被災地のこどもたちに人形劇を届けよう! ★ いい顔・笑顔 人形劇の会 ★ @ ブログ

東日本大震災の被災地の子どもたちに、人形劇による楽しい時間を届けるためのネットワーク。

エパットの郡山公演の報告です!

2011年09月28日 | 活動情報

☆エパット郡山市・支援公演報告☆  9月19日(月)~21日(水)       

 
郡山市内 外壁、瓦が落ちて半壊のままに見える建物
 
 
 
開成山公園 (市役所前) 子どもは誰も遊ばない
 

  
    「ニコニコ子ども館」 2F ホールでの公演

 
郡山市の東部・南部の子育て支援センター等で親子向けの公演を3回しました。ここは市の子育て支援事業の拠点でしょう。
3階建ての建物全館が多様なニーズにこたえて機能していました。
先生たちも、お母さん、お父さんたちもここで暮らす子どもと生きる今を、しっかりと過ごそうとしていました。
 
 

   

       民間学童クラブ 元気な子どもたち!
 
ここでは皆が参加出来るプログラムをお願いしますと言われて、子ども達と遊べるパネルシアターや手品みたいなものを持っていきました。先生も参加。
「子ども達が笑うと涙がでるのです」と先生。
 
「放射線量は来年になっっても下がらないと思っています」ともおっしゃっていました。
 
       保育園公演 
 
この日は一日で3ヶ所 移動しました。
午後のお昼寝明けの子ども達、台風15号が近づいてきましたが、負けずに完走。
設営に時間のかからない「エプロンとパネルシアターの専門劇団」 “お一人座”ならではの本領を発揮しました。
 
 
  わらべうたサークル(公民館)にて
 
わずか2周間で公演を準備してくださった古澤政子さん(中心)は
わらべうたの指導者で、今回ご自身の地域ネットワークと行政をつなげて私と一緒に走ってくださいました。(誉めてやりたい愛車スズキ・アルト)
 
郡山市ではどの幼稚園も『預かり保育』をしているということで、午後、一ヶ所 私立幼稚園にも行きました。「あの日以来 園庭には子どもたちを出していません」と園長先生。表土を削っても持って行ってもらえないので深い穴を掘ってやっと夏休みの開ける前(8月下旬)に埋めてもらったところだと、誠実そうなお顔を曇らせていました。
 
本当に 大変な事態だと 思いました。
「子ども達の元気」と「大人たちを応援する」ために  いい顔・笑顔・人形劇の仲間たちは全国から福島に行きますよ!と伝えてきました。
 
エパット:尾崎フミコ  記
 
 

千葉県・船橋市から 東松島市図書館へ行ってきました

2011年09月22日 | 他の活動情報

船橋の『NPO法人・夢虫』+『人形劇団ぐるーぷ・あ』の合計9人で、8月11日、東松島市図書館を訪問してきました。夢虫の理事長の半田さんは、仙台のご出身です。『ぐるーぷ・あ』の坂本妙子さんから、報告していただきました。

8月11日(日) 11:00~12:00 夏休み おはなしの会 

内容は、絵本の読み聞かせ、パネルシアター、人形劇、青虫のワークショップの、約1時間のプログラムでした。  しんとした町でしたが、児童館のお知らせなどで集まってきました。 

東松島の町はテレビで写るように、津波が通って住めなくなった家がそのままたくさん残っていました。東松島市図書館も水が入ったそうです。でも、私たちが訪問したときは、整っていました。たくさんのボランティアの方が訪ねてきて、子どもたちにいろんな楽しみを届けているようでした。私たちのワークショップの青虫が大人気で、作った後、舞台で演じていました。子どもたちの元気な様子はいつも嬉しいですね。福岡からの車ごと移動図書館もありました。多分他の図書館は開いてないのでしょう。

(東松島市図書館での様子は図書館のHPで見ることが出来ます)http://www.lib-cithm.jp/lib/002.2011.3.11zisin.7.1open/2011.3.11shinsai.open.NO2.html

私たち(人形劇団ぐるーぷ・あ)は東松島の2件の老人施設も訪問しました。パネル 人形劇 語りと日本舞踊です。

お年寄りは、みなさん一人一人壮絶な経験をしたのでしょう。でも千葉から来ましたと伝えると、そんな遠くからと感謝されました。地元の話と民謡での踊りだったのでアンコールがありました。


『糸あやつり人形劇団みのむし』の飯室さんから宮古市被災地公演の報告です!

