こんな日本の大手の新聞が伝えるくらいですから、実際はこの記事以上の悲惨なことになっていると思われます。
渤海、黄海がやばいということは、朝鮮半島もやばいです…
この汚染された物質が、日本まで漂ってくるので全く迷惑な話です。
おねがいだから、日本のせいにもせず、援助も言ってこないでね。( ̄ー ̄)/~~
【北京・大谷麻由美】
1日の新華社電などによると、中国国家海洋局が発表した「05年中国海洋環境質量公報」で、中国沿岸・近海の海洋汚染が「深刻で、楽観できず、一部は改善が難しい状況」にあることが明らかになった。
特に東シナ海での赤潮発生が深刻で、日本近海への影響も危惧(きぐ)されている。
公報によると、国家海洋局は河口、沿岸、海水浴場、近海、海上油田開発地区などを観測し、渤海湾、長江河口、杭州湾、江蘇省沿岸、珠江河口など経済発展の進む北部から南部までの大都市沿岸で海洋汚染が進んでいることが分かった。
特に▽電気メッキ▽医薬品▽化学▽染色▽皮革--などの産業が立地する地域で汚染が進んでおり、南部がより深刻だという。企業や自治体の汚染処理能力が低く、事実上、汚染物質の垂れ流しが続いているとみられている。
渤海、黄海、東シナ海、南シナ海で01~05年に発生した赤潮は計453回で、累計面積9万3260平方キロ。05年には82回の赤潮発生が確認され、経済損失は約7000万元(約10億円)に達した。中でも東シナ海が赤潮の頻発地域で、過去5年間の発生全体数の61%、発生面積の72%を占めている。
毎日新聞 2006年2月2日 17時27分 (最終更新時間 2月2日 18時08分)