。


 午後は山田町船越保育園。

この辺りは船越半島の付け根で海抜が高くなっていて、保育園は無事です。体力は限界なので気力を振り絞って、いつもより少し濃いめに演じます。園児数は30人。園長先生とじっくりお話した後、退出。
「いい顔・笑顔 人形劇の会」のみなさんからお預かりした人形は、会からのプレゼントとして全部の園にお渡しし、たいへん喜ばれました。

 行ってみて良かったと思うのは、元気な子どもたちの顔が見られたということと、実際にたくさんのものを見て、そこに暮らす人たちと話せたということで、ただ名古屋でメディアを通して情報を得ているだけではわからないものを垣間見ることができました。誰もみんな何かを失い、傷ついている。そして、私が勝手に思っているだけではないと思うのだけど、多くの人がそれを話したがっている。「ただ笑ってもらえればいい」と、確かに人形劇の上演に行ったのだけれど、それと同じくらい話を聴きに行ったような気がします。震災から時間が経ち、報道がされなくなって、ボランティアも少なくなって、忘れられてしまうことを被災地の人たちは心配しています。だから、できることを続けていきたいと思います。また上演にも行きたいと思います。


第2回 いい顔オリジナルハンドパペット講習会

2012年04月14日 | ハンドパペット製作講習会

いい顔・笑顔 人形劇の会 では、被災地公演にでかける劇団にハンドパペットを託して、公演会場でプレゼントしていただいています。2011年は、札幌から贈られてきた人形をプレゼントしていたのですが、今年からやっといい顔オリジナルの人形を作り始めました。人形を作ってみたい方、ちょっと興味のある方、人形制作の講習会をしますので、裁縫道具を持って、ぜひご参加ください。

  第2回 いい顔オリジナルハンドパペット講習会 

5月6日[日] 13:00~17:00

プーク人形劇場5階にて

  ※この時間内のご都合のつく時間においでください。遅刻・早退OKです。
  ※事前に参加申し込みをお願いします。 E-mail;info@iikao.org


第3弾!! 東日本大震災チャリティー人形劇公演

2012年04月10日 | 活動情報

第3弾!!
東日本大震災チャリティー公演

2012年4月15日(日)13:30~16:00
 
※開場時間 13:00

☆出演☆

てんたん人形劇場(宮城) 人形芝居燕屋(松本)
人形劇団わたぐも(名古屋)  人形劇団おまけのおまけ(神戸)
すずきファミリー ポランの広場  おはなしまきば
日本女子体育大学幼児発達学専攻KIRIゼミ  劇団なかよし
紙人形劇団「ダンプに乗ったクマ座」  人形劇団くさぶえ

参加費 おひとり 1,000円
みる人もやる人も おとなもこどもも
みんな 同じ参加費です!

会場:新宿南口 プーク人形劇場(アクセスはクリック)

この公演での収益は『いい顔・笑顔 人形劇の会』で被災地公演に行った際の
交通費の補助などに使用させていただきます。


チラシ(PDF)

申込み・問合せ

■ いい顔・笑顔 人形劇の会  Eメール;info@iikao.org
FAX;03-3304-9318
プーク人形劇場 TEL;03-3379-0234

主催:いい顔・笑顔 人形劇の会


☆ プログラム ☆

 1.劇団なかよし
   人形劇「春のおきゃくさま♪」
 2.おはなしまきば
   紙芝居&歌あそび《時の物》
 3.すずきファミリー
   パネルシアター「パネルシアターのうた」「花火」
 4.ポランの広場
   語り「ヤギとライオン」(南米トリニダードの民話) 
 5.紙人形劇団「ダンプにのったクマ座」
   紙人形劇「オペレッタこぶとりじいさん」

●いい顔・笑顔 人形劇の会 の報告など

休憩 10分

 6.日本女子体育大学幼児発達学専攻KIRIゼミ
   エプロンシアター「とんでったバナナ」
 7.人形劇団わたぐも(名古屋)
   人形劇「ぶうたのおるすばん」

●いい顔・笑顔 人形劇の会 神戸事務所から

 8.人形劇団おまけのおまけ(神戸)
   大型紙芝居「とりのみじっちゃ」
 9.人形芝居燕屋(松本)
   腹話術「ハロー!カンクロー」 
10.てんたん人形劇場(角田・仙台)
   人形劇「たったか たったか たったかた」

13:30開演  終演予定16:00

ICU 国際基督教大学 人形劇研究会ぱぺっと のみなさんからの報告です!

