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親切なクムジャさん

2005-11-16 23:03:55 | 韓流
今日観た2本目の韓国映画は、「親切なクムジャさん」。

「復讐者に憐れみを」「オールド・ボーイ」に続く、パク・チャヌク監督の復讐三部作の最後の作品ということで、かなり前から期待して、封切を待っていた。
主役が、女性のイ・ヨンエという点も注目していた。

ところが、気が付くと私は口を開けて眠っていた。気を抜くと、ウトウトしてしまう。
一体、どれくらい眠って観なかったシーンがあるのか分からない。
これはDVD化されたら、もう一度レンタルして観るしかない。

そんなわけで、復讐三部作の完結編は、いまいち期待していたほど面白くなかった。
イ・ヨンエの演技の頑張りは評価するが、無実の罪をきせられ、復讐を計画したクムジャの気持ちに、いまひとつ近づけなかった。
やはり、カンヌでグランプリを受賞した「オールド・ボーイ」が一番か。

私が喜べたのは、カメオ出演したソン・ガンホとシン・ハギュンが、2人組の殺し屋で出てきたシーンだ。
私が大好きな2人のこのシーンだけは、見逃せないと思った。
この2人をペアにして出演させた監督の演出が嬉しい。

また、最後に同じくカメオ出演でユ・ジテが出てきたシーンもよかった。
そういう役でジテを起用するとは!と、やはり演出にニヤッとできた。

「親切なクムジャさん」は、重苦しいだけの復讐劇ではなく、残忍な中にもコミカルなシーンもある点は、面白くてよかったと思う。

私の頭の中の消しゴム

2005-11-16 22:27:56 | 韓流

仕事をしたくなかったので、映画が千円で観られる水曜のレディースデーである今日、会社を休んで、韓国映画を2本、観に行った。

1本目の「私の頭の中の消しゴム」は、泣く映画だと分かっていたので、あまり映画館で観たいとは思っていなかった。
だが、暇だし、お目当ての2本目の映画が始まる20分前に上映が終わるスケジュールになっていたので、ついでに観てしまうことにした。

先にパンフレットを買って座席で見ていたのだが、書かれてあるストーリーを読んだだけで、涙が出てきてしまった。
こりゃ、やばい。映画が始まったら、号泣かもと思ってしまった。

この映画の主演女優は、ソン・イェジン。
最初は不倫をしている女性という設定で登場するせいなのか、目の化粧が濃かったので、清楚なイメージのイェジンとは別人だった。
主演男優のチョン・ウソンと恋に落ちてからは、いつものイェジンの顔に戻ったので、安心した。
チョン・ウソンもワイルドだけど、妻想いの優しい男性を演じて、かっこよかった。

この映画は、日本のドラマ「ピュア・ソウル」をリメイクした映画らしいが、私はドラマを観ていないので、ドラマとの違いは分からない。
映画の方は、いくら私が6回も泣けるシーンがあっても、完ぺきとは言えない多少不満が残る映画でもあった。
ドラマの方は、もっと映画より完ぺきなのだろうか?

だが、若年性アルツハイマー病に襲われ、記憶を失っていく中にあっても、夫を愛し続けようとした妻と、そんな妻を見捨てずに愛し続ける夫との愛の物語には、感動した。観てよかった。