poliahuの旅日記

これまでに世界41ヵ国をフラフラしてきました~ 思いつきで旅先を選んでて、系統性ゼロですが(^^;)

ラオス篇 その1

2020年05月24日 | アジア
久しぶりに仏像に癒されたいなぁ・・・と思ったのがきっかけだった。いつもながら、ザックリしてます
というわけで、2011年のスリランカ以来 4年半ぶりの仏教国へ旅立った。

7日間の旅だったが、前半を「その1」、後半を「その2」とする。
上の地図で示した➊~➌は、旅の前半に訪れた場所。また、以下に出てくる下線部の各都市に対応しています。

1 (バンコク経由) ⇒ビエンチャン (2015年12月27日)

真夜中に羽田を発った便では、3人席の真ん中に配置されてしまった・・・。さらにインナーの着込みすぎで汗ばみ、1時間おきに目覚めるというコンディション。
乗り継ぎ地バンコクに着いた時には眠気で朦朧とし、ベンチでコンクリの柱にもたれるようにしてウトウト・・・ 
荷物があるので爆睡はできなかったが、30分おきに時計を確認しつつ2時間。よく寝た~

乗り継ぐ便は離陸が遅れ、ビエンチャン到着は1時間半も遅れて12時半過ぎ。お寺は16時に閉まるので、あんまり時間ないなぁと半ばあきらめ
翌朝にはパークセーへ飛ぶいつもながらの詰込みスケジュールなもので 
ホテルに荷物を置くと、見たいものから先にと まずはワット・シーサケット【1551年建立当時の原形をとどめている古い寺】へ向かう。
ホテルから徒歩10分弱、ランサーン通り越しに見えるお寺。鮮やかな花はハイビスカスに似ているけど、何だろう?


下の写真は本堂。屋根の上の彫刻が可愛い



横の窓からのぞいた本堂の壁には小さな穴が無数に穿たれ、それぞれの中に小さな仏像が置いてある。
(本堂の中は撮影禁止なので、写真が他になくて・・・)


再び外に出て、本堂の外側を舐めるようにまわる。
おっ 素敵な扉を発見。仏像の顔が優しい。下で仏像を支えているのはハヌマーンか?




そしてこのお寺、私が最も気に入ったのは本堂を取り巻く外回廊の仏像たち。
壁に穿たれた穴に小仏像が置かれているのは本堂と同じだけど、おびただしい数の仏像が安置されているのだ。

しかも、その顔だちは様々。光背に蛇を持つもの、下向き目線のもの、直立のポーズをとるものetc。
これはインド系、ミャンマー系、日本系・・・と勝手に見当をつけ、見ていて飽きることがなかった。仏像って、癒されるなぁ




修復中の壁画がパステルカラー・・・今までいろんな仏教国に足を運んだけど、これは独特の色使いだなぁ・・・


出口で絵ハガキと切手を買った。私にとってはいつものことだが、10枚まとめ買いに売店の方は驚いていた。去り際にカタコトで「ありがとう」と言われた。えっ
入場券を買った若者には「カムサハムニダ」と言っている。どうやら国籍を見分けられるらしい。めったに日本人と気づかれない私を判別できるとは目利きだなぁ

隣りのワット・ホーパケオに入ったら、修復の真っ最中で拝観できないようだった。
飛行機のdelayでタート・ルアン【16世紀半ば、ルアンパバーンから遷都した後につくられた、仏舎利を収める黄金の塔。ビエンチャンのシンボル】はあきらめるつもりだったが、時間は15時10分。頑張って歩けば、閉まる20分前くらいにたどり着くはず。
約2㎞をひたすら歩き、closedの17分前にすべり込んだ。やったあ

一辺60m、高さ45mの塔は思ったよりも小ぢんまりとしている。天気がよければ もっと黄金が映えただろうなあ、ちょっと残念

先ほどのお寺と同様、回廊に沿って仏像が並んでいたが、こちらには仏頭が残るものはほとんどない。破壊された歴史を彷彿とさせる・・・
が、珍しく全身が残る美しい仏像があった。顔にはいくつも金箔の跡がある。信者の方々がお参りで貼っていくのだろう。ミャンマーと同じだなぁ、やっぱり陸でつながってるんだなあ、とつくづく。


