散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

仕事納めの日(3)

2021-12-28 21:59:07 | 食べ歩き
せっかく街中に出てきたのだから、もう一軒行きたくなったのだろう。しかし、どの店もなかなかの賑わいで、行くところが定まらぬまま、狸小路を西へ歩く。かなり人通りが減ってきた辺りで、小腹も空いてきたのでここに飛び込んでみることにした。



昔ながらのラーメン屋さんという感じの店だが、あれれ、ちょっと業態変更したのかな? 台湾料理のメニューがある。



とりあえずレモンサワーを注文。キムチ+クリームチーズの通しがついてきたぞ(あんまり要らないんだよね)。

 

小腹をなだめようということで、ルーロー飯を注文。多分、初めて食べるかも。



中華風香辛料の効いたルーロー飯はなかなか美味かった。但し、これが私の求めていたものかと言われると、疑問が…。
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仕事納めの日(2)

2021-12-28 19:57:14 | 飲み歩き・すすきの周辺
北24条からすすきのに移動し、久しぶりになるバーに行こうと思ったが、外からのぞくと見るからに満席なのである。やっぱり今日は仕事納めだからなあ、出てくる日を誤ったかしらん。

ということで、その後で行こうと思っていたバー「N」へ。こちらは何とか席が確保できたが、かなり酔った5人組が来ているということで、やっぱりな~という感じ。バーに5人で来ちゃいかんよね。

1杯目は今年を締めくくる可能性も考え、いつものアクアビットモスコミュール。これがさっぱりするのだ。



2杯目は一応ディタ入りカクテルシリーズの最終回ということで、グレンドロナック12年+ディタ+グランマニエのカクテル。家で買って飲んだウイスキーの中で、しみじみ良かったのがグレンドロナック12年だったのだ。但し、カクテルにすると少々爽やか目に仕上がった。



3杯目はザ・エッセンス・オブ・サントリー2019リッチタイプ。山崎のモルトを使用したのと、熟成樽(ホワイトオーク、杉、シェリー、ミズナラ)に凝っており、濃厚さと木の香りが目立つウイスキーである。なかなか値段もリッチなウイスキーだったのね。



結構酔っぱらってきたのと、まだまだ客が来そうなので、席をお譲りして帰ることにしよう。
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仕事納めの日(1)

2021-12-28 18:23:22 | 飲み歩き・札幌市内
今日は一般的には仕事納めの日である。私はギャラリー巡りから、本屋さんを経由して北24条へと移動。いつもの焼鳥「T3」に向かったが、早くも先客1名ということで、普段とは逆サイドのカウンター席端っこに座る。

1杯目はビール、通しはポテトサラダとミニ生姜焼き、この店特製の煮込み(鳥皮入り)と嬉しいラインナップだ。



2杯目はハイボール、そして焼鳥6本を頼もう。いつものおまかせ通り、左から豚串、鶏串、砂肝、ハツ、つくね、レバというラインナップだ。これが和むんだよね。



今日はマンガを読みつつ、3杯目に玉乃光を注文。



冷奴に三升漬けというのが良いと思ったが、さらに先客がやたらに誉めていた、なめこを添えてもらうことにした。



三升漬けは豆腐と合わせると、ちょうどいいくらいのピリ辛加減である。これ自家製だが、マスターは辛いものが食べられないので味をみたことが無く、ママが作っているのだそうだ。いや、初めて知ったよ。

そしてなめこは湯掻いてから出汁醤油に漬けたものらしい。これも豆腐に合わせても、そのまま食べても良い。つい「美味いですねえ」と声を上げると、先客が我が意を得たりとばかりに、こっちを向いて頷いた。

ここまでで仕事上りの客がどんどんやって来て、カウンターは満席となった。それにしてもこの店は常連圧が強い。私も38年ここに来ているのでなければ、とても耐えきれないかも。

少し酔って、マスターに年末の挨拶をしたところで、次に向かうことにした。今日のこの店も長く盛り上がりそうだ。

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20211228ギャラリー巡り

2021-12-28 15:49:16 | 美術・アート
本日は芸森→アートスペース→500m→大丸の4か所。

悪天候のニュースも多いが、札幌は落ち着いた天気である。



地下鉄を乗り継ぎ、結構な混雑のバス(芸森入口で降りたのは2人)で芸術の森へ。



■札幌芸術の森美術館「佐藤武」。ちょうど私の入場のタイミングで数名の人が入ったためバタバタしたが、総じて静かに落ち着いて鑑賞ができた。
「[風景]」:1965年、最初期の作品。こんな画も描いていたのね。



「冬の空」:千歳出身、石狩にアトリエがあるということで、まさに北海道らしい風景なのだろう。



そして、インド・ネパールの旅をへて、作風が大きく変わる。

「時」:文明はいつか滅んでいく。その滅びへの決定的な瞬間を描いた作品。全ての時が止まったかのように描かれているため、破壊があっても極めて静かな雰囲気に満ちている。



