赤色警報発令

今日は予定外の学生実験指導がありまして、それがうまくいったので良い一日でした。忙しくて明日の１限目の講義の準備がいまいちですが・・・。糖質のシリーズが終わって、明日から脂質なんですよ。めっちゃ、不得手なフィールドです。脂質は単純なようで複雑で奥が深いんです。

北京の大気汚染警報に初の「赤色」、警告に従わない市民も (REUTERS)
深刻な大気汚染で緊急措置＝市民生活に影響―北京市
日本語訳で「赤色」でして、中国語では「紅色」です。日本人にとって「紅」って、いい色のイメージしかないもんな。やっぱ、「赤」の方が危険が分かりやすいです。
北京では８日朝、微小粒子状物質ＰＭ２．５の濃度が１立方メートル当たり４００マイクログラムを超えた地域もあり（日本の環境基準の１１倍以上）、初めて「赤色警報」を発令。最高でＰＭ２．５濃度が１０００マイクログラム近くに達した１１月２７～１２月１日の汚染でも発令されなかったのですが、まあ、我慢できなくなったんでしょう。でも、屋外活動時間や車両利用制限などの警告に従わない市民も多くみられたそうです。こんなになっても皆で問題を解決しようとはしないんだから、ええ根性してるっすな。
中国経済の成長が鈍化してきたんで少しは空気がきれいになるかと思ってたんですが、むしろ安価な石炭の需要が増したのかもしれません。

今日、世界で一番の話題になったのは、このニュースでしょう。
「全てのイスラム教徒を入国禁止に」　トランプ氏が主張 (CNN)
コラム：米大統領選、不動産王トランプ氏人気上昇の理由 (REUTERS)
「全てのイスラム教徒を入国禁止に」彼がこの手の事を口にするのは想定内ですが、それでも世界の耳目を集めるのは、彼が未だに共和党の大統領候補選の中で有力だからです。そして、昔アメリカは似たような差別的政策をとったことがあります。戦中の「日系人強制収容」とか戦後の「赤狩り」です。現代の先進国がそんなんやれるわけがないんですが、でもトランプ氏のオバマ大統領に対する侮蔑的発現なんかは嫌な予感をさせるのに十分です。

んなわけで、これから明日のためにお勉強始めまーす。では。

本日のお酒：なし