被災地のこどもたちに人形劇を届けよう! ★ いい顔・笑顔 人形劇の会 ★ @ ブログ

東日本大震災の被災地の子どもたちに、人形劇による楽しい時間を届けるためのネットワーク。

人形劇団チトが 福島・宮城に出かけてきます

2011年10月31日 | 活動情報

人形劇団チトの幸田眞希です。下記の様な日程で、福島と宮城に行ってきます。

11月15日(火) 南相馬市 原町聖愛保育園 15時から(55名)
11月16日(水) 石巻市 日和幼稚園 10時から(45名)
           名取市 愛島小放課後児童クラブ 15時から(30名)
           名取が丘児童センター 16時から(50名)      
11月17日(木) 仙台市 朝市センター保育園 10時15分から(50名)
 
現地での報告はまたここで!

人形劇団やまんばから 報告です!

2011年10月29日 | 活動情報
松本の人形劇団やまんばです。
 
10月18日(火)宮城県の亘理町の亘理保育園にボランテイア公演にいってきました。
地震の後、津波が保育園のすぐそばまできたので隣の工場の二階に避難をし園児に被害はなかったのこと。
津波で家の土台だけが残り、全てが押し流され、がれきの山をみた時、本当におそろしいとおもいました。
家がない。寝るところが奪われてしまう恐ろしさ、を肌で感じてきました。
 
 そんな中でも、先生方は元気に、子どもたちの保育に立ち向かっていました。
 
これで、4回目のボランテイア公演にいってきました。
これからもできるだけ公演に出かけたいと思っています。

10月20・21日 東松島の保育所に行ってきました

2011年10月27日 | 活動情報

わけです。今回の東松島の保育所の公演は、3月から現地にボランティアで通っている、『池袋いけいけ人形劇まつり』事務局長の須田くん経由の依頼でした。

いけいけ人形劇まつりに関わっている劇団に声をかけて、東松島市の保育所7園を、2回に分けてまわりました。前半は10月5・6日に4園。私は後半20・21日に3園を、コロン団のBUNちゃんと共に担当しました。20日は矢本東保育所にBUNちゃんが、大曲保育所にわたしが、21日の鳴瀬地区保育所にはBUNちゃん・わけちゃん2人で公演してきました。

大曲保育所では60人ほどの子どもたちと1時間ほどの時間を楽しみました。

はじめは緊張気味の子どもたちでしたが、だんだん気分もほぐれくると、箸がころんでも笑うほどのすごい反応!思わずこちらがびっくりでした。

公演後、何度も現地を訪れている須田くんが、被害にあった地域を案内してくれました。おそらく住宅地であったのだろう、半壊したままの家が何件か傾いたまま建っている。あるはずのない場所に船がある。足場はどこもぬかるんでいる。津波をかぶった保育所もあり、壁にかかったままの3月の予定表に、思わず見入ってしまいました。

宿泊した『ホテル壮観』は、その名の通り、本来ならば風光明媚な観光ホテルなのでしょうが、宿泊しているのは、被災地の作業員の男の人ばかり。売店には、ホテルで販売されるはずの無さそうなものも並んでいました。

お土産のお菓子を買って、10月23日の『いい顔・笑顔 人形劇の会in松山』へ持って行きました。

21日は、鳴瀬地区保育所。ここは被害の大きかった、小野・野蒜・牛網3園合同の保育所で、プレハブの新しい園舎ができたばっかりでした。ホールの中央に柱が2本ドーンとあり、舞台をどうしたものやらと思いつつも、なんとか準備をして、およそ70人くらいの子どもたちと、1時間ほどの時間を楽しみました。

公演終了後、実際に被災された先生からの、園児を脇にかかえて避難した話は、想像を絶するものでした。そうやって無事だった子どもたちが、今あそこにいたんだ…と思うと、なんとも言えない気持でした。先生は、このことは後々まで伝えていかなければいけないとおっしゃって、集めた新聞記事や資料も見せてくださいました。

今回まわった3園にも、いい顔・笑顔から人形をプレゼントしました。札幌からいただいた11体の人形と…

急遽わたしが作った人形3体と…

東松島に1回目に行った時、人形を持って行ってもらえなかったので(ちょうど人形が切れてました!)、その分も現地のボランティアの方に預けて、届けてもらうようお願いしました。

私はその後、名古屋経由で松山へ!松山の報告はまた後日…

 


『ぱぴぷぺぽ劇場』おいけ家金魚さんから いわき公演の報告です!

2011年10月27日 | 活動情報

『ぱぴぷぺぽ劇場』のおいけ家金魚と小川耕筰の2名でいわきへ行ってまいりました。

10/23は、いわきおやこ劇場さんの例会公演として、
10/24は、小名浜第三小学校の低学年の観劇会として、
「おともだち」「赤ずきんちゃん」を上演してまいりました。

いわきおやこ劇場では、3月10日に408名いらした会員さんが、
5月中旬の時点では、遠方への避難や、退会のため
166名しか確認できず、幼児さんはたったの3名という状況の中で、
とても、幼児例会を開催することは不可能で、中止せざるを得ないというご連絡をいただきました。
胸が痛む思いでした。

でも、たとえたったひとりでも、残っている会員さんたちのために
私たちの人形劇を見てもらいたい、少しでも心癒してもらいたい、
みてくれた子どもたちの想いが、やがてまたいわきに戻ってきた子どもたちに伝わって
会員さんがもとのように増えてくれれば・・・と願わずにはいられませんでした。
だからなんとしても例会は、決行したい!ボランティアで行きたい!と。

