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遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

大草原の少年と大海原の民

2010-02-09 21:32:48 | たわごと
恩師「かわいそう」…協会の対応を批判(スポーツニッポン) - goo ニュース
しばらく朝青龍ネタばかりテレビで見せられましたね。彼の若かった頃の話や明徳高校の先生達のインタビュー等々・・・んで、見てて、はたと気がついたんだけど、10代で日本に留学した頃の彼を取り巻いていた日本人って、土佐人ばっかりなんだよね。親方も室戸の人だったっけ? 
たぶんね。最初に日本で暮らした土地が雪国や北国だったら、もうちっと周りに合わせないといけないとか、村八分は怖いとか、人目を気にしようとか学んだんじゃないかなぁ。土佐じゃ・・・あかんわ。「自分が間違ってるかもしれない」なーんて、誰も考えんもん。そういう意味では、モンゴル人とジャストフィットなんだけどね。惜しい。笑

ずっと前にも書きましたが、外国へ渡って格闘技でのし上がろうとする人たちに『品格』とかいう日本人にも意味不明なものを求めてはダメです。それを教育で身につけさせるなんてありえない。大相撲の親方衆は指導者または教育者としての適性があってなってるんじゃなくて、株を持ってるからなってるだけのおっさんたちです。むしろ品格から一番遠い人たちだからこそ、それを強く求めるのかもしれませんね。しかし、無い物ねだりもいいとこですな。もはや外国人なしで大相撲をやれないのだから、ルールとペナルティをちゃんと明文化した『契約』によって運営すべきです。日本文化にはいいとこもありますが、悪いところもあります。ちゃんと言葉にしないで、まあまあなあなあでやろうとするところは悪習でしかないので、改める必要があります。言わなくても分かるだろうではダメなんです。合わないやつは村八分にするんでは、なーんの解決にならない。日本人の村社会では恐ろしいことでも、最初から自分一人の力を頼んで生きている人に日本的な排除の論理なんか通用しませんよ・・・というか、そういうの彼らには理解できないんですよ。外国から来た若者を教育で日本人にするなんてできませんよ。
逆の立場になって考えてみましょう。あなたは10代から教育を受ければ、ロシア人になれますか?モンゴル人になれますか?ハワイアンになれますか?ブルガリア人になれますか?エストニア人になれますか?

今、彼はハワイにいるそうですね。海のない大草原の国から来たのに、なぜか彼は大海原とそこで暮らす人々と馬が合うのでしょう。少しほっといてやったらどうですかね。追っかけなくてもいいだろうに・・・・これ以上、彼の何を報道したいんだろ??

本日のお酒:鹿児島芋焼酎 薩摩の大地
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