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‘おいしく、食べる’の科学展と土偶展

2009-12-26 23:59:59 | 外出

■‘おいしく、食べる’の科学展

りんかい線の東京テレポート駅から無料の巡回バスに乗って、日本科学未来館へ。
上記の企画展を見に行った。

入口前で、日本全国の雑煮が紹介されていた。
地方によって餅の形や具がだいぶ違う。関西は丸い餅だし、その場所の特産品が入っていたりする。
餅が入ってないとか、ぜんざいのような雑煮は、雑煮と言えるのだろうかと不思議に思った。
しかし、私は雑煮は好物ではないため食べないので、地方の雑煮の具を確認して、これなら食べてもいいかも・・・という視点で雑煮の展示を眺めていた。

展示内容は、海外の食卓、味覚について、食品の色や匂い、チョコレートについて、食料自給率、品種改良、遺伝子組み換え、植物工場、食品工場の機械、POSシステム、ファストフード店の食品管理、保存食、缶詰、宇宙食、ペットボトルの技術、冷凍技術、フリーズドライ、栄養素、食べ合わせ、科学的な食の安全、未来の食材ミドリムシ、食品廃棄、食に関するウソとホント、期限、食品表示、無添加について等々。

面白かったけれど、私は食べ物の好き嫌いが激しく、あまり食べることに興味がないため、展示を心から楽しむことはできなかった。

さらっと流して見学するつもりだったのに、意外と見学時間が長くなったのは、食品工場の機械を紹介する映像をじっくり見ていたから。
私は工場見学が好きなので、映像だけでなく、実際に見学してこれらの機械を見ることができたらなぁ、と思った。

映像の中で実際に見たことがあるのは、キューピーの卵割り機だけだった。
ドーナツを焼く機械は、似たものをクリスピードーナツで見てるけど。
しかし、大量生産されるお好み焼きは、あまり美味しくなさそうだった・・・。
ロボットという感じが一番したのは、鶏肉を切り裂く機械。
魚の切り身を作る機械は、人間が切った方が早そうな気がした。

今回は展示協力している会社がたくさんあるが、中でも大手の味の素、キリン、マクドナルドが目立っていた。
マクドナルドは、衛生管理がすごいことがわかった。私にはマックでバイトはできそうにないと思った。

見学後、売店で「ミドリムシクッキー」を購入。
クッキー1枚に約2億匹のミドリムシが含まれているとのこと。
ミドリムシは体に必要な栄養素を豊富に含むので、未来の食材として期待されていると、企画展で紹介されていた。

次の目的地へ移動するために乗ったゆりかもめの中で、さっそく「ミドリムシクッキー」を1枚食べてみたが、特別おいしいクッキーというわけではなかった。
でも、たくさんの色々な栄養素が補給できたから、まっいいか。



■国宝 土偶展

次に東京国立博物館で開催中の土偶展へ。

国宝になっている土偶は3体で、それらが一同に会して、見ることができるのはすごいのかも。
でも、なんでその3体が国宝になったのかはよくわからない。
他にも有名な土偶があるのに。というか、他のしか知らなかった。

例えば、ハート型土偶や遮光器土偶。
ハート型土偶は、間近で見ると鼻の穴がでかい。顔の輪郭はハート型でかわいいのになー。

遮光器土偶は宇宙人を模したものではないかと言われて有名だが、間近で見るとそんな気もするし、全然違うんじゃない?という気もする。

土偶は指が3本しかなかったりするので、宇宙人?とも思えるが、真相は不明だな。
芸術的で不思議な作品であることは間違いないと感じるが。

土器も展示されていたが、たぶん教科書でよく見たであろう土器があった。
写真で見ているときはわからなかったが、その土器はとても大きくて、複雑な模様が描かれていた。

土器に土偶が描かれていたりもするが、中にとてもラブリーな土偶が描かれたものがあった。
表情などが妙にツボにはまってしまった。漫画のキャラクターみたいだった。

土器を見ていた人が、「これと同じものを手練りで作ろうとすると、とても難しい。だから、これはすごく技術が高い」というような話をしていた。
そうなんだ。昔の人って、実は陶芸の高い技術力を持っていたのね?

土偶見学後は、土偶展のグッズ売り場と、博物館の売店を閉館時間まで覗いていた。
何も買わなかったけど。


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