2012年04月01日 | 活動情報

『国際基督教大学人形劇研究会ぱぺっと』のみなさんは、総勢12人で宮城5会場での公演をしてきました。

プログラム『絵本の国のおともだち』(30分)+ふれあいタイム(10分)

3月8日 10時30分開演 美田園保育園 (子ども・職員合わせて100名程度)
    15時30分開演 名取が丘児童センター (子ども50名・職員3名程度) 

3月9日 10時開演 ゆりが丘保育所 (子ども25名・大人10名・職員5名程度)
    15時開演 那智が丘児童センター (子ども10名・大人7名・職員3名程度)

3月11日 10時30分開演 宮城県図書館2階ホール養賢堂 (子ども・大人合わせて100名程度)
 
●会場の子どもたち、おとなたちの様子、自分たちの感想

美田園…子どもたちは人形の動きに敏感で、転んだり、飛んだりするとすぐに笑ってくれて、嬉しかったです。人数が多い分、皆元気で楽しい公演になりました。
名取が丘…子どもたちの年齢が高めだったので、劇の内容を素早く理解し応答してくれて、掛け合いがとてもスムーズに行きました!ふれあいタイムをとても楽しんでくれたみたいで、良かったです。
ゆりが丘…子どもたちが掛け合いの時にお行儀よく手を上げて答えてくれてびっくりしました。私達にとって初めての出来事だったので、感動と共にアドリブスキルのUPに繋がりました。
那智が丘…子どもたちがとても真剣に劇を観てくれて、嬉しかったです。他の会場に比べて人数が少なかった分、アットホームなふれあいタイムに出来たので、子どもたちもたっぷり楽しんでくれたかな?と思います。
図書館…大人のお客様が多かったので、今回の出張公演で初めて大人向けギャグの場面で笑いが起きて、嬉しかったです。子どもだけではなく、図書館に来るあらゆる年齢層の方々に来ていただけたのが、新鮮でした!
 
●公演以外に子どもたちと交流して遊んだ活動など

公演前には役者も当日スタッフも前に出て、子どもたちと人形で遊びました。名取が丘の子どもたちはとてもパワフルだったので、体を張って遊ぶ場面もありました。
また、公演後はふれあいタイムを通して子どもたちと人形で遊ぶ時間を作りました。今回は楽器も持っていったので、人形だけではなく、楽器とのふれあいもありました。
 
●いい顔さんのサポート

・移動 森谷さんと弟さんの車のおかげで、だいぶスムーズに移動が出来ました。
3月9日 森谷さんの車と部員の車で移動
3月10日 森谷さんの弟さんの車と部員の車で移動
3月11日 森谷さんの車と部員の車で移動(娘さんにも開場準備のお手伝い頂く)

・会場設営・広報
3月11日 森谷さん親子には、机や椅子の運び出しを手伝っていただいたり、素敵なポスターを用意していただいたりしました。
今回の公演では、森谷さんには、私たちの描いたポスターに文字を入れていただき、いろんな場所に貼っていただいたり、チラシとして置いていただいたりしました。
それ以外にもメールで呼びかけをしていただいたり、会場確保以外にも、公演の宣伝で大変お世話になりました。
 
・演技指導
『てんたん人形劇場』の土屋さんには、初日にいろいろなアドバイスをいただいて、午前と午後では格段に質の違う劇に仕上げることができました。
すぐに私たちの名前を覚えて、積極的に私たちの劇に関わってくださって、本当に嬉しかったです。良い刺激になりました。学ぶことがとても多かったです!
 
『いい顔・笑顔 人形劇の会』の皆様には、色々と本当にお世話になりました!ありがとうございました!