散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

久々のあら汁

2021-12-18 16:10:49 | 飲み歩き・大通周辺
今日の1食目は朝食兼昼食で少し時間が早かったため、夕方、一杯いけそうな気分になってきた。ということで、久しぶりに狸小路の「L&U」へ。ちょうど谷間の時間帯とあって、カウンター席はガラガラだ。私はテレビが見づらい方の一番奥に座ったが、テレビを見やすい列の方が人気らしく、誰も寄ってこないのである。

札幌の最高気温がマイナス4℃とさすがに寒かったので、菊正宗の燗酒(大)でスタート。通しは1皿盛り放題だが、少し控えめにチキンフライ、スパサラ、ザーサイの和え物を持ってくる。



たっぷりある燗酒を飲みながら、あまりボリュームのあるつまみは食べられないので、刺身でも頼むか。本日お勧めには、根室産銀かれいと羅臼産そいがあったので、銀かれいを注文してみた。



うーむ、鮮度も申し分ないのだろうが、これはちょっと脂の強すぎる感じだね。まあ、昨今はこういうのが好まれるのだろうなあ。

そしてコロナ禍でしばらく中断していたらしい、この店の名物あら汁(無料)を久々に頂くことにしよう。



一味唐辛子を振って食べると、魚のあらがたっぷり(小骨もたっぷりだが)、野菜もトロトロ、程よい脂がでた味わいになっている。骨の部分にコブがあったから、鯛のあらをかなり大量に使っているな。上品かつパワフルでもあるあら汁をつまみに、酒を飲みほした。

メニューを改めてよく見ると、ありとあらゆる酒のつまみがあるし、実際に頼んでいる人がいたが、鍋物(石狩鍋、豚キムチ鍋、あんこう鍋)も1人前から頼めるのである。腹が十分に減っていれば一人鍋も良し、軽く行くなら冷奴でも良いんだよなと、次回の妄想を膨らませて終了。



もう疲れた。帰りましょう。

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20211218ギャラリー巡り

2021-12-18 14:56:37 | 美術・アート
本日はエッセ→大丸→東急→赤レンガ→DoBox→さいとう→スカイホール→三越→らいらっく→富士フイルムの10か所。

一昨日から一転、雪の積もった中を出発。



街中や大きな通りはともかく、中小路や歩道は歩きにくい。荷物が多かったせいもあり、地下鉄駅から離れたギャラリーにはなかなか行く気にならなかった。


→それでもこの歩道は一回除雪してあるね。

■ギャラリーエッセ「絵を描かなくても食べていけます」。派手さはないが、それぞれ特徴のある4名の絵画展。

■大丸画廊「~snow story~ 紅露はるか 日本画展」。年の瀬に(年末感がまだないが)こういう物語的な作品をゆっくり見るのは悪くない。

赤レンガテラス眺望ギャラリーで、雪の量を知る。もちろん、外には出られない。



■東急プレミアムスクエア「昭和の漫画家作品展」。購入しようとは思わないが、私にとっても懐かしいマンガ家の原画、色紙、セル画などが展示されている。過去、この催しは見に来る人が多い印象だったのだが、今回は私以外には一人しか観覧者がいなかった。

街中のビルで、古めかしい仕掛けを発見。



ずっと降っていた雪も昼頃には一度やんだ。しかし、その後も断続的に降雪が続く。


→左側に映っているビルからは、落雪が頻発。非常に危ないので注意してほしい。

■さいとうギャラリー「みもと個展 ちいさな循環」。学生の作品ではよく見かけるパターンでもあるが、私好みの細かい迷路的な描き込みによるペン画展。「地底都市」のカラフルさや、マジカルな「やきとり」が面白い。

■らいらっくぎゃらりぃ「椎名澄子・小さいうた」。かくれんぼをしていると思われる壁に向かって立つ子と、ベンチに腰掛ける2人。寒そうな手には落ち葉が乗せられており、少しでも暖を取る役に立っているのだろうか。晩秋を思わせる作品だが、今日の札幌はいきなり真冬だ。

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定例的な検診の日

2021-12-18 10:53:49 | 食べ歩き
今日は3か月に一度の定例検診の日である。8時前に家を出て、8時半前に病院に到着。ちょっとフライング気味に受付をしてもらったが、私の診療科では2番目の着順となった。今日も早く終わりそうだ。

検査結果が出てから問診などがあり、処方箋を出してもらう。今回も大きな変化はなく、薬を飲んでいる限りは正常体なのであった。処方箋をもって薬局に行くが、昔に比べると調剤がはるかに早くなっており(半錠の処方があるので、面倒なんだと思うが)、10時よりかなり前にすべて終了。

本屋さんも飲食店も開いておらず、しばし札幌駅付近を歩いて時間をつぶす。10時になり、いつものイタリアン「SZ」へ。ここはいつも驚くほど早くから客が入っているのだが、今回初めて自分が1番客になってしまった。久々に来たので、新メニューが若干増えており、しばし注文を考える。

1品目は新作、ほぐし辛味チキンのシーザーサラダ。腹が減っていたので、具の多いサラダは悪くないが、パンを砕いたもののサイズがちょっと大きくて、食感を乱しているような気もする。もちろん赤ワインを注文(午前10時過ぎから…)。



途中から、オリーブオイル、ホットソースを使って味の変化をつける。粉チーズかと思って持ってきたものは、シチリア産海塩だった。私の場合、あまり塩気を利かせるのは良くない。



次はド定番、柔らか青豆の温サラダ。昔は「豆なんか食ってられっかよ」と思っていたが、意外とハマるメニューである。これもホットソースとの相性が良いね。



締めはピザかパスタか、いや肉料理かと思ったが、思ったより満腹感が出てきたので、軽めにミニフィセルと熟成ミラノサラミのサンドイッチペアにすることにした。最初はサラミを単純にはさみ、次はオリーブオイルかけ、最後はホットソースかけの3パターンを試す。これはホットソースより、オリーブオイルの方が良さそう。





ということで、昨日の夜からの空腹がやっと収まった。いつもお世話様である。
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20211218最近読んだ本

2021-12-18 09:27:14 | 読書
■「ブラッド・ブレイン1」小島正樹
「闇探偵」なる死刑囚に犯罪の謎を超法規的に解いてもらうという話。次巻もちょっと読んでみたい。

■「探偵は御簾の中」汀こるもの

■「災厄」周木律
四国で突然発生した住民の大量死。果たして原因はテロか感染症か。日本政府の迷走が(現実張りに)始まる。

■「暗黒空間突入 ペリーローダン654」ヴルチェク、マール

■「シャーロック・ホームズたちの新冒険」田中啓文
「トキワ荘」を舞台にした作品、「明智小五郎vs明智光秀」、「2001年」+「黒後家蜘蛛の会」、そして別世界のシャーロック・ホームズもの。ミステリ愛満点の実に楽しい短編集。

■「慟哭は聴こえない」丸山正樹
シリーズを通じてろうあ者の問題が取り上げられたミステリ。「静かな男」は素晴らしい傑作短編だ。

■「O.tone Vol.158」
酒場特集。

■「SF翻訳講座」大森望
私はもちろん翻訳をする気もないし、海外SFをかなり読んでいながら、訳者に対するこだわりもそれほど持っていない。それでも興味を引くところの多いエッセイ集。
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