トピックス:「サステイナブルトレーニング(2)」
さて、本題に入っていこうと思う。「サステイナブル・トレーニング」とは、「持続可能なトレーニング(運動)」と言うことになる。「持続可能な」とは、あえてここで説明するまでもないと思うが、「ずっと続けていける」ということで、「いつまで?」と問われれば、「できるだけ長く」ということになり、私の場合は「死ぬ直前まで」ということになる。
20年、30年と同じようにトレーニングしていくことが可能であろうか?まあ、負荷が非常に軽ければ十分にその可能性はある。
例えば30歳のときに、「よし、これから毎日、腹筋10回、腕立て10回、スクワットを10回ずつ行っていこう!」と目標を立てたとき、内容的にはそれほど負荷が重いわけではないので、十分に、60歳、いや70歳まで続けていける可能性はある。
しかし、30歳にしてすでに、筋トレやランニング、または水泳など何でもよいのだが、ある程度追い込んで行っていた場合、それを60歳、70歳になるまで続けるのはどう考えても無理である。歳を取るにつれてだんだんと運動の負荷は右下がりになっていく。
特に上で挙げた運動要素のうち、「筋力」のみとか「心肺持久力」のみのように、ある1つの要素に集中してトレーニングを行ってしまうと、やはりある程度の年齢になると負荷の下がり方が大きくなるのではと考えている。
つまり、逆を言うと、運動にかけるエネルギーを1つの要素に集中させずにいろいろな要素に分散させてやれば、もちろんそれでも歳を重ねるにつれて運動の負荷は下がっていくが、「もしかしたら負荷の下がり方も緩やかになるのでは?!」と考えている次第である。筋トレや有酸素運動にプラスして柔軟性やバランス力などを付けていくことは非常に良いことでもある。
まずは、私が実行してこうと思う。すぐには答えは出せないが、20年後くらいにはその成果をお知らせすることができるはずである。では…。
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