2011年09月22日 | 活動情報

8月末の5日間、岩手県宮古市を中心に10数ヶ所で震災復興支援の公演をしてきました。 

港のすぐそばにあった家内の実家はすっかり更地になっています。

毎年夏休みに実家で過ごし、毎日「浄土ヶ浜」で泳いでいた息子(いいむろなおきマイムカンパニー)も 今回はパントマイムで一緒に舞台に立ちました。

 

海岸沿いは延々廃墟が続いています。

震災で町長が亡くなられた大槌町辺りはまだ瓦礫の撤去もままならない状況のようです。

そんな廃墟の前を黙々と通勤通学する人たち、心の中は如何ばかりでしょう。

 

「今まで必死で頑張って、仮設に入れてホッとしたら何か気持ちに穴があいたような…」

とおっしゃる先生。

 

人形劇やパントマイムを見てくれた幼稚園、保育所、児童館のこどもたちはとても元気で 思いっきり笑ってくれました。

 

こどもたちの屈託の無い元気な笑顔を見てると嬉しくなります。

それが周りの大人たちを勇気づけ、癒してくれるに違いありません。

 

ゼロからの再スタートというのは本当に厳しいものがあるでしょう。

とくにお年寄りにとっては。

 でも未来がいっぱいのこどもたちの笑顔を見ていると元気が湧いてくるような気がします。

こんな時には、こどもの元気な笑顔、これが本当に大切だと思いました。

 

                           飯室康一

・8月26日(金)10:00~ 宮古市そけい幼稚園(約150名)
     いいむろなおきの「パントマイム」・みのむしの腹話術「キリンのリンちゃん」
・8月26日(金)15:00~ 宮古市重茂(おもえ)児童館(約70名) 
     いいむろなおきの「パントマイム」・みのむしの腹話術「キリンのリンちゃん」
・8月27日(土)11:00~・13:30~ 宮古高校(一般約50名)
     いいむろなおきの「パントマイム」
・8月27日(土)19:00~ 宮古市カントリーズCafe(大人約50名)
     いいむろなおきの「パントマイム」・みのむし「乗り遅れた男」
・8月28日(日)11:00~ 宮古市「キャトル」つどいの広場(乳幼児約20名)
     みのむし「ワンダフルおばさん」「キリンのリンちゃん」
・8月28日(日)14:00~ 宮古市田老児童館(約40名)
     いいむろなおきの「パントマイム」・みのむしの腹話術「キリンのリンちゃん」
・8月29日(月)10:30~ 釜石市鵜住居(うのすまい)保育園(約40名)
     みのむし「カエルの王子様」「キリンのリンちゃん」
・8月29日(月)15:00~ 山田町豊間根保育園(約65名)
     みのむし「カエルの王子様」「キリンのリンちゃん」
・8月30日(日)10:00~ 花輪保育所・佐原保育所(約100名)
     みのむし「カエルの王子様」「キリンのリンちゃん」
 
お預かりした人形を各会場でプレゼントしてきました。皆さんに大変喜んでいただきました。

おいけや金魚さんから ぱぴぷぺぽ劇場 被災地公演の予定です!

2011年09月22日 | 活動情報
ぱぴぴぺぽ劇場で福島に行ってきます!
 