往きの歩きで疲れていたので、どこかでトゥクトゥクをつかまえようと思っていた。門を出ると声をかけられたので、交渉に入る。3万k(キープ)と言われたので、2万kと主張。2.5万kはと提案されたので、じゃあいいわ、と背中を向けて歩き出す。ちょっと待って~ と追いかけて来たので、2万kでパトゥーサイまで乗った。ラオス初トゥクトゥク。風が心地よくてホッとする。
値切ったのでちょっと申し訳ない気もしたけど、降りる時にドライバーはニッコリ微笑んでくれた。 

パトゥーサイ・・・ラオスへの旅を思いたち、ガイドブックで写真を見た時から好きだった私。ランサーン通りの向こうに小さく見えた時から、テンションは上がりっぱなし。
パリの凱旋門をモデルにつくられた戦没者慰霊塔。確かに遠目には似て見えるけど、近づいていくとレリーフは仏像なんだよねぇ。不思議な感じ


塔の下に建つと、ヒンドゥー教の影響を受けたと思しき天井装飾があった。そういえば、さっきのお寺でもリンガやナーガを見かけたような・・・


塔の上に登ってみた。尖塔の部分にはブッダの頭が彫られている。

反対側は眺めがいい。ここだけ見たら、ラオスの風景とは思いつかないかもなぁ。

ちなみに、塔の中には売店があって様々なモノを売っていた。初日なのでブラブラ眺めるだけにして、さすがに買うことはなかったけど。
ガイドブックに「地方から出てきたラオス人が訪れる定番スポット」と書かれてたけど、まさに東京タワーみたいな感じ。

パトゥーサイからメコン川岸を目指して小1時間、のんびり歩いた。メコン川に沈む夕日を見るつもりだった。
ナイトマーケットがすでに始まっていて、それなりに人出もあった。人生初のBeer Laoを入手して川の見えるほうへ向かう。
20年ほど前、バックパック旅行ブームが日本で盛り上がったころ、ラオスへの旅をいざなう広告を目にしたことがあった。ビールを飲みながらメコン川を眺める、その宣伝が私には刷り込まれているらしい。ま、アルコール飲むのはいつものことか 下の写真、ビールがピンボケでごめんなさい。

一日中曇りがちだったので夕日は期待していなかったが、雲間から太陽が半分ほどのぞいていた。
飛行機の遅れで一旦はあきらめたタート・ルアンにも行くことができたし、13時半からという限られた時間の中で十分まわった。ささやかに満悦しながら土手に腰掛けていた。
ゆったり横たわるメコンに架かる夕日・・・
レンズに収めたものの、直に見る鮮やかさには遥かに及ばない。目の当たりにすることの尊さにいつもハッとさせられる。


川岸を後にして、目星をつけていたレストランへ日没前を急ぐ。一筆書き、半日足らずで去らねばならないビエンチャンの街を目に焼きつけるように。
通りすがりのホテル前に飾られたツリー、でも半袖の気候。冬にクリスマスを迎える日本人としては違和感があるが、ラオスは毎年こうなんだね。面白い


ラオス料理は辛いものが多いとの事前情報。個人的なことで恐縮なのだが、私は唐辛子にあまり耐性がないらしい。ミャンマーでつらい経験をしたので、以来hotなものだけは用心している。
フォーの野菜あんかけをチョイス。塩味ベースのあんは狙いどおり辛くなかった。正解


夕食後、晩酌用のビールを調達してホテルへ向かう。18時半過ぎ、すっかり日が暮れている。
下の写真は、道中で見かけた店頭。籠に入った果物はお供え用だろう。仏教国らしさが漂う。

シャワーを浴びて本を読んでいると、たちまち眠気に襲われる。そうだ、昨夜は機内であまり眠れなかったんだった・・・
眠りに落ちつつも、外から聞こえてくる叫び声が気にかかった。ケンカ?暴行? 23時過ぎまでやたらとうるさかった。
街のそこかしこがこんな状況なのか? 自分が泊まっている町はずれのホテルの周囲だけが騒がしいのか? 真相は不明。

1・3・2 ビエンチャン ⇒(パークセー経由)⇒ムアンコーン (2015年12月28日)

前日、怪しい英語でフロントにお願いしておいたタクシーはちゃんと来てくれた。渋滞もなく、15分ほどで空港に到着。
別れ際にラオス語で “ありがとう” と言ったら、ドライバーもニカッと笑って「コーブチャイ」。うん、いいねぇ。
感謝の気持ちは大事、この旅のあいだ使いたおそう

