年度最後の日でした。この日を最後に研究所を離れる人々が挨拶に回ります。二人の若者が午後に僕の部屋を訪れました。二人とも残念な形で去ることになります。不本意でしょう。僕よりもずっと若いのに・・・。
一人は全く意外な人でした。まさか辞めることにしていたとは驚きでした。彼のいた研究室はけっして業績がでないところではありません。何があったかわかりません。今さら尋ねても仕方のないことですし。
もう一人は博士課程の学生さんでした。博士課程は卒業が約束されていません。彼は最後まで自分を信じていたのでしょう。それがあだになりました。もっと素直であればと悔やまれます。
さよなら。
一人は全く意外な人でした。まさか辞めることにしていたとは驚きでした。彼のいた研究室はけっして業績がでないところではありません。何があったかわかりません。今さら尋ねても仕方のないことですし。
もう一人は博士課程の学生さんでした。博士課程は卒業が約束されていません。彼は最後まで自分を信じていたのでしょう。それがあだになりました。もっと素直であればと悔やまれます。
さよなら。