■10/23(日)14:00~いわきおやこ劇場  
       ぱぴぷぺぽ劇場「赤ずきん+おともだち」
 これは、会員激減により例会中止になったのでボランティアで行くことに。
 
■10/24(月)10:20~いわき市立小名浜第3小学校
       ぱぴぷぺぽ劇場「赤ずきんちゃん+おともだち」
 私の大学時代の友人(高木君)が学校長をやっている小学校です。
 震災の時は、もうちょっと北の夏井小学校の学校長をやっていて、目の前まで津波がきたそうで、学校自体が避難所として機能してたため、なかなか家にも帰れずに、大変だったようですが、この8月に異動辞令が出て、この小学校へ転勤になったようです。
 いずれにしても、いわきのこどもたちはみな震災で傷ついているので、彼の学校へも行ってあげたいと思って前からお話してたんです。
  
■11/24か25あたり 大熊町立熊町小学校 会津分校 
       ぱぴぷぺぽ劇場「のそのそにょろにょろ+短編集」
 こちらは、同じ大学時代のクラスメイトで、大熊町の友人、佐藤玲子さんが赴任している小学校です。
 

池袋いけいけ人形劇まつりから 東松島へ!

2011年09月19日 | 活動情報

池袋いけいけ人形劇まつりのメンバーで、被災地公演に行くことになり、『いい顔・笑顔 人形劇の会』も協力することになりました。東松島市の保育所を2回に分けて尋ねます。公演予定はこのとおり!

1回目 上演劇団;BUNちゃん、パネル劇場ぱねるっぱ、人形劇チーム青空共和国                                          10月5日(水) 大曲浜保育所、矢本西保育所
10月6日(木) 赤井北保育所、赤井南保育所

2回目 上演劇団;BUNちゃん、わけちゃん                                       
10月20日(木) 矢本東保育所、大曲保育所
10月21日(金) 鳴瀬地区保育所

2回で計7箇所の公演です。公演の報告は、またここで!  わけ


人形劇ではないですが・・・

2011年09月18日 | 他の活動情報

人形劇ではないのですが、友人からお知らせがありまして… 全国津々浦々、いろんな支援団体がありますが、こちらは、このイベントで被災地にコタツを送ろうということのようです。保育士の方の報告もあるので、何か参考になる話もあるかと思って、こちらでもお知らせします。 わけ

ふんばろう東日本支援プロジェクト
【日時】2011年9月25日(日)11:00 開場/11:30 開演 
【会場】リーガロイヤル東京 ロイヤルホール【主催】ふんばろう東日本支援プロジェクト
【料金】3,000円(消費税込)※前売、当日ともに※全席自由

<第一部>
三浦美香(南三陸町)「被災地のあの日から今までを語る」
<第二部>
西條剛央(早稲田大学大学院)
「ふんばろう東日本支援プロジェクトの今日に至る経緯と今後の展望」
<第三部>
土居裕子 コンサート
楯 直己(Native American Flute)
貞光裕美子(Piano)

【チケット購入方法】
9月25日開催!ふんばろう東日本チャリティイベント[受付:9月24日まで、お電話にて受け付けます。]
チケットは、当日、チケット引き換え窓口にてお渡しいたします。
購入、および、お問い合わせ ふんばろう東日本支援プロジェクト 0570-06-4439
※当イベントの収益は全額 東日本大震災の被災地支援に使わせていただきます。
会場(リーガロイヤル東京)は無償で提供していただいています。

●三浦美香  三陸町 マリンパル(保育所)保育士
震災当日、勤務先の小さな保育所に300人以上の人が避難してくる状況下において子供たちや避難者の保護に尽力。
●土居裕子  女優 歌手
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。女優として数多くの舞台に出演。歌手としてもソロコンサート、ライブ、CDリリースなどで活躍。芸術選奨文部大臣新人賞、読売演劇、大賞優秀女優賞を三度受賞。
●西條剛央  早稲田大学大学院(MBA)専任講師。
専門は心理学や(科学)哲学。「構造構成主義」というメタ理論を体系化。仙台出身。東日本大震災で身近な人たちが被害に合い、現地で被災地の置かれた状況を目の当たりにしたことをきっかけに被災地支援に乗り出し、ふんばろう東日本支援プロジェクトを立ち上げた。
■お問合せ先
ふんばろう東日本支援プロジェクト 0570-06-4439


