こんにちは。
人形劇団「夢まあるく舎」です。
5月28日(月)PM船越保育園
5月29日(火)AM山田中央保育園
PM大浦保育園
5月30日(水)AM山田第一保育園
以上2泊3日のスケジュールで4保育園を巡りました。
荷物は宅急便で送り、現地でレンタカーを借りる形で動きました。
3日間、山田町のあちこちを車で移動しましたので、町の外貌を知ることが出来ました。
今は、がれきもほとんど撤去され、土台だけが残って、雑草が其処此処に生い茂っています。
町の中心部は、津波と火災でほぼ消失、「山田駅」も跡のみでした。
病院や役場が高台に残っていますが、看板に焦げた跡があり、火が、ギリギリのところで食い止められたのが解ります。
さて、人形劇の上演は、簡素な舞台でしたが、いつもの「夢まあるく舎」の上演と、何ら変わらない子どもたちの歓声で、楽しく終えることが出来ました。
ただ、園長先生たちのお話を伺いますと、決してこれが当たり前の状態ではなく、「いい顔・笑顔 人形劇の会」のような活動の大切さが、解かりました。
子どもたちがこんなに感情を出せるようになったのは、震災から半年も過ぎてからで、それまでは、無表情で静か、喧嘩も絶えず、心が閉ざされた状態だったそうです。
変わり始めたのは、夏祭りのイベントで、全国からボランティアが訪れ、こどもたちと遊んでくれたことからだそうです。折々の紙芝居や音楽の演奏、人形劇や風船遊びなどのボランティアの訪問を、こどもたちは心待ちにするようになり、徐々に、感情を表に出せるようになっていったそうです。
暗い波間からの「助けて」という声を、こどもたちも聞いてしまったはずで、私たちの訪問が、心の奥深くに抱えてしまったものの、薄皮を剥いでいくお手伝いの一つになればなと、思いました。
「いい顔・笑顔 人形劇の会」の活動は、とても素晴らしいものだと、あらためて思いました。
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是非とも今後の岩手県山田町の復興状況を見守りたいですね!