チェックインを済ませた後、2階へ上がる。離陸まで1時間半。
ホテルの朝食は8時からで間に合わなかったため、ここで腹ごしらえ。fishフォーをチョイス。
ベトナムのフォーが平たいのに対して、こちらは断面が丸く形は蕎麦のよう。ちなみに、メニュー写真で “つみれ” と思ったのはコンニャクだった。衝撃
白身魚はあっさりして美味 茶色いのは揚げたオニオンなのだが、いい味出してる。
辛くなくて嬉しいのだが、コショウが効きすぎかも そういえば、昨夜の野菜あんかけもそうだったなぁ。・・・ということは、chiliだけじゃなくてpepperも好きなお国柄なんだね


1時間強でパークセー空港に到着。ドライバーとガイドのQさんにすんなり会えて、100㎞離れたシーパンドーン【カンボジアとの国境付近40㎞にわたり4000もの島が点在する地帯】へ向けて南下。
ランチは不要と伝えたら、1時間余り走って休憩中に焼き芋(紫)をおごってもらった。
予定ではムアンコーンの宿へ送ってもらうだけだったのだが、車中でガイドブックをめくりつつ一か八かで、コーンパペンに寄ってもらえない?と聞いてみた。すると、20ドルでO.Kとのこと。もちろん快諾。う~ん、やっぱり現地手配が安いわ
というわけで、ムアンコーンを30㎞ほど通り過ぎて滝へ。駐車場から滝へ向かう途中、つい足を止めて撮影してしまう。だって、綺麗なんだもん。
が、ガイドさんはどんどん歩いていく。私の気配がないことに気づいて振り返るQさんに、ちょっと待って~と追いかける私・・・その繰り返し



コーンパペンの滝は、シーパンドーン一帯に数多点在する滝の中で最大規模なんだそうだ。落差はわずか15mだけど、幅は300mにも及ぶ。


イグアスもナイアガラもヴィクトリアも行ったことないから比べようがないけど、水煙をあげて ごうごうと流れている。
少なくとも、ビエンチャンを流れるメコン川はゆったりなのにね・・・場所が変われば見せる顔が変わるのねぇ。
この先(写真でいう左奥)はカンボジアにつながってるんだなぁ。地図上では理解してるけど、なんだか不思議


車窓の景色に目を奪われつつ、滝から30分でホテルに着いた。
モダンなオブジェ。蓮のモチーフが仏教っぽい。

ベッドの上で、なんと象がお出迎え。カワイイ


パークセーに降りた時からうすうす感じていたのだが、日射しがキツイ。さすが南部
というわけで、洗濯タイムに突入。ラオス滞在中2回は洗わねばならない計算だった。であれば、暖かい場所がうってつけ。
予想通り、12時間も干せばすっかり乾いていた。出国前のドタバタで粉洗剤が無く、石鹸を使ったので多少ゴワついてはいるが

うたた寝から目覚め、ぼんやりした頭で ここは本当にラオスだろうか?と現実を疑う。 
長年憧れつつも機会に恵まれなかった国にようやく来ることができた。こんなに嬉しいことはない

パークセーへ戻るバスのことは“ポンズリバーレストラン”で聞いてごらん、とガイドのQさんが別れ際に言っていた。
ガイドブック情報では私が泊まるホテルでも手配できるとのことだったが、チェックイン時にフロント周りを見渡してあきらめた。今はやっていなさそうだ。
件のレストランへは1.5㎞ほど川沿いを歩けと言われたので、20分くらいと目算し時計を見ながら歩く。奥に行けども行けども宿が並んでいる。
すると、“Pon's Riverside Restaurant”があった。Bus Ticketの看板も出ている。しかし、まだ10分しか歩いていない。しかも“サイド”?
自分の聞き間違いも視野に入れつつ、距離も怪しいのでとりあえず先へ進んでみる。
宿に宿、そして民家・・・子どもたちが遊ぶ空き地に、橋を渡ると行き止まりは門扉。たぶん邸宅?
というわけで、先ほどの場所へ引き返してみた。最初に通った時、看板を見る私と目の合った老婆に恐るおそる話しかける。
18時になったら来るよ、と言われた。ビンゴ
・・・な~んてやり取りしていたら、時間より早くそのオジサンがやって来たのだ。さっそくバスチケットを買う。8時か11時半の2択のみ、11時半を選ぶ。
やおらオジサンはコーンパペンに行くツアーを勧めはじめた。既に行ったと言うと、次はデット&コーン島のツアーに勧誘。もちろん興味あると言ったら、残念そうな顔をするオジサン。曰く、片道1時間半かかるそうだ。つまり、明日11時半に発たねばならない私は行けないのね。
不思議と胸はザワつかなかった。あくせくせずに、ゆっくり休めってことか・・・