いい顔・笑顔 人形劇の会in松山 のお知らせ

2011年09月18日 | 各地の人形劇情報

 10月22日・23日に『いい顔・笑顔 人形劇の会in松山』が開催されます。5月21日に香川県三木町で開催した『おいでまい!人形劇まつり』をぜひ松山でも!ということで開催の運びとなりました。

 ←クリック拡大

10月22日(土)14:00 えほんの店コッコ・サン松山店 支援金;おとな1,000円 こども(4歳以上)500円 出演;人形劇場たけのこ(香川)・人形劇団どんぐり(愛媛)・人形劇サークル ヘソ太郎(愛媛)・他4劇団(香川)

10月23日(日)14:00 愛媛大学南加記念ホール 支援金;おとな1,000円 こども(4歳以上)500円 出演;人形劇場たけのこ(香川)・わけちゃん(香川)・人形劇団やじろべえ(福岡)・人形劇団どんぐり(愛媛)・沖縄三味線奏者 嶋本慶

その他詳細はチラシを拡大してね!  わけ


松本の『人形劇団やまんば』から!

2011年09月15日 | 活動情報
9月13日、郡山市のあさひがおか保育園と学童保育大成どんぐりクラブにボランティア公演にいってきました。
保育園の未満児の子たちは一日15分だけ外遊びができ、3・4・5歳児(以上児)は30分の外遊びがゆるされているということでした。
放射能汚染の問題は目に見えないだけに何とも言えませんね。その中で先生がたは必死に保育を創っていました。その姿に頭が下がりました。
一日も早く、放射能が除去されるとよいのですが、、、、、、なんとも歯がゆいですね。
 
10月17・18・19日に宮城県の亘理町の亘理町保育園に行きます。   
 
                                NPO法人 人形劇やまんば 
                                     岩井田紀子

 


エパットが郡山へ行きます!

2011年09月15日 | 活動情報

郡山の子どもたちの支援に立ち上がった現地・母親たちのネットワークで、おはなし劇場【エパット】が8か所で公演します   

9月19日(祝・月) 11:15 東部地域子育て支援センター/14:00 ニコニコ子ども館2Fホール

9月20日(火) 10:00 富田西公民館/11:30 ニコニコ子ども館2F子育てサロン/13:30 ニコニコ子ども館3F世代間交流室/16:00 学童保育大成どんぐりクラブ

9月21日(水) 11:15 南部地域子育て支援センター/14:00 海南幼稚園/15:30 開成保育園


災害派遣等従事車両証明書について

2011年09月08日 | 活動情報

あぶぶのあぶみです

9月・10月の連休に、東北の被災地にボランティア上演に出掛けようと考えている方にお知らせです。

「災害派遣等従事車両証明書」を発行してもらえれば、高速道路の通行料金が無料になります。
ただし被災地の自治体や社会福祉協議会(災害ボランティアセンター)からの要請・承諾に関する添付書類が必要です。

今回の私の場合…
*「いい顔・笑顔・人形劇の会」のチラシを見た、気仙沼の福祉施設から上演の依頼が届き、あぶぶで引き受ける事に。
  ↓
*福祉施設から、気仙沼市のボランティアセンターに連絡。
  ↓
*ボランティアセンターからあぶぶに問い合わせの連絡。
  ↓
*ボランティアセンターから承諾書類をFaxで送ってもらう。
  ↓
*私の地元の区役所総務課で申請して証明書を発行してもらう。

という流れでした。
各自治体で多少違うかもしれませんが、大きな部分は変わらないと思いますので、ぜひ試みてください。
証明書は料金所通過の度に1枚必要なので、首都高からなどの場合、往復で4枚になります…私の区の場合申請書は1枚でした。

ちなみに各地のボランティアセンターは以下のホームページで検索出来ます。
福島県 
http://www.pref-f-svc.org/
宮城県   http://msv3151.c-bosai.jp/
岩手県      http://www.iwate-shakyo.or.jp/cgi/news.cgi