遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

なんか急に動いてる

2023-12-08 23:59:35 | BIONEWS

晴れました。バイク日和。朝の風は冷たかった。
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今日8日(金)の天気予報西日本や東日本は晴れて穏やか日本海側も天気回復

明日12月9日(土)の天気予報
北日本や北陸は次第に雨 西日本から関東は暖かい(ウェザーニュース)

北陸 9日~10日に季節外れの黄砂飛来か 異例の暖かさも 北陸三県の初雪はいつ (tenki.jp)
明日は温いらしい。黄砂が来るらしいけど・・・そっちが一番きついな。
明日は今週受け取れなかった宅配を受け取りに配達所に行かなきゃいけない。それから取りに行けなかったスーツを洗濯屋に取りに行かなきゃいけない。んで、散髪でもするかな・・・・充実した週末になりそうだ。

なんか急に経済が動いてる。まあ、いい方なんだろうと思うんだが・・・・
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NY外為市場=円急伸、一時141円台日銀の政策修正観測で

米11月の雇用統計 就業者 市場予想わずかに上回る 堅調さ続く (NHK NEWS WEB)
原油価格反発、週間では大幅安 アジア需要の減退懸念で (REUTERS)
大きな心配は昨日大きく下げた原油価格だけど、いろんな要素があって簡単に方向感が決まるとも思えない。とりあえず円の価格が伸びてるのはいい。米国の雇用はしばらく大丈夫でしょう。先が見えてるのはこれくらいかな。

そもそもホモ・サピエンスのゲノムで最大の特徴は、他の大型類人猿が持たない強力なアルコールデヒドロゲナーゼの変異だ。このために、我々の祖先は果物や穀物を溜め込み美味しいアルコールを楽しむことを覚えた。酒が肉食を教え、富を与え、集団を作らせ、文化文明をもたらした・・・と、僕は思っている。
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日本人2段階で「下戸」に1万人ゲノム解析し判明

この大切な遺伝子変異をアジアで失った。モンゴルで9割型酒豪の遺伝子を持っているのに、黄河流域で酒に弱い変異が淘汰されずに残ってしまった。日本人の4割が酒に弱い情けない現状だ。幸い酒が弱くても十分文明を発展させられるとこまで人類は進歩していた・・・のかな? 
この記事は日本人が酒に弱くなるプロセスで2回の変異があったことをゲノム解析で見出した。

〈以下引用〉
アルコールは主に遺伝子「ADH1B」の働きでアセトアルデヒドという物質に変換され、さらに遺伝子「ALDH2」の働きで分解される。日本人では、この二つの遺伝子の変異による下戸の人が多い。
チームは、国際医療センターを含む五つの国立高度専門医療研究センターで保管されている9850人分のゲノムを解析。その結果、ADH1Bの変異は約2万年前、ALDH2の変異は約7500年前に増え始めたと推定された。

どんな酒でもそれを醸す蔵はその地域で裕福な家が経営していることが多い。近隣の農作物と優秀な人手を集めることができないと成り立たないからだ。僕がそれと肉食を結びつけたのは、アルコールを美味しく楽しむには炭水化物ではなく脂質とタンパク質の方が向いてるから。もちろん、肉じゃなくて魚でもいい。逆に肉や魚をあまり食べない文化圏(宗教圏)では、あまり酒を楽しまないように思う。肉や魚を安定的に得るにはちゃんとした「組織」が必要だし・・・。

地球が永遠不変だと考えるのはやめるべきじゃないか。
海の温暖化 「環境DNA」が映す魚たちの北上 (NHK NEWS WEB)
人類のゲノム解析は人間のDNA配列だけを調べればいいんだろうけど、環境DNAというのは調べたい湖沼や地域でごっそり水や泥や土をとってきて生物を分離することなくごっそりDNAを抽出して塩基配列を調べる手法で、その環境そのものを「生物」のように考えて解析するわけです。これを水産物の変動が激しい海域の「環境ゲノム」を調べて変化を観察するわけ。プランクトンだろうが、海藻だろうが、魚だろうが、一緒くたにしてDNA解析してしまう。この方が環境変化を丁寧にモニターできるという考え方。もちろん、これには膨大なデータ量をもって統計的処理をやらないと意味ないと思うんだけど、今からやり始める価値はあると思う。

本日のお酒:インドの青鬼 INDIA PALKE ALE + 立山 特別本醸造

コメント
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