ともかく翌日の動きが固まって、ホッとした。
横を流れるメコンに目をやると、素朴な丸木舟で漁にいそしむ人々が映る。静寂のなか、刻々と移り変わっていく景色はいつまでも見飽きることがない。





美しい夕景を愛でながら、先ほどのレストランへ入る。ガイドのQさんがおススメと言っていた、魚のココナッツソース煮を注文。
そして初の銘柄、Nam Khongビール。舟漕ぐラベルに、先ほど見た光景がオーバーラップする。
ココナッツソースはじんわりと辛みがあるけど、これならhot苦手な自分でも十分いける。おススメ情報はありがたいなぁ。
そういえばガイドのQさんは誰かに似てると思ったら、同僚だぁ・・・今さら気づく。


往きから気づいてはいたのだが、ホテルへの帰り道は薄暗かった。ポツポツと立つ街灯の間はかなり暗い。ここぞとばかりに懐中電灯を取り出す。停電用と思っていたが、こんな時に役立つとは。
レストランから10分の行程、時折後ろを振り返ってみたが何もない。身の危険を全く感じない夜道だった。

2・3 ムアンコーン ⇒パークセー (2015年12月29日)

ゆっくりと起き、メコン川沿いのテラスで猫とたわむれながら朝食。断然犬派の自分だが、ここの猫は人懐こくてテーブルの下にスルッとやって来た。もちろんパンくずが目当てなんだけども、可愛いものはかわいい
ラオス初のパン 旧宗主国フランスの影響が強いんだなぁ。そーいえば、エチオピアにパスタが根付いてたしなぁ。もたらした人が去っても、美味しいものって生き残るんだね、恐るべし


チェックアウトした後、ピックアップまでの1時間余り、川沿いのテラスで葉書を書く。
朝の光に照らされたメコンは昨夕とは異なる輝きを見せる。遠くから鐘の音・・・
どうやら対岸のお寺からのようだった。動画なら記録できるかな、と思うあたりが我ながら俗っぽい


本来は昨夕のレストランに集合しなければならなかったが、朝食をとっている時にオジサンに偶然会い、ここで待っていればいいと言われたのだ。ラッキー
ところが、11時45分を過ぎても迎えが来ない。忘れられたんじゃないか?、10分歩いてでも皆と同じように集合すればよかった・・・1人だとこういう時に心細くなる。
と、予想しない方角から男性が来た。“taxi”だと言うのだが、なんだか人相が悪く見えてしまう(ゴメンナサイ) ついて行っていいものか
“支払う必要はない” “パークセー”という言葉を信じて細い通路を進んでいくと、大通りに出た。欧米人たちを乗せたソンテウ【荷台に幌をかけてベンチを設けたトラック】が停まっている。アレだ 
8人掛けの座席は自分が座れるのかと思うほど満杯に近かったが、ベンチに30cm隙間をあけてくれたので、お尻をねじ込む。
下の写真は、降ろされた時に撮影。Beer Lao(黄色いケース)と一緒に運ばれる自分・・・面白い

小さくなっていくムアンコーンの街を荷台から眺める。
途中通った橋。タイヤが乗る部分に工夫して、ガタ揺れを防いでいる。賢いな~

橋を渡ってコーング島を抜け、少し進んだ所で降ろされた。バスに乗り換えるため、30分待つ。
やって来たバスは既に多くの人で混んでいた。空いていた最後部の窓際に座る。揺れるからか、みんな避けている。まぁ、滑らかな道ではないけど、エチオピアに比べればね。そして、車酔いしない身体に産んでくれた両親に感謝
私たちが乗って2時間、人を降ろすことはあっても乗せることなく、バスは休まず走り続けた。車内にはラオスの音楽(たぶんポップス)が流れ、さながら「世界の〇窓から」なのだった。


