ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2022-8 盛岡の古町、三戸町かいわい。

2022年01月16日 | 日記
先人記念館では盛岡の古町シリーズを企画している。
今回は三戸町かいわいだった。
三戸町といえば、青森県に同じ三戸町がある。
ここはその町とゆかりがあるのだ。
なぜなら南部氏が1617年居城地を青森の三戸町から盛岡に移したからであった。
その時に移った人々が住んだ町なので三戸町と由来とのこと。
ただし、青森の三戸町は(まち)との呼び名で盛岡の三戸町は(ちょう)の呼び名である。
ちなみに青森の三戸町の名誉町民は「11匹のねこ」で有名なばばのぼる氏とか。
さてこの三戸町は~小路とつく通りがいくつかある。
ここは武士が居住していることを表す。
そこで武士は旧三戸町へ、
商人たちは西側の現在の場所である本町3丁目辺りに移ったのであった。
更にその西側に長町(今の長田町)できる。
そこには全国に知名度のある福田パン屋さんもある。
この街は明治、大正時代に創業した店があり今でも営業を続けている。
佐藤写真館、小田嶋旅館、星川魚店、五六堂ハンコ・印刷、川口印刷等。
そして1904年日露戦争で失明後、岩手の盲聾教育に尽くした柴内かいぞう先生が
1909年私立盲聾学校設立したその発祥の場所でもあった。
また石川啄木新婚の家も近くにある。

歴史に興味がある方々のいい散策コースでもある町である。
コメント
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