ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2022-103 わらびざ「北斎マンガ」を観劇して

2022年10月17日 | 日記
先日、県民会館にて、わらびざ創立70周年記念作品
ミュージカル「北斎マンガ」を観劇してきた。

北斎とは雅号であり、本名は鉄蔵。
時は江戸後期。
32才から後半の半生を描いていた。
妻に愛想をつけられ一人者になった鉄蔵と
家族を失い生きるはりあいをなくしていたおこととの出会い。
一緒になって鉄蔵を支えていく。
日本一の絵師をめざす鉄蔵。波乱に満ちた人生が描かれていた。
戯作者の左七(後の馬琴)とコンビを組んでヒット作を飛ばすが
決して仲はよくはない。しかしお互いリスペクトしている。
生活は苦しく馬琴が援助したときも。
50才頃から売れ出したようだ。
シーボルトのめにとまり高額で浮世絵を買い求め西洋に広がった部分も紹介されていた。
長い間支えていたおことが亡くなり、
娘のお栄と旅にでて描いたあの「富嶽36景」
庶民が求めていたものと一致したのだった。
北斎の生き様がよくわかった演劇内容。
脚本・演出はマキノノゾミ
「新生わらびざ」という感じがして大変よかった。


わらび座も演劇界同様に、このコロナで厳しい状況で民事再生法の手続きに
追い込まれたしまったのだった。
東北の文化の拠点として何とか頑張ってほしいと思う一人でもある。



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