「雨あがり」:いや、滅びには決定的な瞬間などなく、永遠に続くものなのかもしれない。



「時空の果てII」:いや、永遠に続くものなどない。空には「死線」が現れ、向こうの世界が存在するのだ。宇宙そのものがビッグクランチをへて、ビッグバンへと流転するのかもしれない。



「最果ての地II」:しかし「死」が訪れてなお、新しいものが沸き上がってくるのだろうか。



「「警告」この水は飲むことは出来ません」:「最果ての地II」では新しい命が沸き上がってくるように見えたのだが、2021年のこの作品で不吉なメッセージが残された。三又に分かれた水は何を意味するのか。安易に生命の賛歌を見て取ってはいけないのか。



ついつい妄想ストーリーが沸き上がってくるような展覧会と作品であった。この作家が最後に描くものは、「生」なのか「死」なのか。



■北海道文化財団アートスペース「すずきまいこ 個展「となりのくまたち」」。そう、今日は平日なのだ。このギャラリーも開いているが、私はドニチカキップを買えず、地下鉄専用1日乗車券で移動中。

「クマから見たトーヤ湖」:形にも色彩にも力感がある。



絵付け皿も展示されていた。



■500m美術館「せんと、らせんと、」。6人のアーティスト、4人のキュレーターと書かれている通りの企画展。
四方幸子(キュレーター)、是恒さくら(アーティスト)「汀線の唄」:鯨をテーマにした作品。



長谷川新(キュレーター)、ピョートル・ブヤク(アーティスト)「(作品名不詳)」:複数の作品名がまとめて書いてあるので、申し訳ないが次の作品がどのタイトルなのかが分からなかった。死や孤立を思わせる展示であった。



柴田尚(キュレーター)、モーガン・クエインタンス(アーティスト)「今はどう? これからどうする?」:二つの質問に22名の人が回答となる写真を寄せた作品。写真のストーリーはインターネット上にあるということで、見る気がしない。デジタル世界と現実世界の融合はこの先も行われていくのだろうけれども、年寄りは見る気がせんよ。



柴田尚(キュレーター)、マリット・シリン・カロラスドッター(アーティスト)「火の鳥」:スウェーデンの先住民族サーミとイラクのクルド民族をルーツとするダンサーなのだとか。



飯岡陸(キュレーター)、進藤冬華(アーティスト)「絡まりと閃き」:アートに関する考察が記されている文章の展示だったので写真は無いが、「北海道に暮らすと、学校で学んだ日本史を共有できない感覚がある。教科書の中で起こった出来事はほとんどここでは起こっていない。対岸で起きたできごとのように思える」(引用)。これ、北海道の人にかなり共通する感覚ではないだろうか。以前、香川県の飲み屋に行ったとき、客が平氏と源氏の話をしていたのに驚いたことがあるが、北海道ではそのようなことは起こらないのではなかろうか。

■500m美術館「500メーターズプロジェクト008×斉藤幹男「おこもろいな」-そんなこともあったね-」。「おこもろいな」は「おもい」と「コロナ」を組み合わせた造語だそうだ。

確かにいろんなことが中止・閉鎖の憂き目にあった。なぜ、オリンピックだけが開催されたのかは未だに理解できないが。



色々なものに「不要不急」のレッテルが貼られた。アートもその一つかもしれないし、飲食店の扱いは酷かった。さらにパチンコ、ライブハウス、カラオケへの仕打ちは、今振り返ってみると不当ではなかっただろうか。



今年のギャラリー巡りはこれで終わりかな。
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年末の昼飲み(2)

2021-12-28 12:20:53 | 飲み歩き・大通周辺
先日、札幌駅の大混雑に負けたのだが、今日は狸小路の「L」に立ち寄って行こう。11時開店だとばかり思っていたら、11時半開店で、歩いて時間をつぶした後に1番目の客として店に入る。4人がけのテーブル席に着席。

久しぶりに狸小路店にやって来たが、私の背後には「大正3年 開業当時の姿」という写真があり、隣のテーブルの背もたれにはステンドグラス風の装飾がある。





それでは期間限定の特別醸造ビヤホールスペシャルを注文しよう。「銀座ライオン」監修で作ったものだそうで、少しワイルドな苦みがある。



おっと、慌てて注文してしまったが、狸小路店にはこんなセットがあるのか。ま、次回試すことにしよう。



ということで、つまみはジャーマンポテト。これはいつ食べても美味いやつである。



そしてパセオ店では見かけなかった、低温調理のローストビーフというのを頼もう。



普段の一人用つまみよりは値が張るが、少し厚めのローストビーフが6切れとボリュームがなかなかある。これ、いいんじゃない?

2杯目のパーフェクト黒ラベルは泡のクリーミーさが際立っている。



ちょっとメニューが違っているところが良かった。また来よう。

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