ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2022-4 三が日で読んだ1冊

2022年01月05日 | 日記
前々回で全国学力テストNO1の秋田HN村の少女の目標の感想を述べたが
誤解があったらいけないので訂正したい。

その地域の行政は30数年前、「ふるさとそうせい事業」で全国に一億円配布された時
教育に力を入れようと様々工夫したようだ。
無利子の奨学金制度、二〇回の無料塾、全国の図書館の四倍に当たる図書費等。
また学校では少人数学級等、それらの努力もあっての相関関係も無視できないと思われる。

さて2年続きでコロナ感染防止で新年会は中止。静かな三が日となった。
そこで読みたかった一冊を読破した。
その本は斎藤幸平の人新世の資本論だ

著名人からこの本へ
・作家の佐藤優
斎藤はピケテイを超えた。これぞ真の二一世紀の資本論である。
・音楽家の坂本龍一
気候危機をとめ、生活を豊かにし
余暇を増やし、格差もなくなる。そんな社会が可能だとしたら
・マンガ家のヤマザキマリ
経済力が振るう無慈悲な暴力に泣き寝入りをせず、未来を逞しく生きる知恵と力を
養いたいのであれば、本書は間違いなく力強い支えとなる。

環境危機と資本主義について。
富が一部に集中され格差が拡大されている中で
希望のある社会とは。

気候変動、コロナ、文明崩壊の危機。
唯一の解決策とは潤沢な脱成長経済だ。と本書では語っているのだが。


コメント
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