パークセーのどこで降ろされるのか気にはなっていたのだが、last stopと言われたのはこれといって目印のない場所。中心部の近郊には違いないだろうけど、観光のかの字もない街中。ツアーの人たちは迎えが来るみたいだったけど、私は違うってアピールして、たまたま通りかかったバイクタクシーにホテルへ連れて行ってもらった。ものの10分にしては高かった気もするけど、この状況ではやむを得まい。

ラオス3軒目にして、素敵なホテルにあたった。
ロビーのテーブルの上には、綺麗にアレンジされたお花が。たった3日にして、ラオス人のアレンジセンスに惚れ惚れ

そして、ホテルのトラベルエージェンシーで翌日の旅のアレンジをお願いした。50㎞南、チャンパーサックの世界遺産を訪れる予定だった。
色々選べたなか、ガイドなしのトゥクトゥクを半日依頼して54ドル、まぁそんなものか。

翌日のことが決まったので、郵便局を目指して街へ出る。切手を追加せねば。ポストカードがあれば買いたいし。
郵便局は官庁街の一角にあって、道すがらプルメリアが植えられている。ほのかな香りに癒されつつ、1㎞ほど歩いた。
【コーンパペンの滝の箇所で既にプルメリアの写真を挙げているのだが、後から調べたらラオスの国花だった
道中見かけた学校の様子。紺色のスカートまたはズボンが制服なのかな。

これまた途上で見かけた厨子(中には小さな仏様が鎮座している)。ラオスでは店先にお祀りしているところが多かった。日本でいう神棚みないたものかなあ?


郵便局のInternationalポストにハガキを2枚投函してみた。ルアンパバーンからの方が早いかもしれないけど、一期一会ということで。
真っすぐ部屋に帰るには時間が早いので、わざと大まわりしてパークセーの中心街をブラついた。
明日の夕方にはルアンパバーンへ発つ。チャンパーサックから戻った後と合わせても、そんなに時間があるわけでもない。
地図を見ずしてなんとなく歩いていたら、ホテル付近にたどり着いた。パークセーは第3の都市だとガイドのQさんが言っていたが、郊外に住宅が広がっているのだろう。中心部はそんなに密ではなく、シンプルだ。

今夜のディナーはホテルの屋上レストランに決めていた。18時少し前に行くと、遠くにメコン川が見えた。予約なしで訪れたのでベストな場所には座れなかったが、見えるから良しとしよう 
下の写真、手前の大きな建物はショッピングセンター。

辛くなくて、野菜がとれるという理由でパッタイ(ベジタリアン)にした。

アルコールはカクテルと迷った末、赤ワインのデキャンタにした。ハウスワインなのだが、ブラインドではカヴェルネ・ソ―ヴィニヨンだと思われる。
これが素晴らしい状態なだった ワインにこだわっている日本のお店と遜色ないレベル。こんなに暑い国なので、丁寧に保管しているに違いない。
そういえば、ワインリストのシャンパーニュはTAITTINGER【1734年創業、フランスを代表する老舗シャンパンメーカー。フランス大統領主催の公式レセプションで提供される】だったな。食事処としてだけではなくバーとしても推しているお店だから、品揃えに力を入れてるんだね、きっと。
ここまで言っておきながら、写真撮ってなくて残念 まさかブログやるとはなぁ・・・いつもの独り言

★ 中締め ★

いつもながら、中途半端な幕切れ
今回の旅は、東南アジアを扱っている旅行社に日数と行きたい場所を伝えてアレンジしてもらった。想定よりも見積額が高かったので、提案してもらったプランの中から削れるものをそぎ落としていった。その結果、当初案内付きだったシーパンドーンは空港出迎え以外は現地自己手配となった。コーン島&デット島にまわれなかったのは自分の下調べ不足、痛恨のミスである。きっと10年前の自分だったら、悔しくてたまらないだろうと思う。しかし。
自己手配にしなかったら、メコン川の移りゆく景色を眺める時間的余裕はなかっただろうし、ソンテウでビールと一緒に運ばれることもなかった。楽しかったからいいか、と自己満足に浸る現在の私であった
さて、旅の後半は2つの世界遺産「チャムパーサックの文化的景観にあるワット・プーおよび関連古代集落群」と「ルアンパバーンの町」を訪れます。お楽しみに~





















 






























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