また、津波の被害を受けた友人が学校長を務める
小名浜第三小学校にも、同様に人形劇を届けたいという想いもあり、
この2つの公演を何とかつなげて、実行したいと願ってきました。
しかし、人形劇は私一人の想いだけでは、成り立たちません。
パートナーの協力が必要。
その旨をメンバーである小川氏にお話しすると、快く賛同してくれました。
本当にありがたいことです。

上演当日。
いわきの劇場さんでは、内心どのくらいの人数が集まるか、不安だったのですが、
なんと、ふたを開けたら、120名を超える親子連れが来て下さいました!
幼児さんが激減してたと聴いてたもので、こんなに子どもたちが来てくれて、
本当にうれしかったです。
かなりのおチビちゃんもいて、オオカミが出てくるとちょっと怖いような顔もしてましたが、
それでも、しっかり最後まで観てくれました。

「いい顔・笑顔・人形劇」の事務局さんから託された
手作りのパペットをお渡しすると、大変喜んでくださり、
入口付近に飾ってくださいました~♪




次の上演地、小名浜第三小学校では、1年生と2年生が見てくれました。
ほとんどの児童が、生の人形劇は初体験ということで、
本当に食い入るようなまなざしで、最初からどっぷりとおはなしの世界に入りこんでいました。
小学生だけあって、ストーリーを深く理解し、
幼児さんとは違う楽しみ方をしてくれたようです。

こちらにもプレゼントの手作り人形をお渡しすると、校長先生(私の友人)が
「素敵なので、どこか飾るところを考えます」と受け取ってくださいました。

終演後、お子さんたちからの感想文をいただき、一人ひとりの文面をじっくりと読ませてもらいましたが、
本当に楽しかった様子が伝わってきました。

福島は、原発事故の関係で、給食などもかなり神経を使い、食材を仕入れるのが
大変な状況のようです。
また、私たちがいる間にも、先生が校庭やら教室やら、いたるところで
放射線量を計測している姿をみかけました。
先生も、子供さんたちも、日々の生活で、
不安な要素はまだまだたくさんあるとは思いますが、
一日も早く終結することを願いつつ、
帰路につきました。

金魚のブログにも、写真入りで、当日の模様をUPしてます。

「いわきへ行ってきました!~その1(いわきおやこ劇場)~」
http://ameblo.jp/kingyopino/entry-11058558494.html

「いわきへ行ってきました!~その2(いわき市立小名浜第三小学校)~」
http://ameblo.jp/kingyopino/entry-11058566962.html



いいだ人形劇フェスタから宮城へ!

2011年10月18日 | 活動情報

飯田人形劇フェスタ2011の期間中、チャリティー公演を行いました。そのチャリティー公演の収益金で マシュ&Kei の被災地公演を実現するためです。

公演場所・日程は、『いい顔・笑顔 人形劇の会』地域世話人の土屋さん(てんたん人形劇場)が飯田と連絡を取ってまとめてくれました。

・12月19日AM10:00~東松島市  大曲浜保育所
・12月20日AM10:00~亘理町  鹿島保育所
・12月21日AM10:00~東松島市  大曲保育所
・12月21日PM  3:00~東松島市  鳴瀬地区保育所(野蒜/牛網/小野)、
・12月22日AM10:00~東松島市  赤い南保育所
 
すてきなクリスマスプレゼントになりそうですね

あ・ぶ・ぶ人形劇場から 気仙沼公演の報告です

2011年10月05日 | 活動情報
秋分の日に出発して、宮城県で上演してきました。

 
9月24日(土) 気仙沼市ケアホームめぐみ
いい顔・笑顔のチラシを見た職員の菅原さんから依頼があり、あぶぶで上演する事になりました。
完成したばかりの二番目の福祉施設と、いちごハウス5棟が津波で流されるなど被害が大きかった所です。
ケアホームめぐみは幸い山側にあったので建物は無事でしたが、気仙沼市や南三陸町の障害を持つ子ども達の受け入れ先になることが決まり、急遽プレハブのキッズルームを作りました。
今回の上演では、めぐみの皆さん、キッズルームの子ども達の他、近所の人達も一緒になって楽しんでいただきました。
震災の時の様子、あぶぶの上演など、ブログでご覧ください!

 
9月25日(日) 仙台市北山ございん祭
20年前から宮城子どもの文化研究所の発案で、仙台市北山の住民と地元の輪王寺が共同で、毎年人形供養をやっています。
今年は震災の影響で一ヶ月遅れの開催になりました。
輪王寺の境内にフリーマーケットや焼きたてパンなど色々な屋台が並び、供養の前にあぶぶが人形劇を上演しました。
仙台市でも海側はとても大きな被害がありましたが、その影響で今年は供養の人形の数がとても多かったという話です。
毎年実行委員を担当する方も一人津波で亡くなったそうです。

 
9月26日(月) 塩竈市香津保育所
宮城こどもとあゆむネットワークの紹介での上演でした。
香津地区は塩竈でも山側にあるので、直接津波の被害は受けなかったも震災後はライフラインが全部ストップしてしまい、保育には大変なご苦労があったようです。
子ども達は全員無事で、元気に運動会の練習に励んでいました。
園長先生のご自宅も津波で流されてしまったとのことですが、飾って置いただるまだけ倒れなかったというお話を、苦労の中の笑い話で聞かせていただきました。
塩竈の他の保育園でも人形劇を見たいという希望があるので、ぜひお仲間に伝えてくださいとの事です。
 

 
あ・ぶ・ぶ人形劇場
鐙 龍光